今時のクルマは燃費向上のためエンジンの熱効率を上げようとメーカーの人は日々努力しています。仮に熱効率が100%のエンジンがあったすると燃焼室内で燃焼した燃料のエネルギーが全くロスなくピストンに伝わったとします。(実際ありえませんが)そうすると余分なエネルギーが残っていないので排気ガスの温度上昇はありません。そうなんです。熱効率が高いほど排気温度は下がることになります。
現在一般的なガソリンエンジンでは約30%、ディーゼルエンジンでは約40%となっています。わかりやすい例をあげれば、ターボラグを減らすVG(バリアブルジオメトリー)ターボが採用されるのは排気温度が低めなディーゼルの方が主流となっています。
あと排気温度が高めで燃費が悪いロータリーエンジンは熱効率が低いということになります。
ここにあわせて発電所の熱効率についても載せたいと思います。原子力発電所は約30%、最新型の火力発電所では約60%だそうです。これを見ると危険を伴い、処分方法も確立せず貯まる一方の使用済み核燃料などを考えると原発なんていらないのでは?実は今までさんざん電気料金が安いとアピールしていた原発ですが実際は火力より高いんです。なぜこんな原発を使い続けるのかというと電力会社が採用している総括原価方式があるためいくらコストが高くても電気料金に反映できるからコストが高い原発があった方が儲かるというカラクリがあるそうです。許せませんね(怒)
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2014/09/19 15:26:30