学生時代の9人の仲間との『同窓会』に参加するため、
4月初旬、北陸石川を訪れました
卒業から約半世紀、去年の春、思い出深い渋谷で再会し、
元気なうちに 夫々の郷里持ち回りで同窓会をやろう ということになり
その手始めに名乗りを上げたのが 石川の友人でした
しかし、元旦にこの地を襲った大きな地震
少し日をおいてお見舞いと「今回は見送ろう」と伝えると、
「ぜひ来てくれ! それが復興につながる 必ずやるから」と言う
たしかに 安易な自粛はかえってマイナスだ
永年、地域の産業振興にかかわってきた彼らしい
友の思いに応え、北陸新幹線「はくたか」に乗り、
開業したばかりの加賀温泉駅で降りて片山津温泉へ
友が用意してくれた宿は、目の前に柴山潟、遠くに白山連峰を望む “湖畔の宿”
風光明媚とはまさにこのことか
久々の温泉に浸かり、北陸の海の幸を味わい 地酒を楽しみながら、
気の置けない仲間どうし大いに語り合い、旧交を温めることができた
友人の家は、震源地からやや離れていたとはいえ、
少なからず被害を受け、かなり大変だったらしい
そんな中、幹事役を務めてくれて感謝しかない
翌朝、朝餉をいただきながら聞いた仲居さんの話では、
柴山潟のシンボル 大噴水も壊れてしまい 復旧は難しいらしいとのこと
あちこちに震災の爪痕があり、復興には まだだいぶかかるだろう
帰りがけに望む霊峰白山は凛として美しく 悠久の時を超えるその姿は、
立ち直ろうと頑張る人々の営みを見守っているようにも見えた
今度は千葉に来てもらおう どこにしようか?
そんなことを考えながら、友のふるさと北陸石川を後にしました
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Posted at
2024/05/27 20:57:32