【その２】運転席ドア開閉時の異音調査・処置【忘備録】

前回、KUREのラバープロテクタントを塗布して、運転席ドア開閉時にドア側のゴムとボデー側のゴムがこすれるために発生する「キュイキュイ」とか「ブブブブ」という音を消しましたが、まあ、大方の予想通り、潤滑しているもの(私の場合はラバープロテクタント)が表面から無くなってきたら、再発してしまいました。みんカラの先達の記事に「対策品がある」との記載を見つけ、自分でも取り付けようと、部品番号調べたところ、やはり自分のクルマの年式に使われている部品番号と違う部品番号があることが分かり、早速注文しました。
この写真のボデー側、フェンダーパネル裏側のドア側についているゴムの細長い板状の部品です。

写真の左側が対策品です。対策前品番が53827-30080、対策後の品番が53827-30130となっています。部品名は「ﾌﾛﾝﾄﾌｪﾝﾀﾞｻｲﾄﾞﾊﾟﾈﾙﾌﾟﾛﾃｸﾀ RH」です。右側は現車に付いていて取り外した新車からの物です。
並べると見わけがつきませんが、目視ですと、裏返すとわかりやすいです。

ほとんど同じ形で、油断すると見わけが付きませんが、対策品には両面テープが追加されて、このゴム部品をフェンダー側にくっつけて固定するようになってました。

この部品は、クリップ2個と両面テープで固定する形ですので、既設品が破損して再利用できなくなった場合に備えてクリップも2個、買っておきました。

部材がそろったところで早速取付です。
ボデーに傷がつかないよう、養生テープで防護しておきます。(白色の養生テープで見づらいですが貼っていますｗ)

まず、上側のクリップを内張剥がしで外します。

ピンボケで申し訳ありませんがクリップの裏側はこんな感じです。ゆっくり内張剥がしでこじれば破損無く取り外せます。

次に下側のクリップ(上側と同じものです)を外します。ドアの開度を調整しながら、内張剥がしで外してください。写真はクリップを外した状態です。

2つのクリップを外したら、上側からゴム部品を手で外していきます。

私はドア内側の下側に引き出しましたが、多分、ドア開度を調整しながらドア外側に平行移動する形でも取れると思います。取付時はそちらから行いました。

取り外し後の写真です。上下2か所の穴がクリップが入る穴、下側の穴のすぐ上の黒い穴は別部品がクリップで固定されていますので今回は触りません。その上側の白い部分が対策品の両面テープが来る部分になりますので、脱脂しておきます。

こんな感じで、対策品を横にずらしていって・・

クリップの取付穴の位置が上下合う位置まで入れ込んだところで、クリップを上下とも入れて固定します。最後に、両面テープ上下からのびている剥離紙を引き抜き、上から指で押さえつけてテープを圧着させ、これで完了です。一瞬、「ドア外さなきゃダメなのか？」とか思いましたが最小限の労力で出来て良かったです。取付後は、音がしなくなりました。これで今のところ気になる音は無くなりました。良かった。
※なお、いつものお約束ですが、部品番号での購入から取付作業まで、参考にする場合は自己責任でお願いします。部品番号違っていたとしても泣かないでください。