
トヨタ自動車は26日、燃料漏れの恐れがあるとして、ミニバン「ノア」「ヴォクシー」など19車種計127万7390台(2000年5月~09年8月生産)のリコール(無料の回収・修理)を国土交通省に届け出た。海外でも計約41万1千台のリコールを実施し、国内外で計約170万台を対象とする。事故の報告はないという。
リコール費用は国内外で数百億円に上るとみられる。トヨタはリコールに備えた引当金で対応する方針だが、財務への悪影響も懸念される。
ノア、ヴォクシーのほか、スポーツタイプ多目的車(SUV)「RAV4L」、ミニバン「アイシス」など16車種では、エンジン部分の燃料パイプに小さな亀裂ができたり、バルブのつなぎ目が緩んだりする恐れがある。国土省によると、16車種の計約120万台は、1件の届け出としてリコール制度が始まった1969年以降、2番目に多い。

Posted at 2011/01/27 06:46:54 | |
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