
防衛省は20日、福島第一原発で放水作業の障害になっている建屋のがれきを除去するため、陸上自衛隊の74式戦車2両を投入する方針を明らかにした。
戦車は1991年に大規模な火砕流が発生した長崎県の雲仙・普賢岳の噴火火災で派遣されたことがあるが、訓練以下の実際の任務で使うのは極めて異例。
同省は「気密性が高く、放射線の防護能力が高いため」と説明。北沢俊美防衛相は19日の会見で「がれきに放射性物質が付着している可能性もあり、どう処理するか作戦を練っている」と述べていた。
同省によると、戦車の前部にブルドーザーのような排土板(ドーザーブレード)を装着。砲身は外さず、がれきの除去作業中は砲身を後方などに向けるという。東京消防庁や自衛隊が放水を続けている現場周辺は、爆発で損壊した建屋のがれきが散乱し、作業の邪魔になっている。
21日早朝に福島県の活動拠点に到着する。
静岡新聞紙面より
【追記編集】
あくまでも報道記事です。スルーしてもらって結構です。
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2011/03/21 09:39:31