【氷菓】古典部シリーズ読みきりが掲載された小説野性時代を借りてきた

先日のブログでも書きましたが・・・

今月12日発売の「小説 野性時代」に古典部シリーズの新作読みきりが掲載されます。

小説　野性時代　にはこれまでも古典部シリーズが掲載されたり、米澤穂信さんの特集が組まれたりしています。

2012年発売の通巻105号には、古典部シリーズの読みきり「鏡には映らない」が掲載されたんですが・・・

これがまた入手できない。
前も書きましたけど出版社のバックナンバーも在庫なし、オクにもなかなか出物のがなく、amazonのマケプレにいたっては数万円・・・

購入がムリ、となると次に考えるのはどこかで借りられないか、ということ。

しかし彦根市立図書館では蔵書がなく。
あきらめてしばらく放置してたんですが、

「市立図書館に無いなら、県立図書館はどうだ？」と思い。

調べてみました。

滋賀県立図書館のサイトで、提携している県内の図書館の蔵書を横断検索できるシステムを発見！

早速調べてみると・・・長浜市立図書館に発見！
しかし貸し出し中 orz

そしてもうひとつ問題なのは、私は長浜市民ではない、ということ。
これだと貸し出しができず、図書館で読んでしまわないといけないんですよね～

その後、県立図書館の蔵書を検索してみると・・・
ありました！

滋賀県民である私は問題なく貸し出しもできますｗ

よく見てみると、近くの公立図書館に蔵書が無く、県立図書館にはある、という場合は取り寄せてもらうこともできるらしいんですが・・・依頼を出してから一週間ほどかかるんだとか。

・・・蔵書がある！というのを知ってしまうと我慢できなくなって・・・


行ってきました、大津市の滋賀県立図書館。
雑誌を一冊借りるためだけに、片道50kmほどのドライブです。

結局、借りてきたのは「小説 野性時代」の56号（「ぼくたちの米澤穂信」という特集号。「連峰は晴れているか」掲載）と105号（「鏡には映らない」掲載）。



早速、ずっと読みたかった「鏡には映らない」を読みはじめています。


これまでの古典部シリーズと違い、ストーリーの語り手は摩耶花。彼女の一人称で物語が進むのも新鮮な感じです。

部室でえると話しているホータローを見て
「いっつも仏頂面のくせに、ずいぶん和やかな顔をしてるじゃない」と感じたり。

中学時代の話をホータローに聞くつもりだったのに
「・・・さすがにちーちゃんの前で、折木の「彼女」の話は出せない。」
と気をつかって話を持ち出さなかったり。

えるとホータローの関係を摩耶花がどう見てるか、なんていうのも面白いです。
まだ導入部しか読んでいないんですが。


読んでみたいけど見つからない～！　って方、公立図書館を探してみると見つかるかもしれませんよ～