痛車制作業者選択篇（長文乙）

どうも、○投げ歴６年の中堅痛車乗りのラン姉さんです。

業者打合せ篇に入る前に、○投げしたいけど何処に頼めば良いのか判らんって人が多いと思うので自分の知ってる範囲ではあるが業者選択する際のポイントを幾つか書いておきます。

まず日記に貼ってある懐かしい画像をご覧下さい、この業界に居れば誰でも知ってる案件です。
日本中に何千台存在するか判らん痛車ですが真っ白なのは両手で数えられるくらいじゃないかな。
権利者に「嫌な存在」って思われたらいつ消えてなくなるか判らん業界ってのを今一度認識しないとね。

日本人なら日本人らしくローカルルールに沿って上手く生きていこうZE☆彡

他作派に取って業者選択は自身の痛車の完成度に直接影響してきます。
日記を書くのにちょっと「痛車業者」検索したら凄い数の業者が・・・、正直何処がいいのかなんて検索結果からじゃ判らんね。

値段や連絡先、施工例などはネットに氾濫する情報からでも得られる事もありますが結局は絵師さんとのコネクション作りと一緒で結局は既存オーナーや業者担当者とのコミュニケーション能力が重要になってきます。
他作派はどの工程でも他者とのコミュニケーション能力ないと理想の痛車は作れないっすよ。


業者名は敢えて書かないけど「噂」の真相ってか話の裏表でもw

関東圏でボッタクリ業者として良く数社の名前が上がってきますがそこへ依頼するユーザーは多いです。
それは高いのに理由があってヲタの習性として付加価値を見出せば幾らでも金を出すってのがあるのでやって行けるんでしょうね。
シート素材代金なんてネットで調べれば大抵判ります、またこの部分で業者が儲けをノセテ来る額はタカが知れてます、実際ステッカー其の物の代金なんてどの業者でも変わらんです。


何で大きく値段が変わるかって言ったら「デザイン」「施工技術」「ネームバリュー」「メディア露出」だと思います。


「デザイン」に関しては正直車両に合わせたデザインが出来る業者は全国で２～３社でしょう。
痛車専門業者でデザインまで出来る業者は「ない」と断言してイイ、だからこそデザイン出来る業者が重宝され高額でも依頼者が居る。
車好きな痛車乗りはこの手の業者へ依頼するメリットがありますが、作品好きから入った痛車乗りからは理解されない「高い」だけの業者と言えるでしょう。


「施工技術」に関しては昨今メディアの進化で素人でもそこそこ貼付けが出来ちゃいますが、やはり経験値や技はプロには及びません。しかし完成後のクオリティの差は微々たるものです、プロが１００点なら素人でも８０点くらいでしょう。コダワリの域なので剥がれなければ良いってレベルだと「高い」だけの業者と言えるでしょう。


「ネームバリュー」に関してはそのショップへのユーザー数の多さによる仲間意識連帯感や有名どころで施工したと言う満足感、制作例からどんな仕様で仕上がるのか事前に判るメリットがあります。同じ業者製だとやっぱイベントで話も弾みますしね。完成度とはまったく関係ない部分ではありますが業者は名前を売る為に過去にお金や時間を費やしてます、その回収費用を新規の依頼者が持つ形ですね。
烏合の衆に加わる気がない人からしたら「高い」だけ業者と言えるでしょう。


「メディア露出」に関してはWeb及び紙メディアにそのショップが強いパイプを持っているかどうかです。単独で見れば完成度も高く目立つ痛車が他にあったとしても全国各地に何千台もあるんですから「声の大きい」人の車だけが取り上げられる事になるのは仕方ない。
タダでは他人は動きませんメディアとのパイプ維持に費用が発生します、それを直接施工料金に掲載料として加算する業者もあるだろうし、技術料にこっそり含んでる業者もあるでしょう。
露出にコダワリがない人からしたら「高い」だけの業者と言えるでしょう。


予算との兼ね合いで安く上げるなら「高い」部分を自分のやりたい事とすり合わせして排除していけば望む金額で望む仕様が出来あることでしょう。

業者へ問い合わせするときにズバリ上記４点のどこに重きを置いて商売してるのか聞いてしまうのが完成したときのイメージの差異に心傷めなくて済みますよ。

安く上げる具体的な思考としては、車両のイメージやプレスラインなど気にしないでショップお得意の判子仕様にして、施工の難しい部分や技法は元デザインの段階で排除して、無名の業者へ依頼して、雑誌掲載は諦める方向で完成さる。
その上で雑誌には乗りたいけど完成度はどうでも良いってなら「メディア露出」部分に予算を回せば良いし、雑誌とかクソくらえ自己満足追求するってなら「デザイン」「施工技術」部分に予算を回せば良い。

ちょい前では考えられない値段ですが５０万スタートでアッパーは１００万越えが今の痛車の普通です。


※過去分含めて一連の日記は自作派の作法や考え方や費用、同じ他作派でもデザインや施工を自分でやるって人のことは一切考慮してませんのでその点誤解なきようお願いします。「○投げで痛車作る方法」限定の話です。
※トラブル防止の為にもコメントする際に具体的なショップ名は書かないで下さい、たとえそれが良い点であっても価値観の違いでそうは思わない人もいます。