私が学生時代には、学校の図書館にライトノベル ~という言葉は当時ありませんでしたが~ は置かれてなかったと記憶しています。
当時だと、ロードス島などのファンタジーや銀英伝等のSFでしょうか。
今は、中学校やこうこうの図書室にもライトノベルが置かれていたりするようですね。
下の画像は、年明けくらいにツイッターで見かけたツイートに添付されていた画像です(転載に問題あるようでしたら削除します)
ツイートした方の弟(中学生)が学校の図書室で借りてきたライトノベル(デュラララ!だそうです)、イラストのページが糊付けされて、見れらないようにされたいたそうです。
ツイッター上では色々な意見が書かれていました。
・本や、著者、編集者に対する冒涜ではないのか
・これではラノベの楽しさ半減
・「マンガはダメ」という感覚で、ラノベもイラストはダメってことか
などなど・・・
図書室の司書を責める書き込みも多くありました。
まぁ、当然でしょう。
私もラノベに限らず本は好きなので、「なんで?」といろいろ考えました。
こんなことをするなら、そもそも無理して学校の図書室にラノベを置かなくてもいいんじゃないか?
活字離れが云々と言われる中、ラノベをきっかけに生徒達が本を好きになれば、という考えから蔵書に加えはした・・・ものの、アタマの堅いえらいさんからの苦情があったんだろうか?
図書室の司書さんにしたって、本が好きでその仕事についているはずなのに、なぜ本を傷つけるようなことをするのか?
・・・
しかし、この行為には別の意味もあるようなんです。
学校の図書室の話では無いそうですが、こんなことが原因になっている・・・ようなんです。
図書館で貸し出されたライトノベルの、「イラストページが切り取られる」ということも多発しているそうなんです。
「借りたもの」をそんな風に扱うヤツらがいるという事がもう信じられません・・・
常識では考えられないし、なんというか・・・あきれて物も言えない。
とある図書館では、
「君にハルヒは微笑まないよ!」
というコメントとともにイラストページが切り取られたラノベが掲示されていた、というツイートもありました。
イラストページが切り取られる、ということは、当然イラストの裏ページにある文章も失われてしまいます。
「本」の一部、文章の一部がなくなってしまうわけです。
最初に書いた、糊付けされたイラストですが・・・
本・・・というか文章を、作品を守るための苦肉の策だったのかもしれません。
イラストは見られなくなりますが、「文章」は残る。
そうすれば、作品をちゃんと読むことは出来る、ということでこんな対応をせざるを得なかったのではいでしょうか・・・
当たり前のマナーも守れない一部の「バカ」のせいで、同じ趣味を持つ人が迷惑する・・・ということの典型・・・ですね。
先日、豊郷小学校に
「マナーを守らない来校者がいる。このままでは校舎の公開中止も考えないといけない」といった趣旨の張り紙がされている、ということもちょっと書きましたが・・・
ちょっと信じたくはないですが、こういうことがあるのも事実のようです。
どう言えばいいんでしょうねぇ。
ちょっと言葉が思い浮かびません。
まぁ、
非常に不愉快
なことは間違いないんですが。
イラストもラノベの魅力ですし、
作品のどの場面をイラストにするか?
どのページにそのイラストを入れるか?
ということも考えたうえで製本されているわけですし、挿入されたイラストも含めて「作品」です。
本を守るための処置、かも知れませんが、その作品を100%は楽しめない状態にしないと貸し出すこともできないほど世の中のモラルはなくなっているんでしょうか?
こんな有様だと、きっと本好きの長門も悲しんでるでしょうね・・・
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Posted at
2013/01/20 21:24:03