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ラクチのブログ一覧

2021年09月25日 イイね!

通勤時に気になること

本当に読む価値のない話なので読まなくて良いですw

毎日片道15kmくらいの通勤をしているのですが、通勤時間帯はそれなりスリ抜けや譲り合いに慣れているバイクが多いので日中と比べると遥かにストレスが少ないです。

それでも週に1〜2回は意図がよくわからないバイクと出会うのですが、代表的なのをいくつか挙げておきます。

①信号待ちの時に、後から来て先頭に停車しているバイクよりも更に前に停めるのに、青になると遅くてすぐ抜かされるヤツ

②路肩や車と車の真ん中あたりを走ってるのにスリ抜けが下手すぎて全然車を抜かないので後にバイク渋滞を作るヤツ

③左車線の右寄りをチンタラ走っていて抜きづらいので、左から抜くと迷惑そうな仕草をするヤツ

④ウインカーを出さずに車線変更を繰り返すヤツ

スリ抜け自体が合法か違法かは置いておいて(実際には同一車線内の追い抜きは違法ではないので、車の前方に割り込んだりしなければ合法ですが…)急いでいないなら左車線の左寄りを車と同じペースで走ってくれていれば問題ありません。

スリ抜けしまくるつもりがあっても、自信がなくて追い越しの度に躊躇って減速してしまうなら、後続車に進路を譲ってから好きなだけ躊躇ってくれれば良いと思います。

信号無視上等で赤でも交差点を突破する自殺志願者を除けば、通勤時に私より速いペースで走るバイクは滅多に見かけませんが(半年に一回くらい出逢いますが…)そんな私もこまめにミラーで後方確認して、自分より速そうなのが来ていれば進路を譲っています。

赤信号時にすり抜けで先頭に出たら、既にバイクが何台か停まっているという状況もよくありますが、基本的には斜め後方に停車して、動き出してから明らかに遅いバイクなら抜きますし、そこそこのペースで走ってくれるなら余裕を持って抜ける場所までは無理して抜きません。

停車しているバイクよりも前に停めるのは、相手が原付1種だったりして、どうやってもすぐに抜くことになる相手の時だけです。当然、片手で謝辞を示しながら前に出て、発進時もハンドサインでお礼を示してからさっさと加速して二度と追い付かせません。

走行中に追い抜く時もハンドサインを欠かさずにしているせいか、滅多に絡まれることはないのですが、たまにあるのが③のパターンなんですよね。

片側3車線以上の幹線道路で、朝の通勤時間帯となると、左端の車線はあまり車が走っていないが第2・第3車線は車でいっぱいという状況がよくあります。左端の車線にはたまに路駐している車やトラックがいるので四輪車があまり走らないという状況ですね。

当然バイクは第1車線を走る訳ですが、路駐の車がいるわけでもないのに、やたら右寄りをダラダラ走ってるバイクがいるんですよね。まあ、左から飛び出してくる車や自転車を警戒してそうしているのかもしれませんが、後から追いつかれたら普通は左に寄って右から抜かせるモンだと私は思っているわけです。

ところが明らかに後続車の存在に気付いているのに、右寄りを譲らないので、仕方なく左から追い越すと、抜かれた後の挙動がおかしいのが多いんですよ。パッシングしてきたり、交差点でガン付けてきたり…

左から抜くと違反だと言うなら、追いつかれてるのに譲らないのも違反ですし、そもそもダラダラ走ってると言っても十分速度超過はお互いしている訳です。おまけにスレスレにならないように車間に余裕を持って追い抜いて、さらにハンドサインでお礼しているのに、それでも怒れる思考回路が理解できません。何なんですかね?自分が前を走っていて、しかも右寄りをキープして抜かせないようにしているんだから、後続車は我慢して自分と同じペースで走れって思ってるんですかね?

同じような事が渋滞している高速でも起こりますね。車と車の間をスリ抜けをしていると、スリ抜けが遅いバイクに詰まってしまう事がよくあるのですが、3台中2台くらいは、車の車間が空いた所で譲ってくれて、こちらも手を上げながら先に行かせてもらいます。ところが、残りの1台は明らかに気付いているのに譲らないんですよ。

車の車間が十分に空けば、そこで追い越してしまうことも出来ますが、ギリギリのタイミングで前に出るのは危ない場面もありますし、そういう場所だけ加速して前には出さないような運転をしてくるのもいます。

結局は仕方なく車線変更して別の車線間のスリ抜けで前に出てから戻ったり、どうにもならない場合はちょっとだけ路肩を使って前に出たりする訳ですが、自分もスリ抜けをしてまで帰路を急いでいるのに、なんであんなに譲りたくないんでしょうね…

まあ、四輪車の中にも、バイクがスリ抜けをしていることに気付くと車線内でちょっと寄って譲ってくれるのもいれば、わざわざ車線ギリギリに寄ってきて進路を塞ごうとしてくるのもいます。まあ、一番ヤバいのはウインカーなしで急に車線変更して殺しに来るヤツですが…

私のような人間のクズがモラルやマナーをどうこう言う機はないんですが、「それやってお前に何のメリットがあるんだよ?」というのがいるのが謎なんですよね。後続車を食い止めて金魚のフン状態にすると気分がいいんですかね?

峠道で遅い軽自動車に阻まれた時なんかもそんな感じで、慣れている人は見通しの良い所ですぐ譲ってくれるんですよ。ところが世の中には、コーナーの度に過度なブレーキを踏んでとても遅く走るのに、見通しが良い場所だけ加速しながら中央寄りを走ってバイクを前に出さないことに必死な人とかもいるんですよね。

四輪に乗ってる時なんて、私は譲りまくりです。家族連れのミニバンで無茶して良いことなんて何もありませんので、峠道だろうが幹線道路だろうが、自分より速いペースの車やバイクが来たら譲っちゃった方が後が楽なんですよ。

昨今話題の煽り運転の大半も、こういう「絶対譲らないマン」が先に原因を作っているような気がします。一番悪いのは、わざわざ道路交通法に「追いつかれた車の
義務違反」なんて項目を作っておきながら、それを検挙したり啓蒙したりしない警察ですけどね。

譲らない車を検挙しないなら、左からの追い越しも見逃せよと思いますし、違反は違反だと言うなら追いつかれた車の義務違反もちゃんと取り締まれよと思いますね。

とまあ、色々と書いてしまいましたが、基本的には通勤での街乗りは快適でトラブルも滅多にありません。今日たまたま、250ビクスクに乗るビクスクより幅のあるポッチャリが、スリ抜けルートを塞いで全然車を抜かないのに、信号待ちの時だけ前に出て来てまたルートを塞いで来たので腹が立っただけです。
Posted at 2021/09/25 21:29:18 | コメント(3) | トラックバック(0) | バイク論 | 日記
2021年02月05日 イイね!

どこにもニーズのない最速通勤バイク論

どこにもニーズのない最速通勤バイク論例によってどこにもニーズの無い身勝手なバイク論になります。読む価値が無い上に人によっては気分を害する可能性がありますので戻るボタンをクリック!

ツーリングやサーキット走行が何よりも楽しいバイク活動ですが、月に20日は通勤で都内街乗りをしているため、私の中ではどうしても通勤性能が高いバイクに対する評価が高まってしまいます。

20代の頃もCB400SF・CBR600F4i・CBR954RRなどで通勤をしていましたが、若かったこともあり姿勢も雨も積載性も何も気になりませんでした。

40代になってから復活し、その後通勤に使った3台のバイクを独断と偏見で比較し、最速の通勤バイクは何なのかを考えてみたいと思います。

バイク仲間の中にもツーリング用にSSを所有しながら、通勤は原2スクーターやグロムみたいなのを使う2台持ちの人が結構います。燃費や積載性を考えるとそういう選択肢もアリだと思いますし、私もRSV4Rで通勤している時は「原2と2台持ちにしようかな~」と本気で悩みました。

さて、RSV4Rは「オマタが冬でも汗だくになるほど熱い上にすぐ壊れる」ので通勤バイクとしてはダメダメでした。よって、それ以外で半年以上所有して通勤で使った以下の3台を比較してみます。

1. スズキ アドレスV125S 2016


2. ヤマハ MT-07 2017


3. ヤマハ YZF-R1 2003


この3台から「通勤バイクはどれにしますか?」と言われたら、多くの人はアドレスV125SかMT-07にしますよね。では、通勤で必要とされるスペックや性能について冷静に比較してみましょう。

①加速力
シグナルダッシュという言葉があるように、街乗り通勤では信号待ちからの加速力が問われます。まだ赤なのにフライングする命知らずがいますが、仮にフライングされても次の車群に追い付くまでに抜き返せるだけの加速力がないと、その勇敢すぎるライダーのスリ抜けが自分より遅かった時にずっと前を塞がれる事になります。これがダルイ!

加速力はトルクウェイトレシオで比較してみましょう。
トルクウェイトレシオは単純な計算ではなく、比較サイトの「車両重量÷1速ギヤの最大駆動力(最大トルク×1速のギヤ比×ファイナルギヤ比÷タイヤの有効半径)」にて算出しています。この数値の方が実際の発進加速がよくわかると思います。

1. アドレスV125 0.82kg/kgm(101kg/123.0kgm)
2. MT-07 0.57kg/kgm(183kg/322.5kgm)
3. YZF-R1 0.51kg/kgm(199kg/390.7kgm)

参考までにトヨタの2019年式のスープラのTWRが0.6、GT-Rが0.61くらいです。

125ccのアドレスでも一部のスポーツカーにベタ踏みされない限りはシグナルダッシュでは四輪をリード出来ます。86でベタ踏みしても1.13とかですからね。

排気量や馬力の違いの割には、ツインでトルクの太いMT-07が健闘していることがわかるかと思います。今乗っているR1と比較してもシグナルダッシュではMT-07で不満を感じた事はありません。

ただし、MT-07は1速でレブまで引っ張っても75km/h程度であるのに対して、R1は130km/hくらいまで引っ張れるので並んでよーいドン!ってやったらやはりリッター勢の方が有利でしょう。

まあ、街乗り通勤でそこまで開ける事はありませんが、MT-07かR1なら原2族はもちろん、250cc勢にフライングされても100mもあれば余裕で抜き返せます。てかフライングするなや…

というワケで、加速力に関しては「MT-07かYZF-R1が通勤向き」ということになります。

②スリ抜け能力
これ大事ですよね。

いくら先頭に躍り出ても、次の信号待ちでスリ抜け出来ずに先頭に出られなければ意味がありません。とりあえずはカタログ上の全幅で比較してみましょう。

1. アドレスV125S 全幅635mm
2. MT-07 全幅745mm
3. YZF-R1 全幅705mm

バイクで一番幅があるのはミラーの部分です。車種によってミラーの高さも異なりますが、大抵ミニバンやトラックのミラーの高さとビンゴで、ハンドル幅的には余裕でスリ抜け出来るのにミラーが邪魔で抜けられないという局面がよくあります。

従って、通勤勢はショートミラーに替えたりオフ車用のミラーを肩の上まで伸ばしたりするのですが、ショートミラーは後方が全く見えませんし、オフ車ミラーも肩上まで伸ばすと振動で走行中はロクに見えません。

そこで有利になるのが純正カウルミラーでよく採用されるワンタッチで畳める機構です。私の年式のR1は全幅705mmでそもそもスリ抜けしやすいですが、ミラーを畳むとハンドル幅は660mmくらいしかありません。両側畳んだ状態なら「肩幅さえ通ればいける」状態になります。

しかも、走行中に左手でパンパン!とやるだけで畳むも戻すも自由自在なので、妙に端に寄っていてスリ抜けしにくそうな車がいる場合は結構頻繁に畳んでいます。

MT-07も手動で角度が変えられるミラーに替えてからはそれなりにスリ抜け出来ましたが、フルカウル車のスリ抜け能力に慣れてしまうとやっぱり07は幅広だったんだなと思います。07の時はショートミラーの原2は通るのに私は通れない局面が稀にありましたが、R1になってからは原2が通れば私も通れます(笑)

というワケで、スリ抜け能力的には「アドレスかR1が通勤に向いている」となります。

③積載性
車載能力に関しては言うまでもなくシート下スペースが使えるアドレスの圧勝です。サイズによってはフルフェイスも入るパターンもありますしね。

私の場合はアドレスとMT-07にはキャリアとリアボックスを積んでいたため、通勤でも手ブラで乗れて非常に便利でした。

YZF-R1も2003年式の5PWはタンデムシート下に結構物が入るので、ドラレコ本体やETCを余裕で積め、キャリアやタンデムシート置換型のボックスステーも積もうと思えば積めます。

でも、今は敢えてリアボックスは積まずにナップザックを背負って通勤しています。その理由は…

ボックス積んでると「あまり飛ばさない人でしょ」とナメられてシグナルダッシュ時に無駄に前に出てくる原2族が多いんですよ…

これは気持ちはよくわかります。私もアドレスで通勤していた頃、排気量の大きいバイクと信号待ちで並んだら、先に行ってくれるだろうと読みから無理に前に出ずに先に行かせるようにしていたのですが、予想以上にスリ抜けが遅くてつっかえちゃう事がよくありました。

特にリアボックスを積んでいる中型以上の車両はまったりツーリングが好きな人が多いのか街中ではやたら遅い事がよくあります。別に何も悪くないですしむしろバイク乗りの鑑です。でも、つっかえたくはないので抜ける場面があればさっさと抜く事が多かったです。

なので今はボックスなしです。

利便性としてはボックスがあった方が絶対楽なので、「ボックスを積んだバイクが通勤向き」となるでしょう。

④総評

朝の通勤時間帯は大体いつものメンバー的な感じで私のペースを認識してくれる常連さんが多いようで、無茶なフライングダッシュはされにくくなりましたが、帰りの時間はマチマチなので今日もナンバーを手で曲げている原2に何度もフライングされながら帰ってきました(笑)

私は別に通勤バトルで最速を目指している訳ではないのです。R1通勤になってからはフルスロットルにすることは滅多になくなり、青信号が出来るだけ続くペースに抑えながら走っていますし、私より速いバイクはガンガン先に行ってくれて構いません。その代わりに、私よりペースが遅いなら先に行かせて欲しいだけなのです。原2族の一部はタバコを吸いながら乗っているので、後を走ってると冗談抜きで灰が飛んできますしね…

長々と無意味な文章を書き連ねてきましたが、現時点ではR1での通勤が一番快適かつ最速です。2000年代前半のSSはストリートメインでの開発ということもあり、セパハンながら乗車姿勢もキツくなく、燃費も街乗りで12km/L程度なのでブン回していたMT-07の13km/Lとほぼ変わりません。

もちろん、原2で30km/Lくらい走ってくれたら、長く乗れば元が取れるかもしれませんが、車両価格や保険代も計算に入れると、損益分岐点が4~5年先なんですよね。私の性格的に非力なバイクを買ったら少しでも速くするために余計なカネを使っちゃいそうですし(笑)

というワケで、今のR1が壊れるか飽きるまでは1台体制で通勤もR1で続けると思います。リアホイールを増やして通勤用のANGEL-STとツーリング用のハイグリップを30分程度で交換出来るようになったため、タイヤ代を気にすることもなくなりました。フロントはハイグリップのままですが、街乗りだとフロントは全然減りません。

ちなみに、通勤で毎日SSに乗っていても、ツーリングやサーキットのスキルや速さは全く身に付きません。経験値だけで運転が上手くなるなら、タクシードライバーが最速ということになりますが無関係ですよね。

でも、毎日乗っているとバッテリーは上がりにくいし愛車に対する愛着はやはり湧いてきます。今も週2くらいでメンテスタンド掛けて色々手入れしてますから、皆さんも試しにメインバイクで通勤してみたらいかがでしょうか?

とか言って、半年経ったら「通勤用にGSX-S125買いました♪」とか言ってるかもしれませんがw
Posted at 2021/02/05 22:58:30 | コメント(0) | トラックバック(0) | バイク論 | 日記
2020年12月25日 イイね!

YZF-R1(5PW)の通勤性能が高すぎる件

YZF-R1(5PW)の通勤性能が高すぎる件RSV4Rの入庫中のテンポラリーバイクとして中古で40万で購入した2003年式(5PW)のYZF-R1ですが、結局こちらをメインにしてRSV4Rは手放すことにしました。てゆうかもう売りましたw

デザイン、切り返しの軽さ、高回転時の怒涛のパワー…などの面ではRSV4Rの方が確実に上で、足回りもオーリンズフォークやT-Driveを奢って乗りこなせるようになるまで頑張るつもりだったのですが…何しろ街乗りがツラすぎます!

V型エンジンなので常に股下が熱く、夏場はもちろん冬でも信号待ちですぐファンが回って熱風が股下と右手首の所に吹き上がってくるのです。

私は179cmあるのでハンドルが遠いとは感じなかったのですが、足つきが悪くて両足ベタ足にしようとするとかなり前乗りになります。で、前に乗るとおまたが熱いんですよw

なので、RSV4Rの入庫中に考えていたのは、RSV4Rをツーリング・サーキット専用にして、通勤用に原付2種を買って2台持ちにしようという計画でした。以前はアドレスV125Sとかも乗っていましたが、私はどうも「ギア変えたい病」に感染しているようでスクーター系はどうも好きになれません。

色々検討してスズキのGSX-S125あたりを通勤車にしてブン回して乗ったら楽しいだろうな~と、一人で妄想しながらS125のアフターパーツなんかまで物色し始めていたわけですが、その間も仕事はあるので毎日YZF-R1で通勤してたわけです。

そしたら…ですよ。こいつがトンデモなく通勤性能が高くて素晴らしいことに気付いてしまったのです。マジでヤバイです。以下、その理由です。

①SSとは思えないくらいハンドルが近くて姿勢が楽
②RSV4Rと比べたら全然熱くない。冬場なら信号待ちでもファン回りません
③下からトルクがあるのでシグナルダッシュが楽。原2族が絡んですら来ませんw
④同様の理由で通勤でも3速まで使えます。RSV4Rはほぼ1速、たまに2速が限界でした…
⑤タンデムシート下にETCとドラレコ本体と多少の工具が余裕で入る
⑥純正ミラーが手で倒せるのですり抜け性能が原2族より高い場面が多い
⑦グロスで150PSは近年のリッターと比べたら非力だが、街乗りなら十分「間に合うわけのない信号に間に合う」だけの加速と速度が出ます

2003年式のR1を最近のR1でイメージしちゃいけません。今のR1は腰高で前傾キツくてストイックなサーキットベースの車両ですが、5PWは非常にマイルドです。近所のバイク乗りにも跨ってもらいましたが「姿勢がバーハン車並みに楽」と驚いていました。

③も通勤車としては案外重要で、GSX-S125でもブン回せばPCXなどの原2族に勝てる可能性はありますが、同排気量なら加速はスクーターの無段階変速が有利です。R1を買うまでの1週間くらいはレンタルしたグロムで通勤したんですが、楽で安全な代わりにシグナルダッシュは不利でしたね。ちょっとやる気のある原2族に出くわすと余裕で置いていかれました…

それはまあ気持ちの問題なので慣れれば気にならなくなるかもですが、⑦の信号に間に合わなくなるのが結構ストレスでしたね。MT-07時代から私の通勤路には「信号待ちで先頭に出てシグナルダッシュをバチっと決めるとギリギリ間に合う信号」があるのですが、R1だと多少の余裕をもって間に合います。もちろん、原2だと信号無視でもしない限りは絶対に間に合わないヤツです。

街乗りがRSV4並に厳しければ、それでも原2を通勤車にして信号のタイミングについては一つ遅いパターンに切り替えるしかないでしょうが、そこを妥協してもR1の優位性が崩れないのが⑥の「ミラーがワンタッチで畳める」機能ですね。

スリ抜けで一番邪魔になるのがミラーなわけで、原2族なら後方が全く見えない小さなミラーに換えるのが定番ですが、私はミラーで後方確認を頻繁にするのですり抜け専用ミラーはあまり好きではありません。SSのようなワンタッチで畳めるカウルミラーが最強だと思うのですが、バーハン車用の社外ミラーにはこのような機構を持ったものがまず見つかりません。たまに可変ミラーも売っていますが、一旦停車してしっかり握らないと可変出来ないのでやはり純正型のカウルミラーが最強です。

なので、最近は走行中に「ミラーを畳めば抜けられる車列」を見つけたら、走行しながら左手で左右のミラーを畳み、車群を抜けたらパンパン!と戻せば元通りという感じで乗っているのですが、これがもう快適過ぎてストレスフリーなわけです。

グロムで通勤している時に気付いたのですが、非力なバイクでスリ抜けをしていると、加速が足りずに無理やり抜く場面も多く、車に幅寄せされたら一瞬で星になりそうな瞬間があるわけです。リッターならそれがないのでむしろ安全です。

今や通勤でのストレスは
「遅いくせに車道を走ってどかないチャリ」
とか
「後方確認もせずに歩道から車道に飛び出してくるチャリ」
とか
「右側通行という危険極まりない逆走をしてくるチャリ」
など、車道を走るチャリだけが邪魔かつ危険です。それ以外のバイクやトラックは最早ストレス源ではなくなりました。YZF-R1の通勤性能はそのくらい高いのです!

それでいてツーリングに行って200PSとかの最新SSを追い掛けても、乗り手次第では十分付いていけるのですから、まさにオールマイティな一台ですね。

リッターは持て余す部分もあるので最終的にはミドルSSに落ち着くかもと思っていましたが、高速巡行の楽さや中低速でもそこそこトルクがあって乗りやすいことを考えると、私は当分リッターしか乗らなそうな気がしてきました。ミドルクラスだと後方から煽り倒してくる悪質常習違反者が運転する白いクラウンとかに絡まれた時も避難するのに少し時間かかりますしね…

というわけで、当分はYZF-R1(5PW)で頑張る予定で♪
Posted at 2020/12/25 21:07:10 | コメント(0) | トラックバック(0) | バイク論 | 日記
2020年10月22日 イイね!

ホンダグロムで1週間通勤してみた

ナップス足立店の駐車場でRSV4のハーネスが燃え、レッカーでディーラーに運んで入庫修理となりました。

修理代の見積が出て、部品代25万+工賃20万+消費税で約50万もかかるそうです…

廃車での乗り換えも考えましたが、5月に中古で購入してからT-Driveとオーリンズフォークで30万くらい投資しています。

これがよく売れている国産車であれば、本体は廃車にしてオーリンズ系パーツや無事なパーツをバラ売りすれば20~30万にはなっていたかもしれませんが、そこは10年前のマイナーイタリア車。おそらくパーツをヤフオクに流してもそもそも買い手がいませんw

現行で買えるV4のSSってパニガーレV4Rくらいしかないわけで、ここでRSV4を手放してしまうと二度とV4のSSに乗れる機会は来ないかもしれません。

というわけで「RSV4は燃えて廃車になった。今から前後オーリンズ+T-Driveが装着され、ハーネスとカムチェーンが新品になったRSV4が50万で買えるんだ!」と思う事にして修理を依頼しました。

さて、困ったのは当面の通勤です。私は1台持ちでこれで通勤していたわけですから、日常の足が無いと本当に困るのです。

翌日だけはポリシーを曲げて電車通勤しましたが、やはり嫌すぎます。見ず知らずの他人と密着する事自体にかなりの抵抗感があるのです…

というわけで、格安レンタル会社から前期型のグロムを1ヶ月レンタルしました。結果的には1週間で返却する事になるわけですが、いずれ通勤用にMTの原2を買う可能性もあるので、その試乗だと思って印象を備忘録として書いておきます。

①低い・軽い・小さい・小回り最強

当たり前ですが、両足ベタ足で膝が曲がりまくります。

軽いので取り回しも余裕で全てが跨ったまま簡潔します。

小回りが効くので3m道路でもUターンできます。

通勤中の渋滞路で無駄に端に寄せている車がいる時も、小回りの良さで縫うように走るのが余裕です。

②エンジンが非力な割には頑張ってる

前期型は9.8psくらいだったかと思いますが、さすがに非力さは否めないです。まともに加速するのは70くらいまで、80を超えるとドン亀加速になり90以上は下り坂でないとほとんど加速しません。

とはいえ、2速で引っ張れば四輪の流れをリードするのはまあ可能。フルスロットルの原2勢とも案外張り合えますが、250スクーターには付いていけません。

このあたりはブン回せば原2最強と思われるGSX-S125のエンジンが羨ましくなりますが、フルスロットルでも全く怖さも緊張も強いられずにブブーン!という感じで走りには悪くないかなと思います。

グロムのサイズ感はなかなか良いので、これにS125のエンジン積んでくれたら面白いと思うのですが、メーカーが違うので無理ですかねw

③スリ抜け能力はSSの方が高い

これは盲点で、レンタルした車両は社外のやや幅の狭いハンドルに交換されていましたが、それでもセパハンSSの方が全幅が狭いのではないかと思われます。

また、ミラーが高さ的にセダンクラスのミラーとぶつかる高さなので、中間加速の無さと相まって、走行中のスリ抜けは結構怖いです…

郊外の空いている道をテコテコ流すならそれでもいいのですが、常に交通量の多い都内通勤では、スリ抜けしないならバイクに乗るメリットがほとんどなくなります。所有するならショートミラー等への交換は必須ですね。

④雨天時の街乗りは最強クラス

期間中に本降りの中での通勤もありましたが、車高が低くダートスタイル的に足を出しながら曲がれるので雨天時の安心感がハンパなかったですw

雨天時のグロムの唯一の問題点は、遅すぎてヘルメットのシールドに付いた雨粒が流れていかないところですかね。私は毎朝バリアスコートをシールドに吹いてから通勤しているのですが、中型以上ならシグナルダッシュでちょっと加速すれば水滴が飛んで視界がクリアになり、信号待ちで曇り始めたシールドもすぐに曇りが取れます。

しかし、グロムだと水滴は飛ばず、シールドの曇りもなかなか取れません。まあ、これは他の原2でも同じかと思いますが、GSX-S125でフル加速したらどうなるかは一度試してみたいですね。

⑤4速すら要らなくね?

グロムの定番チューンの一つに5速化というのがあるようですが、ミニサーキットで楽しむなら是非入れるべきでしょうが、街乗りだとそもそも4速を使う場面がほとんどありません。

3速で引っ張ると90前後で、そこから先は4速に入れてもどうせ加速しません。長距離走る時の燃費走行には良いかもしれませんが、長距離走るなら原2じゃなくて大型乗れよって思うタイプなので…

グロムはカスタムベースとして人気があるので毎年のようにモデルチェンジしていますが、5速化よりもエンジンそのものをDOHCの高回転仕様にして欲しいです。

⑥バックステップは街乗りでは不便

レンタル車両にはバックステップが付けられており、代わりにタンデムステップがありませんでした。借りてきたら娘をタンデムしてあげる約束をしていたお父さんとしては困りましたが、レンタル屋に「タンデム出来ないし1週間で返却するからちょっとオマケして~」と頼んだら、2週間料金に減額してくれたので許しますw

話は戻って、ミニサーキット用でないならグロムにバックステップは不要です。バックステップだとニーグリップをしないと状態が支えにくく、お尻でドカッと座ってペペペペっと走りたいのに、割とちゃんと意識して乗らないといけなくなります。

でも、前述の通り加速も最高速も遅いので、しっかりニーグリップしてこの速度かよって話になってしまうので、グロムを街乗り用に所有するならノーマルステップのままでシートだけクッション性の高い物に換えるのが良いのではと思います。

⑦燃費はクソ良い

私はとにかく回すので、RSV4の街乗り燃費は7.5km/L。最近手に入れた2003年式のYZF-R1の街乗り燃費が12km/Lですが(同じくらいの速度で通っているのにこの差は一体…)グロムは常にブン回して40km/L走りました。しかもグロムはレギュラーですしね…

さすがにこれだけ差が付くと、長い目で見れば通勤用に原2を買った方がトータルコストが安そうです。

通勤で年間7000kmくらいは走り、レギュラー140円・ハイオク150円と仮定すると年間のガソリン代が…

RSV4:7000/7.5*150=14万円
YZF-R1:7000/12*150=8.5万円
グロム:7000/40*140=2.45万円

となり、RSV4より年間12万円くらいガス代が安くなります。3年乗ったら元が取れますし、タイヤの消耗も考えると…

というわけで、総評としては「加速・最高速共にあと一声欲しいが、雨天時の安心感が非常に高いので通勤用としてはアリ!ただし、俺はS125の方がいい!」という感じになります。

置場所の問題もあるので、実際に通勤用の原2を買うかは、RSV4が修理から戻ってきた時に、R1とどちらを残すかによりますね。

R1は異常に通勤性能が高いので、R1を残すなら1台持ちで良い気がしますし、RSV4に乗り続けるなら通勤用の原2が欲しくなります。

以前はアドレスV125Sとかも乗っていましたが、私は「シフトチェンジしたい病」患者なのでいくら楽でもスクーターはなしですね。発進前に1速に入れる時の「ガコっ!」という音が好きで好きでたまらないのですw
Posted at 2020/10/24 22:57:39 | コメント(3) | トラックバック(0) | バイク論 | 日記
2020年05月23日 イイね!

RSV4初期整備

RSV4初期整備本来は今日(23日)到着予定だったらRSV4ですが、運送屋の好意で21日の深夜に到着しました♪


届いたからには早速乗りたい訳ですが、バイクを買って最初にやることと言ったら「ナンバーを付ける」ですよね。というワケでナンバーステイの自作から始めます。

まずは邪魔なフェンダレスステイを撤去し

可変ナンバーステイを付け

よし出来たw

ナンバーが若干左に寄っているのは見間違いではありません。RSV4のフェンダー用のネジ穴の位置が微妙で、後日金折にM6用の穴を開けないとちょうど真ん中に付かないですね。理想よりもナンバーが後方過ぎる感じもあるので、時間のある時にアンダーカウルに直接ホールを開けてナッターを仕込んでもう少し綺麗に付けようかと思います。

ここから先は必死だったのであまり画像がありませんが、日曜にツーリングに行くためにはETCを付けないと首都高代がもったいないです。今日の午前中にとりあえずヒューズボックスから電源取ってETC本体を入れる場所を探そうとシートを外してみたら…

絶望的にスペースがないw

ここまでやった所でまた雨が降ってきました。車を近所の無料パーキングに移動させて、屋根の下までバイクを動かそうとしたら…

サイドスタンドを払い忘れて縁石に引っ掛かり、バイクが右に倒れてブレーキレバーが折れました…

引き起こしは何とか出来たのですが、問題はブレーキレバーです。RSV4の純正セミラジアルのブレーキレバーはちょっと特殊な形をしており、Napsに行ったら取り寄せで1~2週間掛かるそうです。それじゃ明日のツーリングに間に合わん!

というワケで、どうせいつかラジポンにしてただろうしという事で、ゲイルスピードの19φのラジポンを買ってきて付けました。本当はオーリンズが良かったけど、ゲイルの1.5倍の価格が…

下からフルードを少し抜いて、純正マスターを撤去し、ゲイルのラジポンにブレーキスイッチ付けたり長さ的にギリなブレーキホースを何とか付けたり…している間にMT-07を買い取りに来たバイク仲間が到着してしばし雑談したり…

さようならMT-07。次のオーナーは街乗りメインの女の子だからきっとレブまで回したりしないよ(ToT)/^^^

で、何とか付けて下からシリンジ使ってフルード戻して、上から下からエア抜きしてようやくブレーキが効くようになりました…

次はETCです。電源はヒューズボックスから取り、ETC本体は左前のサイドカウルの裏側に両面テープで貼り付けたんですが、レギュレーターやら何やら干渉しないポイントがなかなか見つからなくて難儀しました…

それでも何とか付いたので2りんかんにセットアップに行きます。車両区分変わらないしMT-07のセットアップのままでも良かったんでしょうが、こういう所は真面目なんですよw 任意保険もちゃんと今日から切り替わるようにしてあります♪

で、2りんかんでセットアップをお願いしたら、セットアップカードをETC本体に抜き差ししなきゃダメなんですね。初めて知りました… でも本体はサイドカウルの裏側でカウルを外さなきゃカードの脱着が出来ないんですよ…

ピットの人に工具を借りてまたカウルを脱着して何とかセットアップ完了。帰りの環七が白バイホイホイだったのでチンタラ走ってたら短距離なのにメッチャ内腿が熱いです。やっぱり…

肝心のパワーですが、T(トラック)・S(スポーツ)・R(ロード)の3つの走行モードがあり、スロットルに対するレスポンスが変わるのですが、久しぶりのSSで慣れていないのでまだRしか試していません。が、ヤバいですねw

白バイが他のバイクを捕まえていたので、偶然出来たクリア区間でスロットルを開けてみたら…何という事でしょう。とんでもない勢いで加速してスピードメーターを見る余裕すらありません。見ていないのできっと制限速度内だったと思いますw

それにしても前オーナーが付けた社外マフラーがとんでもない爆音で、これよりうるさいのは直管入れてる仲間のR1しか知りません。暖機だけで近所の犬が吠えだすレベルなので、これを毎朝の通勤に使うのは社会不適合者の私でも厳しいですね(^^;

というワケで純正マフラーに付け替えました。社外の方が軽いので本当はそっちがいいのですが、純正でも住宅街ではギリOKというレベルなので…


ブレーキが直り、ETCを付け、マフラーも合法になりましたので、緊急事態宣言とか自粛要請とか無視して明日ツーリングに行って来ます。自粛警察対策で駐車中はナンバー上げとけば県外かどうかもわかりませんね♪

SSは久しぶりですし、タイヤが前オーナーが入れてたロッソ2かなんかなので明日は身体を慣らすレベルで走ってきます。街乗りだと2速までで全て足りてしまうので、高速で風防効果を確かめないといけませんね♪
Posted at 2020/05/23 20:41:58 | コメント(5) | トラックバック(0) | バイク論 | 日記

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