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2024年06月29日 イイね!

2024年式CBR600RRのECU書換の途中経過②

2024年式CBR600RRのECU書換の途中経過②ユーロ5適応で中低速トルクが致命的になくなった8BL型のCBR600RRですが、ECU書き換えのために私の車両のECUを提供してデータを吸い出してもらいました。

一度は「ライターのアップデートが済んだので書き換えます!」みたいな連絡が来たのですが、1つ前の2BL型からもかなり中身が変わったようで、更にアップデートしないと書き換えられないとのことで、現在海外の開発会社がアップデートしてくれるのを待っている状態です。早く書き換えたいですね…

その間にスプロケをF:15T/R:45Tまでショートにしたので、そのインプレとシフターなどについて書いておきます。

純正はF:16T/R:42Tですから、リア換算で6丁分ショートにしたところ以下のような状態になっています。

①ギアポジションインジケーターは走行中は常に「数字」と「-」を交互表示するようになっていてギア比が狂っているエラー表示になっています。
②F:15T/R:42Tの時は2速以上でエラー表示が出ましたが、R:45Tにしたら1速でもエラー表示が出るようになりました。
③ここまでギア比を変えてもシフターは作動しています。同じくスプロケを交換するとシフターが使えなくなるとの噂のRR-Rよりは許容範囲が広いようです。
④メーターは思ったほど狂っておらず、100km/h程度では仲間のバイクのメーター表示とほぼ同じでした。ユーザー車検も自分で通せるレベルかと。
⑤ショートにしたことで2~5速がかなりクロスになったように感じます。レブランプが高速点滅(14,500rpmに設定)している状態でシフトアップしても、レブランプが消えずに点灯(設定値の-800rpmから点灯し始めるので13,700rpm以上)したままだったりする場面がありました。
⑥メーター読み230km/hで6速のシフトランプが点灯(走行中で個数までは数えられなかったのでおそらく14,000rpmちょい)してました。レブに当てたくないのでそこで戻しましたが、おそらく最高速が240km/hくらいまで落ちているのではないかと...

まだ燃調をしていない状態なので、相変わらず11,000rpmを下回るとトルク不足でまともに加速しなくなりますが、ショート化によって今まで1~2速を使っていた場面で1速に落とさずに済むので走りやすくはなりました。

とはいえ、中間トルクを何とかしないとおよそSSのエンジンとは言えない代物なのですが、考えてみたらPC40ってエンジンのベースはずっと同じなハズで、燃調をやたら薄くした上でエキパイの取り回し・触媒・排気デバイスの撤去などでユーロ5に適合させたと思われます。

つまり「フルエキ入れて燃調やり直せば2019年式以前のパワー感に近付けることも可能なのではないか?」という疑問が生じます。

ところが、探してみても2021年式(2BL)以降のフルエキがなかなか見つかりません。アクラポビッチですら2BLのスリップオンを出しているだけでフルエキ出してないんですよね...

「レーサーとしても使われる車両なのにどこかにはあるんじゃないの?」と思って探していたら、エキパイだけ見つかりましたw

ウェビックのページ

面白いのは「純正サイレンサー使用可能」なんですよね。

8BLに乗っている方ならわかる通り、8BL-PC40って触媒付いててもぶん回すとかなり煩いレーシングサウンドを出してきます。燃調や触媒でユーロ5に適合させただけで、純正サイレンサー自体はかなり抜ける仕様に思えます。

そう考えると、ポイント還元を含めた実質価格9万でフルエキが買えるのは選択肢に入ってきますね。問題点は以下の3つ

①レース専用品なので公道走ると常に違法状態になります
②誰かが現車合わせして燃調マップ作ってもらわないと、吊るしのマップ(それだって今から作られるんでしょうが)だとアフターファイアとか出るかもしれません
③車検の度に純正エキパイに戻す手間が生じます

注文しても納期2ヶ月以上なので、とりあえず私は純正のままでECU書き換えを行い、それでもトルク不足が納得のいくレベルにならなかったら、これ買って燃調取り直してもいいかなと思ってます。

何はともあれ早くライターのアップデートが終わって燃調書き換えたいですね~
Posted at 2024/06/29 09:14:43 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2024年06月20日 イイね!

2024年式CBR600RRのECU書換の途中経過

2024年式CBR600RRのECU書換の途中経過2024年式CBR600RR(8BL-PC40)について、スプロケ交換の整備手帳をアップしましたら、複数の方から「自分もスプロケ交換してるけど、ギアポジションインジケーターが数字と「ー」を交互表示するようなエラーが出てませんか?」という御質問をいただきました。

私の車両もそうなったのでメーカーや販売店に問い合わせた所、以下のことがわかりました。

①ギアポジションは速度と回転数から逆算して表示させているので、ギア比を変更するとエラー表示が出る
②自分でリセットや再学習させる方法はなく、ホンダは「純正ギア比に戻せ」とか言ってくる
③販売店によれば、レーサーやサーキット走行する人はよくギア比を変えているが、変えすぎるとシフターが使えなくなるため、これを解決するにはECU書換で二次減速比を書き換えるしかない
④現時点で8BL-PC40のECUをすぐに書換可能なショップは無い(ラクチ調べw)

純正のF:16T R:42Tから、私のようにF:15T R:42Tにしたくらいだと、エラー表示は出ますがシフターは一応使えます。また、御質問いただいた方の中にはF:15T R:44Tに変更された方もいるようですが、シフターは使えているとのことです。

しかし、シフター制御の中身がよくわからないため、ECUを書き換えずにギア比を変えた場合に、シフター、特にオートブリッパーが完璧に仕事をしているかはわかりませんし、飛ばしている時にチラッとギアポジションを確認しようとしたタイミングで「ー」表示だと確認しづらいため、どうせ燃調等でECUを書き換えるならギア比についても対応させておきたいところです。

そもそも、2019年式以前のCBR600RRまたは6RやR6に乗ったことがある方なら、現行の8BL-PC40のエンジンには少なからず不満を感じるハズです。私が感じた不満は以下の2点です。

①11,000rpm未満はトルク不足でまともに加速しないため、どうしても回転数が落ちるタイトコーナーの立ち上がりで顕著な加速力不足に陥る
②レブが15,000rpmとして14,500rpmあたりからパワーが落ちるので、実質的なパワーバンドが11,000~14,500rpmの3,500rpm分しかないため、頻繁なシフトチェンジを要求されて疲れる割に速く走らせにくい

私の体感なんてアテにならんと思っていましたが、ロクダボ上級者のN本氏も同じことを言っていたので間違いないと思いますし、シャシダイのデータからも明らかです。


なので、私に限らずスポーツ走行をしようと思ってCBR600RRを買った方の多くがスプロケをショートに振って加速力不足を何とかしようと試みているのではないでしょうか?私も既にF:15T R:45Tを付けていますので、純正と比べればリア換算6丁分くらいショートに振っているわけです。そのくらいしないと1速でもヘアピンの立ち上がりでパワーバンドを大きく外れてしまい、下手をすれば400ccにも立ち上がりで離される事態になりかねません。SSなのに…

しかし、ギア比をいくらショートにしたところで、パワーバンドの狭さは変わりませんので、低中回転域の燃調を濃くしてトルク不足を解消させておきたいところです。そこで、私の車両のECUをある程度の期間預けて解析してもらい、ECU書換に対応してもらうために10 FACTORYというショップにECUを送りました。

10 FACTORYのみでは解析は出来ないようで、海外の専門ショップ(WSBK関係の仕事もしているショップのようです)に送ってライターのアップデートの作業中となっています。

ECU本体は既に帰国しているようですが、一つ前の型である2BL-PC40からもECUの中身がかなり変わっているようで、もう少し修正してもらわないと書き換えが出来ないそうですが、ライターのアップデートが完成すれば、燃調だけでなくギア比変更にも対応できるとのことで楽しみにしています。

燃調マップも私の希望(低中回転のトルクを太くした上で15,000rpmまでパワーが落ちないように)を入れたベースマップが出来上がると思いますので、ECU書換を検討されている方は、今のうちにギア比を決めておきましょう。どうせ書き換えるなら長く使えそうなギア比にしておきたいですからね~

私がF:15T R:45Tとしたのは「ストリートで1速を使う頻度を減らしたい」からです。CBR600RRのオートシフターはかなり優秀で気に入っていますが、2速→1速のダウンだけは、踏み込みが甘くてニュートラルに入ってしまって怖い思いをしたことが何度かあります。サーキットでも危険ですがストリートでそれが理由でオーバーランなんかしたら下手をすれば死にます。なので、7,000rpmから許せるレベルのトルクが出る燃調にした上で、ストリートでは2速メインで流せるようになりたいんですよね。

というわけで、書き換えが完了したらまたブログを書きますが、もう少し時間がかかりそうなので途中経過を書いておきました。
Posted at 2024/06/20 21:28:42 | コメント(1) | バイク論 | 日記
2024年06月04日 イイね!

[5000kmレビュ―]安定志向のストリート用ミドルSS

サーキットでタイムを詰めようと思うなら2019年式以前の中古を買った方が遥かに楽です。
優れているのは足回りやオートシフターなので、公道を安心しながらツーリングして、高回転まで回した時のSSっぽい動きやエキゾーストノートを楽しむためのストリート用バイクかと思います。
練習のためにサーキットもたまに行っていますが、トルクの薄さとパワーバンドの狭さで10年落ちのR6や6Rに全く歯が立ちません...
Posted at 2024/06/04 13:09:33 | コメント(1) | クルマレビュー

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警察には屈しません。以下のブログを読めば目から鱗が落ちます。 https://xn--110-rf4b302pzd3bcnm.com/
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