ここんところ何とかほぼ毎日仕事してます。
水曜日は朝から晩の遅くまで仕事して疲れて家に帰ったらパタリと寝てまいました。
まだまだ体力が無いですね~。
1日動き回るとあきまへん。
さて、何してたのか?
先日の通関証明から書類審査通したナローが何とか今週末には審査上がりそうなんで車自体の国内法規への対応と公道デビューに向けてのチェックと対策して来ました。
主に灯火類のチェックと作動への対策です。
先ずは火曜日、車両をチェックしたらフロントのベンチレーターのファンが回らない。
チェックするとモーター手前で電気が来ていない。
画像に出てる端子のコード、本来ダッシュ裏の空調レバーのユニット裏側辺りに接続されてた模様。
これ探すのにかなり苦労しました。
健康なら大した作業ちゃいますがなんせ片手やわ左肩痛いわなかなか上手く行きません。
さて、これ接続したらあっさり起動!
ファン本体もチェックしてすべて完了。
と、ここまでで終わるはずだったんですが…(-_-;)
出ますなぁ~(ToT)
見事に次々に配線の不具合露呈!
先ずはハイビーム点灯しない!
なんでやねん!
と、あちこち調べたらベッドライト下のトランク側をハーネス接続部分からフェンダー側先がどうもおかしい。
しかし!
ここには+電源通ってる訳です。
テスターで測るときっちり電源来てます。
そこで配線繋いでボディアースするも反応無し…(ToT)
ここから長い旅が始まりました(笑)
必死に原因探すも虚しく時間だけ過ぎます。
結局夜中まで見てもダメ。
仕方なくいつもお世話になってる京橋の電送屋さんにTELして頼んでみた。
この電送屋さん、実は昔、若い頃にヤマハワークスの創世期にワークスライダーとして活躍した宇野順一郎さんで仕事の腕もビカイチ!

↑宇野さん。

宇野さんの愛機です。
これで数年前イギリスのマン島TTレースにも遠征されました。
普段は一般の現代車両もされますが356のカレラエンジン、4カムのタイナモだって直しちゃいます。
ハーレーのディーラーも遥か数十年前から受け持ってます。
関西の有名ショップの仕事はかなりの確率で宇野さんがやってはります。
そして宇野さんにTELで症状伝えて打ち合わせして水曜日に現地で立ち会いながら原因を解明する事に成りました。
そして当日実車を前にあちこち調べて配線チェック。
するとやはり睨んだ場所が導通悪く光らない様でした。
僕では判断に困った所も宇野さん見たら一発で、ここやろ!と指摘!
ハーネスが手を加えた跡があると。
さすがです。
そこをチェックすると+電源は来てますがアースが来てない。
ボディアースしたつもりがどうやらモノコックからフェンダーにアース取れてないのが分かりました。
ちょっと考えれば分かることでも専門にやってる人とは訳が違います。
僕らでは怪しい所の絞り込み方が甘いので迷路にはまってしまいます。
全てバッチリ作動確認したら宇野さん作業終了~!
ここからはわたくしの仕事!
配線引き直し組み上げて行きます。
が!
また問題が!
スモール点かない!
これも配線の不具合でした。
解決して作動OK!
所が!(ToT)
なんと!
今度はさっきまで光ってた左のウィンカーが全く反応無し…(ToT)
電源来てるか測ったら全く無し…。
スイッチ~ハーネス~ヒューズボックスまでは来てる。
そこから先、要は右と同じく左もトランクルームからフェンダーに行く所にコネクター有って接続部分有るからここもチェック。
結局ここまでは電源来てます。
そこで、右側の時の原因がアース不良やったのを参考にアースをチェック。
見事にアース不良でした(笑)
ウィンカーの配線にバッテリーから直接マイナスアース取ってやると見事に点灯!
そこからは配線引き直して修理完了!
終わったのが10時半…(-_-;)
もうクタクタですわ。
その後全ての電気系のOK確認したらこの日の仕事無事終了~!
それにしても宇野さん素晴らしい。
診てもらってそこだけではなく自分より若い世代に必ず診断の要点を分かりやすく教えてくれます。
今回も何点か要所を教えて帰ってくれて、後から出た不具合はそれを思い出して頭の中で整理して考えたら原因解明出来た訳です。
結果書くと簡単な話ですが現場ではそりゃもう雲をつかむような話で経験値から判断基準を持たないと迷路に嵌まります。
これで審査上がったらめでたく来週明けには実車の検査受けに行けます!
これで月曜日検査受けて問題有っても来週中には新たにナローが一台公道デビューします。
嬉しぃなぁ~♪
わたしゃ泣きたいよ♪(ノ^^)ノ
昨日は一仕事の後で1日動けず休養取りましたが体力落ちてますなぁ~。
今日からまた仕事です。
まぁ、オイル交換程度ですけどね(笑)
Posted at 2014/04/25 05:10:11 | |
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