【氷菓】新作読みきり「長い休日」を読みましたよ

10月12日発売の「小説　野性時代」

作家特集は氷菓の米澤穂信さん。

表紙の「わたし、米澤穂信が 気になります」が目立ちますｗ


今月号には古典部シリーズの新作が掲載される、ということで発売を心待ちにしていたんですが、amazonで予約していたものがちゃんと発売日に到着。

早速、古典部シリーズの新作、「長い休日」を読みました。

夏休みに氷菓の聖地巡礼で高山を訪問したということもあり、読んでいると風景が頭に浮かぶ・・・

ま、短編なのであっという間に読み終わっちゃうのがちょっと残念ではありますが。
やっぱり長編が読みたいなぁ。


内容について多くは書かないほうがいいと思いますが、

メインになるのはホータローのモットー「やらなくていいことならやらない。やるべき事なら手短に」
原作では久しぶりに（？）十文字かほさん登場

というあたりでしょうか。


個人的にヒットは、荒楠神社でのかほさんとホータローのやりとり。

「えるきてるよ」
「え？」
「えるきてる」
・・・平賀源内が発明した何かだろうか？


タイトルの「長い休日」、読み終わって初めて意味がわかります。


その他、Anotherの綾辻行人さんとの対談、本人による古典部シリーズの解説。
いろんな人からのQ&Aもおもしろかったですよ。
質問者は、「涼宮ハルヒ」の谷川流さん、アニメ「氷菓」シリーズ構成の賀東招二さん、アニメでえるの声を担当した佐藤聡美さん、コミック版を書いているタスクオーナさん、など。
（特に賀東さんの最初の質問には笑わせてもらいました。）


ちなみに、本日発売の「小説野性時代 120号」は現在Amazonでは在庫切れになっています。

興味ある方、お近くの書店で見かけたら早めの確保をオススメします。


今月は、10/21発売の文藝春秋「オール讀物」にも米澤穂信さんの読みきり「黒い網」が掲載されます。
こちらはシリーズ物では無いみたいですが、米澤作品をいろいろ読んでいる私としては気になります。たぶんこっちも買っちゃうかな。