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先日、964の長期保管車のメンテナンスに行きました。

症状はセル回るがエンジン始動不可。

で、火花チェック→OK　燃料チェック→送らず。

ジャッキで上げてフロア下から燃料ポンプに電源来るか確認。
ちゃんと12ボルト来てます。

これで燃料ポンプの不良決定、取り外して交換します。




はい。ここまでは修理。




これだけじゃ面白く無いですね♪




で、開けて見ました♪♪♪


真ん中がモーターになってます。

右側が実際に燃料送ってるポンプユニット。

モーター外すと下のようにポンプだけになります。


さて、中身は？


シンプルにロータリーポンプ。

この、円周部分の溝に入っている小さなローラーと、その溝にゴミやガソリンのガム質、サビの粉などが溜まって回転出来なく成っていました。

普段走ってる車でもゴミなどが噛みやすい構造なのでここが964のアキレス腱なのは納得。
予防は定期的に外して内部洗浄すればかなり長持ちしそうです。

ちなみに964はプラスチックタンクですが、内部に鉄のパーツが有るんでしょうね。
結構サビの粉出てました。
皆さんも要注意ですね～。

で、ダメに成ったポンプユニット、物理的にはこれを掃除してシールを交換して再度ケースに収めればOHも可能ですね。

問題は収めてるケースのシールのゴムの入手とケースの加締め。

実際にはケースを加締めるのが困難なので修理→再使用は厳しいでしょうね。

今後ポンプの値段が上がって行けばそれも研究課題かなぁ～。

久しぶりの真面目なブログ♪

(*´∀｀)