エバポレーター清掃とエキスパンションバルブ交換 ガスチャージ その2
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
Oリングを新品に交換したらエキパンを組付けていきます
2
新品のエキパンには配管固定用のボルトが付いていなかった為、外したエキパンから移植。
ダブルナットで取り外し、付けを行います。
3
配管側も新品のOリングへと交換
4
エバポレーターの収納スペースは気になるようなら清掃しておきます
下部のドレンの詰まりが無いかは確認しておきます
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問題が無ければ元通りに組んでいきます
6
配管を挿したらナットを締めて固定
この型のサンバーは?サイトグラスが無い為、ガス量、圧での確認となります。
7
カバーには配線を通す為の切り欠きがあります。
配線を挟み込まないように気を付けます
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室内側が組み終わったら、車外側の配管も接続して完了。
効きのチェックは外気導入にて行いたいので、ダクト回りも組付けました
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ここまで来たら、後は真空引きをしてガスをチャージして完了です。
ガスチャージはやり方がマズいと破損、怪我等事故の可能性もある為、不安な場合はプロに任せた方が良いかと。
ガスチャージのやり方は動画等でも沢山上がってるので、ここでは細かくは説明しない
10
真空引き20分
↓
30分放置
↓
真空引き10分
↓
ガスチャージという風に行いました
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今回はガス400g
オイル5g(添加剤)
で行きます。
ガスは規定量の真ん中、
オイルは少ないですが、ガス抜きの際、あんなにゆっくりな抜け方でオイルまで抜けるとは思えないので、入れ過ぎとならないよう、先ずはこれで行ってみます。
オイル量はガスチャージ後、改めて確認します。
大まかな手順は
真空引きからの場合、
・1本目はエンジン(エアコン)停止状態で高圧側からチャージ(缶は逆さまにして液状で入れてOK)
1本入ったら(軽だし容量的にこんなもん)高圧側は閉める。(これ以降は高圧側は絶対開けない)
・エアコンをオンにする
2本目のガスチャージの前にオイルを低圧側から入れる。
(缶は逆さまにしてオイルを入れないと、ガスのみ噴出してオイルが缶に残る。)
・オイルを入れたら2本目以降のガスチャージ
マニホールドゲージを見ながら規定の量、圧になるよう調整しながら入れていく
(低圧側からのガスチャージの際は缶は逆さまにしない。
逆さまにすると、液状のガスがコンプレッサーに入り、コンプレッサーがウォーターハンマー状態で壊れる)
*各作業、缶を新しいものに変えた時はガスパージをして空気を追い出す。
といったところか
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前日からの気温急降下で26度・・・
ガスチャージ日和では無いよなあ・・
まあ、今回は規定量での様子見って事で・・・
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規定量投入後はこんな感じ。
外気温その他ちょっとした条件で数値は変わってくるので、まあこんな所なのかな。
その後の実際の走行では、十分冷えてるのでまあこれで一旦は良いかなと言ったところ。
後は猛暑の日に足りなければ、数値を見てもう少し詰めて(ガスを足して)みようかと。
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数値は
低圧0.25MPa
高圧1.3MPa
気温が26度なので、関係性を見ていくと、作業前のチェック時と同じような数値ですね。
とりあえずこれで行ってみます
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そして、今度はアッチでの遊び用サンバーもエアコンメンテナンス
この車で何よりやりたかったのがエバポレーターの清掃
購入時に動物の毛が半端じゃなかったので、エバポにも大量に付いてる事が予想される。
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まずは現状の確認。
外気温29.8度時に12.6度
(外気導入、風量真ん中)
思ったより冷えてるな・・
システム的には問題無さそう
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数値は 29.8度時で
低圧0.26MPa
高圧1.4MPa
やはり基準値より少し低圧側が高く、高圧側が低い。
コンプレッサーが疲れてるのか、
もしくはサンバーはこんなものなのかもしれない。
エンジン(コンプレッサー)が後ろなので、配管の距離も長いし。
サンバーのサービスマニュアルを確認したわけではないので何とも言えないが・・・
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オイル量は簡易的ですがチェックをしておきます
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ちょっと少ないけど、どの車で測ってもこんなもんなんだけど、本当なのかな、コレ・・・
現状を把握したら作業に取り掛かりますが・・
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やはり思った通り・・・
詰まる程では無いが、大量の動物の毛が・・・
何を飼っていたのかも分らないので、得体の知れない動物の毛のフィルターを通った空気を吸っていたと思うと気分が悪くなります・・・
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キレイに洗いました
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こちらも折角なのでエキパンは新品に交換
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オイルは少な目判定だったので、少し多めに
ガス400g
オイル15g(だったかな??)
で行ってみます
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作業後はこんな感じに
低圧0.26MPa
高圧1.3MPa
気温は26度
仕事車と同じ外気温時にほぼ同じ数値に落ち着きました。
やはりサンバーはこんなものなのかもしれない。
まあ、でもこの辺はエアコンの風量を最大にするだけでも結構変わってくるんで、どこを基準に読むかは難しいところですね。
なので、やはり車種ごとのサービスマニュアルに従ってやるのが間違いないと思います。
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仕上げにフィルター装着で、今後はエバポが詰まる心配も無し!!
これでやっとスッキリしました。
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