エンジン形式が変わればエンジン音が変わるのはクルマ好きにとっては周知の事実です。スーパーカー勢が積んでいるV10やV12は甲高いサウンドでホントにそそられますよね♪
甲高いエンジン音の直4代表と言えばホンダV-TECでしょう。直4ながら甲高いのは最高回転数が高いからでしょう。以前某ハチロクチューナーが10000rpm回すと9000rpmあたりとは違う世界があると確かそんなことを言っていました。
V12と直4のV-TECどちらも甲高いエンジンですが、このサウンドの違いは実は周波数の差からくるものなんです。
◎周波数の計算式
周波数(ヘルツ)=エンジン回転数×(気筒数÷2)÷60
周波数が大きいほど高い音になります。上記の式から見ますと多気筒エンジンになるほど、高回転型エンジンになるほど甲高いサウンドになります。
ちなみに直4で9000rpmのときに300ヘルツになります。
V12が9000rpmのときに900ヘルツになります。
同じ9000rpmでも600ヘルツの差があるワケです。
それで直4でV12と同じ900ヘルツにするためには27000rpm必要です(笑)フェラーリサウンドを得るのは楽ではありません…。
余談ですがロータリーエンジンと2サイクルの計算式は爆発回数の関係では同じなので、同じ回転数なら同じ周波数になります。だから、どちらも同じように甲高いエンジン音なんですね!
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Posted at
2014/10/12 12:53:34