車検①
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
かれこれ3か月前の記録ですが同じような車に乗っている方への参考になればと思います。プロにやっともらおうかと外に出すつもりでしたがいつもの悪い癖が抑えきれず自分でやることにしました。まず、既存ヘッドライトは高さが1.4mの位置なのでNGです。しかも右側通行の配光は不合格ですのでバンパーの下にヘッドライトを増設しました。どんなライトを使おうかと色々悩みましたが取付が楽そうなスプリングロードさんのH4ハイロー汎用ヘッドライトを購入しバンパー下に穴開け、デフレクタを一部カット、大きめのワッシャーで高さ調整して取り付けました。高さは下縁が地面より500mm以上必要です。元のヘッドライトバルブは念のため取り外しておきました。光軸はベニヤ板に投影してなんちゃってですが調整しました。
ウインカーがダブル球になっており、ポジションと兼用でしたがウインカー作動時にポジションが消灯しないのでNG。汎用のウインカーポジションキット(1000円くらい)で改善しました。ウインカー横に反射器に埋め込まれた構造で側方灯が装備されていましたが反射器もついてるし点灯すると逆に突っ込まれそうだったので電球を取り外しておきます。
2
ミラーにもオレンジのポジションLED(ミラーウインカーと一体型)がついていてこれもNGと判断し、じゃあこれもウインカーとして点滅させればと配線を繋ぎ替えてやりました。その他、側方、後方反射器関係の色、面積も問題無さそうです。
3
サイドの巻き込み防止を手直ししました。元々付いていたランニングボードでも高さはOKでしたが後輪との空間がNG(保安基準400mm以下)だったため足場用の単管とアングル材を組み合わせて既存のステーに取り付けました。金属の端部はゴム等でカバーして突起物としてケチがつかないように、(実際はフロアより下なので突起物扱いにはならないはずですが)バーはラッピングして見栄えを良くしました。全てホームセンターで揃う部材で作製し、溶接も一切していませんがそれなりのクオリティに仕上がりました。
4
リアは突入防止装置も手直しします。高さで言えばヒッチメンバーでクリアできるのですが幅が足りません(車幅の60%以上)ので角パイプをカット、穴開け加工してヒッチメンバーに既存の穴を介して取り付けました。巻き込み防止と同様端末はゴムでカバーしました。高さの基準については保安基準適用年月(並行なので)と車重、長さの絡みで非常に難解でしたがどうやら地面より700mm以下であればOKと判断しました。
5
これまた大きい車でよく問題になる視界関係です。直前側方視界基準は右ミラーに既にカメラを追加してある(整備手帳に掲載)ので側方の前後は問題ありません。年式や並行輸入の場合は保安基準適用年度など、車によっては基準が免除になったりするので事前に良く調べる必要があります。
6
でもやっぱり直前はどーやっても見えないのでさらにカメラを追加しました。グリルやナンバー位置に取り付けると170°広角のカメラでも基準が満たせそうに無かったのでラジエターの下ぐらいまで後方に取り付ければ死角が無くなりました。バンパーの下側しか写りませんが基準には”少なくともその一部を”とありますので空中浮遊しているもので無い限り確認はできます。カメラはアルミ板を切ってステーを自作して取り付けました。
7
ナビのモニターを使うのはNGとの事ですので(ナビとの兼用は常時確認できないという判断)当然モニターも増設が必要です。ハンドル左側にドリンクホルダーを取り付け、そのドリンクホルダーを加工してモニターを設置しました。モニターだらけでかっこ悪い運転席になりました。
8
前方視界基準についてはカメラ、ミラーは使えないので車を下げるとか前傾にするとかしか方法がありません。しかしこの基準は貨物車の場合、総重量3.5トン未満の車への基準となりますので総重量4.5トンのこの車には適用外と判断しました。ちなみにこの車ですとシートを前方気味にして背もたれを起こし気味にすると何とか見えたので難癖つけられてもクリアできるはずです。こんな感じでチェックしてみました。
[PR]Yahoo!ショッピング
関連コンテンツ
関連リンク