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ラクチのブログ一覧

2020年05月02日 イイね!

07を手放して乗り換えを決意した話

2017年9月に新車でMT-07を購入してから2年半が経ちました。

当然8月に車検を通すつもりで「車検の時に色々戻すのが面倒だな~」くらいに考えていたのですが、去年の年末あたりからエンジンから連続してカチカチカチカチ!という異音がするようになりました。

当然タペット音だろうと思ってバイク屋に預けてタペットクリアランスを見てもらったのですが、クリアランスは正常で良く回しているせいかシリンダーも上から覗いた限りでは綺麗だと言われて異音は直りませんでした。この時に念の為カムチェーンテンショナーは新品に交換しています。

異音が消えないので自分でも上だけ開けてカムシャフトなどをチェックしましたが、打撃痕みたいのもないし、バイク屋が可能性の一つとしていて言っていたデコンプピンも新品と比べても全く摩耗は見られませんでした。

高速での最高速が落ちる訳でもなく、トルクも体感レベルでは変化ありませんが、異音と振動は徐々に大きくなってきている気がします。そんな中で昔ヤマハで働いていた人とツーリングで一緒になり、音を聞いてもらった上で相談したら「その乗り方で4万キロでしょ?OHするしかないと思いますね」と言われてしまいました…

07のOHにいくらかかるかはわかりませんが、2気筒でパーツ自体は安いとしても25~30万はかかるでしょうね。私のような重改造車はYSPは受けてくれませんから、やってくれるショップを探して持ち込む必要があるわけですが、OH中にバイクがない期間があるのはバイク中毒の私には辛いですし、カネを掛けても今より速くなるわけでもない。

そんな時にツーリングで仲間のSC77(CBR1000RR-SP)に30分くらい乗らせてもらい第一のショックを受けました。こいつはヤベーとw

でもまあ、250万くらいするバイクですから、新車で70万の07と段違いに良いのは当たり前だし許せます。問題はその後です。

CBR650Rをレンタルした夢を見たのですが(まだ言うかw)前回のブログでも書いたように、乗っている間にCBR650Rを欲しいとは私は思わなかったんですよ。「確かに07よりは速いし安定感が高いけど、高速以外は俺の07のなかなかの走りをするしな~」って。

ところが、半日CBRに乗ってから07で帰ろうとしたら「07にはこれ以上の伸び代がほとんど残っていない」ことを悟らされてしまったのです。

フロントアクスル・ピボット・リアアクスルをクロモリ化した上にロールバーまで付けて剛性を高めた私の07は、純正のCBR650Rよりも遥かにヘロヘロなのです。

マトリス&オーリンズの前後サスに、良い子は公道を走っちゃいけないレースタイヤを履かせた(夢ですが)07のペースと、純正サスにダンロップのウン〇タイヤ(私は昔首都高でコケて骨折した時にダンロップを履いていたのでダンロップ嫌いですw)のCBR650Rのペースが大差ないのです。

欲しくないのでCBR650Rは買いませんが、もし買ったとして、タイヤとブレーキパッドだけ替えたら峠でも07より速く走れます。サーキットや高速ならもっと差が付くでしょう。しかもより安全に、より余裕を持って…

なんだかんだ言っても、バイクは最終的にはライダーの腕だと思っていました。達磨山をバイアスタイヤで信じられないペースで走る伝説のライダーの走りも直接見ていますし、マルケスがどんなサーキットでも表彰台に上がるのは、2輪は4輪よりもライダーのスキルによる所が大きい事を意味しています。

でも、凄く当たり前なんですが、同じライダーが乗るならポテンシャルが高いバイクの方が速く安全に走れるんですよね。どっかの豆腐屋の親父が言っていましたが「車が元々持ってる限界以上で走れるわけじゃないし」ってヤツです。

もちろん私はまだまだ下手なので、上達すれば07でも今より2段階くらいは速く走れると思います。でも、その「07の上限」が割とすぐそこにあることに気付いてしまったのです。高速は常にフルスロットルなので既に上限に達していますがw

2年半のカスタム地獄の甲斐もあって、ここ2回くらいのツーリングでは私は割と乗れていました。07をほぼイメージ通りのラインに乗せて、フルバンクが必要なコーナーでは左右共に膝を擦れて、ハイスロを活かして立ち上がりでは早めにフルスロットルにして。ブラインドコーナーのツッコミだけは安全策でフルブレーキまではしていませんが、H2乗りのベテランライダーには遅れずに付いていって「それ本当にMT-07?」と言わせるくらいの走りは出来ていたんです。

これ以上のペースで走るとなると、安全マージンを削るしかなく、妻子ある身としては、家族の為にも事故で他者に迷惑を掛けない為にもそれは出来ません。だから、このくらいが自分の限界だろう。バイクを変えた所でこれ以上のペースは危険だろうと思っていたのです。

それが、CBR650Rに半日乗った夢を見たことによって「危ないのは今よりペースを上げることではなく、限界の低い07で今みたいなペースで走ってることなんだ」と気付かされてしまったのです。ベンツやポルシェでアウトバーンを200km/hで走っても単なる巡航速度ですが、N-VANで150km/h出したらそっちの方が危険でしょう。

07は最高の街乗りバイクです。あるいは景色を楽しみながら下道や峠をまったり走るなら最高です。私のように足回りに手を入れればその「まったり」のペースを多少上げても大丈夫です。高速が修行であることには異論は認めませんがw

私は20代の頃にSC50(CBR954-RR)で首都高をグルグルしていたような気がしなくもありません。9号深川線なら膝擦って走ってたような、辰巳の90度コーナーで150未満まで速度を落とすとリーダーに叱られたような…多分夢ですけど。

今さらそんな走りをするつもりはないんですが、パワー不足・剛性不足に悩まされてバイクばかり弄っていて、肝心のライディングスキルの向上が疎かになっている気もします。私に07を合わせようとばかりしていて、私がバイクに合わせる努力をしてこなかった気が…

なので、13年ぶりのリターン1台目としては非常に良いバイクだった07には別れを告げて、パワーと剛性が私のスキルを上回っているバイクに乗ってみようと思います。

候補はいくつかに絞ってきましたが、あまりにも長文になったので次のバイクのお話はまた後日…
Posted at 2020/05/02 21:32:39 | コメント(5) | トラックバック(0) | バイク論 | 日記
2020年04月30日 イイね!

CBR650Rをレンタルした夢を見た話

CBR650Rをレンタルした夢を見た話世界全体がロックダウンや外出自粛でCovid-19の感染拡大を防げるという妄想による集団ヒステリーを起こしている時に、

「でも、ロックダウンとか全くやってないスウェーデン・ベラルーシ・カンボジアのデータを見ると、ロックダウンしてもしなくても人口当たりの感染者や死者数は変わらないよね?孤立や孤独や経済難による他の死因まで見たら「何もせずにいつも通り暮らす」方が良いでしょ?」

などと言っても、わかってくれる人など極一部です。B29が首都上空に飛来している時に竹槍訓練をしない者は非国民でしたが、Covid-19がパンデミックを起こしている時に、外出や人との接触を減らさない者も非国民扱いされます。Covid-19の感染力は凄まじく、332種類ものたんぱく質と結合できる感染力があるため、自粛で防ぎたいなら皆が自衛隊病院の医官や看護官レベルの重装備で暮らさなければなりませんが、本当にそんなことが可能でしょうか?目の粘膜からも感染するのですが、県外ナンバーを見てヒステリーを起こしている人々はいつもゴーグル着用で暮らしているのでしょうか?

などと言っても他人を変える事は出来ません。自粛とマスクと手洗い(竹槍)でコロナ感染(B29の爆撃)を防げない者は非国民であり、過剰な自粛によって廃業に追い込まれて経済苦や過度のストレスによって死者が増えても、そんなものはガン無視できるようでなければ大日本帝国臣民としては失格なのです。

さて、私は非国民で臣民失格で、中国人にも朝鮮人にも何の差別意識も持っていない人間のクズですので「暇だし次に買いたいバイクでも探してみるか~」とCBR650Rをレンタルした夢を見てみました。

MT-07を私より速く運転できる人は世の中にいくらでもいると思いますが、私より重改造の07乗りはそう多くはないと思います。(ターボ化事例があるのでその人には負けますw)

初期状態と比べれば遥かに乗りやすく、安心してコーナーを攻められる仕様になったとは思うのですが、先日のツーリング時に仲間のSC77(CBR-1000RR-SP)に乗らせてもらってショックを受けました。なにこれ、腕さえ磨けばハイペースでも破綻しないじゃん。。。

私も善良なまったりツーリングライダーの方々と比べれば、遥かにハイペースで走っているとは思いますが、仲間内では一番の遅さでいつも迷惑ばかり掛けています。でも「対向車に突っ込まれない限り、自分から転倒したりオーバーランする事は100%ない」と信じられるペースとしては既に限界近くに来ています。これ以上ペースを上げようとしたら07のポテンシャルを出し切るしかなく、それって公道でサーキットみたいな走りをすることになるので非常に危険です。やりたくありませんし、やる気もありません。

でも、私より速いペースで走っている仲間が、後ろから見ると私の07よりも安定して余裕を持って走っているのです。これはやはりバイクの素性が違うのだろうと。

07で頑張るつもりでしたが、エンジンからのカチカチ音がタペット調整しても直らないので、あと1年くらい乗ったらエンジンをOHしないとダメそうです。ツインなのに高回転を常用しすぎなのかもしれません。スプロケ換えてハイスロ入れてフルスロットルにしてるのに加速が足りないですからね…

OHで30~40万払うなら、バイクが動くうちに売ってしまって次のバイクを買った方が良いかなと思うようになりました。予算的な制約もあるので条件と優先度は以下の通りです。

①峠が楽しく安心して走れるバイク。たまにはサーキットも走りたい
②高速でベタ伏せすれば風切り音がしない程度の風防効果がある
③通勤でも使うので無理やりでもリアシートにボックスが積めるバイク

師匠に相談したところ、CBR650Rはどうかと言われました。理由は以下の通りです。

①95psで07よりは速い
②セパハンだがアップハン気味で通勤でも辛くない乗車姿勢
③新車で110万円くらい。中古なら100万弱で買える
④純正でスリッパークラッチが付いているので、ブレーキとタイヤだけ換えればとりあえず走れそう

デザインも好きな感じなので後は乗ってみないとわかりません。想像力をMAXに働かせてレンタルした夢を見てみましょうw


とあるレンタル屋で借りて首都高に乗ってみます。並列4気筒でパワーは9000rpmあたりから出始め、12000rpmあたりがピークパワー、レブは13000ちょいって感じです(ちゃんと調べてないw)

純正マフラーですが音質は良く、後でサイレンサーを換えればレーシングサウンドと呼べるような音を出してくれそうです。これはなかなか気持ちが良いですね♪

電スロではありませんがスロットルは軽く、スリッパークラッチも優秀で07に入れたスーターのスリッパーよりも滑らかに繋がります。これは4気筒でそもそもバックトルクが07ほど強くない事もあると思います。

湾岸線からアクアラインに抜け、最高速を測ってみましょう(夢ですからね!)

4速吹け切りでの200までは滑らかに加速します。170くらいからハンドルに微振動を感じますが、車体剛性が07より遥かに高く、ホイールベースも長めで直進安定性が高いので不安は一切ありません。

シフトアップして5速にいれますが、210から先は加速がかなり鈍ります。十分な加速区間を取ればメーター読み240超まで出ますが、ブレーキとタイヤが純正なので無理は禁物でしょう。常用域は200までと考えた方が良さそうです。タイヤはダンロップのク〇タイヤですが、買ったら即交換以外の選択肢がありませんね…


ダメなのは風防効果で、タンクベタ伏せでも風切り音が激しく、足にもそれなりに風を感じます。スクリーン交換でマシにはなるでしょうが、タンクに顎を乗っけているのにあの風切り音は設計ミスです。

回せば07よりはパワーがあり明らかに速いのですが、エンジンの存在感が薄く、SSに乗った時のような戦闘機感とかエンジンを腹に抱えている感がありません。音は良いのにちょっともったいない味付けですね…

君津で降りて房総スカイラインからもみじロードへと向かいます。高速での直進安定性が素晴らしかった分、ワインディングで曲がりにくいのではないかという不安がありましたが、これは杞憂に終わりました。


セパハンと適度な前掲姿勢でフロントの接地感が高く、初めて乗ったのにバイクとの一体感を持ってイメージ通りのラインが描けます。純正サスにウン〇タイヤなのに07で流してる時のペースなら余裕で出せます。

立ち上がり加速は高回転を維持すれば07より上、回転を落としてしまうと07の方が速いですが、これは慣れの問題なのでやはり素性は07より遥かに高そうです。

ABSとトルコンが付いているバイクですが、タイヤが貧弱なのでブレーキは効きが足りず早めにABSが介入してきます。所有したらブレーキとタイヤは換えざるを得ませんね。トルコンはなくても良いかなと思う程度のパワーですが、サーキットでは役に立つかもしれません。まあツーリングタイヤでガバ開けしたら介入するかもしれませんが、そういう走りがしたい人は先にタイヤを換えるべきですw

裏もみじと呼ばれる狭いワインディングを走っていたら、前方から2台の白バイが来てすれ違いました。仕事でこんな楽しい道を走れるなんて羨ましいですね~


さっさと撤収して再びアクアラインを通って都内に戻ります。風切り音は相変わらずですが、とにかく直安が高いので高速が楽チンです。07の高速は修行感しかないですからね…

ガソリンはレギュラーで燃費はこんなものです。レンタル車でガチで走ったわけでもないので、本気で回したらもう少し落ちそうですね。ガソリン代はどうでもいいのですが、タンクが15Lなので航続距離が少し気になります。それでも私の07よりはマシかw

さて、欲しいかどうかという話に戻るのですが、CBR650Rは一言で言うと「全てが及第点だが尖っている部分がどこにもない」バイクだと思いました。よく回るエンジンなのにエンジンの存在感が薄く、剛性が高いのに乗っていてチープ感を感じます。実にホンダらしい優等生的なバイクなのですが、「欲しい!」と思わせるだけの魅力が無いんですよね…

うーん、買い替えるには「嫁を説得」という最難関イベントが待っているのに、それを押してまで買いたい程の魅力がな~と思いながら返却して07で帰宅しようとしてビックリしました。今年一番のショックと言っても過言ではありません。それは…

①何このバイク!ハンドル高すぎて3輪車かよ!
②フロントの接地感弱すぎ!一体感が無くて自分のイメージラインの外側でバイクを回さないと走れない!
③剛性低すぎ!このバイクで飛ばす奴とかアホだろw

って、自分のバイクじゃなかったら思ったと思います。マジでショックでした。

今までもツーリング時に峠を一往復とかだけなら、仲間のSC57とかZ1000とかGSX-750Sとかも乗らせてもらって、パワーと剛性が高いバイクはいいな~くらいは感じたのですが、いずれも15分~30分程度の試乗でしたので、07で帰ろうとした時にもここまでのショックは受けませんでした。ところが、今回は300kmくらいCBR650Rで走って身体がCBRに慣れてから07に乗ったら、今まで気付いていないかった07のネガな部分に気付かされてしまったのです。夢なのにw

07を買ってからずっと、ネガな部分を潰すために時間もお金も掛けてやってきましたし、純正と比べればネガはかなり潰せたと思っていたのですが、特に魅力を感じなかった純正状態のCBR650Rとの間にさえ「越えられない素性の壁」があることに気付かされてしまったのです。

だからと言って、今すぐどうしても欲しいバイクが見つかったわけではないので、しばらくは悶々としながら、興味のあるバイクが出たら片っ端からレンタルして乗ってみる夢を見たいなと思います。
Posted at 2020/05/01 10:55:03 | コメント(5) | トラックバック(0) | バイク論 | 日記
2020年04月07日 イイね!

パフォーマンスダンパーとかセッティングとか

パフォーマンスダンパーとかセッティングとか私は自粛要請中でもツーリングに行ってしまうような非国民なので、みん友さん限定で徒然なるままに書いてみます。例によって読む価値はありませんw

先週末に仲間と伊豆ツーに行って来ました。芦スカ・伊豆スカ・達磨山・西伊豆スカイライン・マーガレットを往復という贅沢過ぎるルートでメチャクチャ疲れました。コロナ対策で昼食は採らずに休憩時もお互いに1m以上離れてマスク着用で話すという、自粛してるんだかしてないんだかわからない状態でしたが、あらゆるステージが含まれているコースで非常に楽しめました。

世間一般の神に近い善性をお持ちの方々が外出を自粛されていたようで、伊豆スカがあんなに空いているのは見たことがありません。帰りも夕方になりましたが東名で渋滞ゼロでした。覆面に止められている車両は沢山みましたが…

話をバイクに戻します。私の07はフロント・ピボット・リアの3点をクロモリ化してあり、両側ロールバーで少しでも剛性を出そうとしていたのですが、高速と高速コーナーが走りやすくなった分、小回りが効かない感じになっていました。

今回は左側のロールバーを外してパフォーマンスダンパーを付けたのですが、交換した途端にリア剛性が低下したのが街乗りでもわかるレベルになり、減衰調整は変えていないのい、相対的にフロント減衰の方がリアよりも硬く感じるセッティングになっていました。

で、芦スカを走り始めたら一次旋回であまり曲がらないのでペースが上がらず、流してるだけの仲間にジリジリ離される感じになってしまいました。

そこで、バイカーズパラダイスでの休憩中に思い切ってフロント減衰を伸び側2クリック、圧側1クリック弱めて、フロントの方がリアより若干柔らかく感じるくらいのセッティングにしてみました。

そうしたら、メッチャ走りやすくなったんですよね。フロントがスッと入るのでオーバーランの恐怖心が減り、路面のギャップも程よく吸収するので安心してバンクさせられます。

私は見通しの良い右コーナーが好きで、右コーナーなら公道でも膝擦りもしながら走れるのですが、左コーナーは恐怖心から出口が見えるまでは頭をセンターに残しつつバンク角も抑えめで走るので、普段は左コーナーで膝を擦ることはありません。でも、この日は何ヵ所かで左も擦りながら走れました。まあ、擦れたというだけで仲間がペースを上げた途端に視界から消されて西伊豆ではソロツーだったんですけどね…

普段は下りのヘアピンでフルブレーキしても底突きしないくらいのセッティングにしていたのですが、今の私の技術・ペースだとフロントが柔らかめでよく動く足の方が安心して乗れるようです。

ただ、ノーマルの足回りでこのセッティングにすると、高速域での剛性不足で東名や高速コーナーでは怖い思いをすることになります。このあたりは右側のリジット化したロールバーやらクロモリが効いているんだと思いたいものです。

で、ヤマハのパフォーマンスダンパーなんですが、左側のロールバーと交換という形で付けたので、この日に乗れていたのがPDのお陰なのか片側ロールバーくらいの剛性がちょうど良かったのかはわかりませんが、微振動は確実に減ります。ちょっとだけシルキーな乗り心地になりますので、微振動で手の平が痺れたりする人には良いでしょう。

そういえばロールバーについてのパーツレビューを書いた時に、軽い気持ちでレビューをコピペしてWebikeのインプレにも投稿したのですが、ある日突然1500ポイントが加算されました。

みんカラでは割と好き放題書いてる私ですが、ユーザー数が圧倒的に多いWebikeに書いたのは失敗でしたね…

読んだ方が「メーター読み200キロ」という部分はサーキットでの話だと誤解してくれるといいんですけどね。ガウラのストレートは短いので07では170くらいしか出ないのですが…
Posted at 2020/04/07 22:18:51 | コメント(0) | トラックバック(0) | バイク論 | 日記
2019年11月18日 イイね!

久しぶりの原2通勤で思ったこと

久しぶりの原2通勤で思ったこと例によって独断と偏見に基づく読む価値もない「たわごと」をみん友さん限定公開で書いているだけですので、余程ヒマでやることがない方以外は読まないようにご注意下さい(笑)

愛車の07のカタカタ音修理に時間が掛かっており、バイク屋の代車のアクシストリートでの通勤を余儀なくされております。代車なので勝手にウエイトローラーを交換する訳にもいかず(返す前に戻せばいいから換えちゃおうかとも思いましたがw)電動自転車並みのゼロ発進にオロオロしながら通勤しています(笑)

とはいえ、原2には原2の良さがあることもまた事実だと思いますので、07の前に乗っていたアドレスV125Sや、20代の頃にセカンドバイクとして買って、あまりの遅さに2週間で売却したグランドアクシス90などの思い出なども含めて、原2通勤のメリット・デメリットをまとめてみました。要するに、読む価値はないです(笑)

メリット
・燃費が良い
・メットインスペースに色々しまえる
・乗るまでの心のハードルが低く、ヘルメットさえ被れば自転車感覚で乗り出せる
・足が寒くない
・速度が出ないので身体もそんなに寒くない
・子供との2人乗りが楽(大人を乗せるならPCX以上の車格が必要かと…)
・ガス欠になっても押すのが簡単(代車のフローティングセンサーが壊れていて、満タン表示のままガス欠になってGSまで押しましたw)

昔の2ストなら原付Ⅰ種でも十分通勤に使えましたが、4スト時代の原付Ⅰ種はさすがに無理、というか単純に幹線道路を走るには遅すぎて危険です。いくら安いと言っても白バイに2~3回も捕まれば原2が買える差額分くらいの反則金を取られますから、地方在住者以外は原付Ⅰ種は買わない方がいいと思います(独断)

CBR954RRで通勤していた時は、跨っただけで戦闘機に乗り込んだような緊張感があったのですが、原2なら普段着のままホイっと乗れます。MT-07はSSと比べたら気軽な街乗りバイクですが、普通のシューズで乗るとシフトチェンジでシューズが痛むのでブーツまたはライディングシューズで乗る分若干の面倒臭さがあります。

PCXやN-MAXであればまた印象も変わると思いますが、アドレスやアクシストリートは「原付Ⅰ種よりは速度の出る原付」に過ぎないので、メリットとして感じたのは上記の気軽さが一番ですね。

デメリット
・加速が悪いので追い抜きが怖い
・最高速が出ないので白バイから逃げ切れない(おい)
・間に合うハズの信号に間に合わない
・チャリ族の邪魔さが07に乗っている時の比ではない
・ブレーキがプアなのにすぐにリアがロックする
・スリ抜け性能はMT-07と大差ない(07のミラーを換えている前提)
・都内通勤スリ抜けバトルでは技術ではなく無謀なだけの者が勝利するw

私は通勤でもガンガンスリ抜けをするタイプなのですが、ウエイトローラーを加速に振ったアドレスV125Sも含めて、やはり原2だと思い通りのスリ抜けが出来ません。

純正ミラーは予想以上に幅があるので、ショートミラーに換えないとスリ抜け能力はMT-07と大差がなく、07でも反対車線を逆走する原2以外に抜かれることはまずありません。

ミラーを畳んだSSの方がもっとスリ抜け能力が高いので、CBR954RRで通勤していた頃の私と、MT-07で通勤している今の私がバトルをしたらCBRが勝つとは思いますが…

純正ウエイトローラーのアクシストリートでバトルをしても意味がないのでまったり走っているのですが、チャリ族を含めて遅い2輪車の後に付いてしまった時は、流石に抜きたくもなります。でも、ズバッと加速してくれないので追い越しに非常に気を遣うのです。

1年以上も通勤していると「この信号が青になった時にこのくらいの加速をすると、この信号までは青のまま通過できる」という通勤のリズムが出来るのは御理解いただけるかと思いますが、07なら余裕で間に合った信号に間に合わないため、1週間ではまだリズムが掴めていません。「マジかよ!この信号にも間に合わないのかよ!」と呟きながら乗っています(^^;

話は変わりますが、信号機の青や赤の時間は警察が設定し、午前と午後で車の流れが変わる事も考慮して信号のタイミングが変わるのですが、タイミング設定がアホ過ぎると感じられた方はいませんか?

赤信号から青になった瞬間に、普通の加速をしてから制限速度を守って走ると、すぐに赤信号に引っ掛かるようなタイミングで赤になるのです。逆に気持ちの良い加速をしてから制限速度+20km/hくらいで巡行していると、赤に引っ掛からずに結構先まで行けたりします。

制限速度を守らせたいなら、飛ばすと赤にぶつかるが、制限速度を守ればスムーズに進めるタイミングにすればいいのに、現実は上記のようになっているため、遅いトラックやバスやアクアや軽自動車がいると、全ての信号で赤で止められて無用な渋滞が伸びていく路線が多すぎます。

原2で通勤する場合は、赤信号では必ず先頭に出てフル加速し、上記の「青で進めるタイミング」に間に合う速度で走れば快適な通勤が出来る訳ですが、古いアクシストリートだとちょっと間に合わないんですよね…

ちなみに、20代の頃にCBR954RRで無鉄砲すぎる弾丸通勤をしていた頃は「間に合う訳のない青信号に間に合うが、その先の普通なら青になる信号がまだ赤のうちに交差点に着いてしまう」という無意味な悩みがありましたw

MT-07にはそこまでの速さはないのでやはり街乗り最高です♪早く直って戻って来ないかな~
Posted at 2019/11/18 21:55:08 | コメント(1) | トラックバック(0) | バイク論 | 日記
2019年11月07日 イイね!

レブって当てちゃいけないの?

レブって当てちゃいけないの?入庫修理が必要になった事による単なる愚痴です。読む価値はないと思います(笑)

10月上旬くらいから、特にエンジン始動時にカチカチいうようなメカニカルノイズが聞こえ始めたのですが、シート下がカオスなので何かビビリ音でも出してるのかな~と思ってそのままツーリングに2回行きました。

やっぱり音がするのでバルブクリアランスを疑ってバイク屋に持ち込んだところ、経験豊かそうな店長がちょっと音を聞いてアクセルを煽っただけで「タペットですね!後は開けてみないとわかりません…」という診断を出してくれました…

という訳で来週は入庫修理でエンジンを開けてみてもらう訳ですが、納車から2年32,000kmでヘッド回り整備が必要ってのはよくある事なんですかね?

店長に「回してますか?」と聞かれたので、「まあ、それなりには…」と答えたのですが、普段はちゃんと9,000~10,000rpmの間でシフトアップして、レブに当てたのなんて20回くらいしかありません。そもそも、レブリミットってエンジンを壊さない為に実際の限界より低い回転数に指定されていると思っていたので、そのくらいで不調が出ても困りますよね…

という話を仲間にしたら「まあ、必要悪じゃないですかね。国産マルチだから早々ブローしませんよ。入庫前にツーリング行きましょう♪」と言われました(笑)
同じ話をみん友さんのコメント欄に書いたら、「07であんなに回す人を見た事がない」というメッセージをいただきました(笑)

で、ここからは言い訳なのですが、私が回し過ぎなのではなく、07が回転数の割に速度が出ないのが問題なのです。その昔にCBR600F4iに乗っていた時は12,000くらい回せば必要十分な加速とパワーが得られました。CBR954RRの時は、暴力的な加速過ぎて私の腕前ではレブまで使い切れませんでした…

で、07なんですが、御存知の通り9000rpmでピークパワーが出ます。そこからレブの11,500rpmまでは、馬力もトルクも激減するようで、回転数が上がってもエンジン音や排気音がほとんど変化しません。これがツインってヤツなのかもしれませんが、スポーツ走行している時にタコメーターを見る余裕はありませんから、「ここは2速吹け切りで行ける!」と思った所で微妙に足りなかったりするとレブに当たってしまうのです。音で判断付かないのは厄介ですよね。

そんな訳で仲間内のツーリングでレブってしまったのが10回くらい。残りの10回は前後スプロケ交換後です。フロント1丁落とし&リア2丁上げで加速に振った訳ですが、加速が良くなった代わりに2速吹け切りが早いんです。クイックシフターの点火カット時間は全開加速中にちょうど良いようにしていますから、あまり早めにシフトアップするとクイシフの良さが失われる上に、シフトダウンが増えて面倒なのです。やはりシフトダウンを恐れないためにもスリッパ―クラッチを付けないとどうにもならないですかね…

「そんなに回すからいけないんだ」「07はそういうバイクじゃない」という御批判もあるかと思いますし、ヤマハの開発者も「そこらへんをテキトーに走るのに最高のバイク」と言っていますから、やはりコンセプトとしては街乗りバイクなんでしょうね。ええ、いいですよ。SSみたいなスポーツバイクじゃないことは私もわかってます(笑)

でも皆さん、ちょっと冷静になって考えてみて下さい。

MT-07が「街乗りバイク」だとして、ピークパワーが出る9000rpmまで回してたら白〇イからだって逃げ切れるくらいのハイペースになりませんか?(笑)

カウルもないし、高速安定性も低いので、ツーリングバイクではないと思うんです。

サスがフニャフニャでペースを上げるとすぐに破綻しそうになるので、スポーツバイクでもないと思うんです。

少し前のブログでも書いたように、MT-07はやはり街乗りが一番楽しいバイクだと思うのですが、こんなペースで街乗りしてたらすぐ死にそう…って思うんですよね。

なので、安全に楽しむためにサーキットに行ったり、公道ツーリングでは7割の本気度を上限として安全マージンたっぷりに楽しみたいのですが、そういうスポーツ走行で「安全」を求めると数々のアフターパーツが必要になり、ようやく足回りが固まってきても「エンジン非力過ぎ問題」にブチ当たる訳です。

非力なんですから回すしかないじゃないですか。原付2種での通勤経験がある方なら御理解いただけると思いますが、信号が青になったらとりあえずフルスロットルにするしかないじゃないですか…

そんな私に「通勤時はフルスロットルじゃなくてもええんやで」という事を教えてくれたのが、前後のスプロケ交換です。パーツレビューにも書きましたが、「街乗りや、まったりツーリングで一番楽しい」のはフロント1丁落としだと思います♪

修理後もすぐレブっちゃうようなら、リアは純正に戻そうかと思うくらい、リア2丁上げまでやるとやり過ぎ感が出ます。

タペット調整とカムチェーンテンショナー交換くらいで済むといいですね。OHが必要とか言われたら買い替えたくなってしまいますが、まだまだ07を乗りこなしているとも言えないので、何としてでも直して練習して「07の乗り方は大体わかりました」みたいなカッコいい事を言ってみたいものです。

なんだかんだと書いていますが、MT-07がメッチャ好きなんです。でも、私のバイクへの愛は妻や子供への無償の愛とは違いますから、欠点は直して欲しいのです!「ちょっと回したくらいですぐ壊れんなや!」とね(笑)
Posted at 2019/11/07 18:06:11 | コメント(4) | トラックバック(0) | バイク論 | 日記

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何シテル?   05/15 13:28
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