母を見送りました

母が他界しました。

様子がおかしい、と連絡が来たのは６月２日の朝。
会社に着いたくらいの時間でした。

そしてすぐに｢もって今日いっぱいだと思ってくれ｣という連絡。

会社に休む旨を伝え、自宅に帰って支度をしているときに再度連絡が入りました。

最後は眠るように息を引き取ったそうです。


何回も同じ事言うなぁ、くらいの認知症の初期症状が出始めたのは８年ほど前。

介護施設に入ったのは５年少し前。
このころからほぼ寝たきりの状態に。

４年前にはしゃべることもできなくなりました。

食べる（飲み込む）ことが出来なくなり、病院に移って点滴だけになってから３年４ヶ月もがんばってくれました。

顔を見に行って声をかけると、じっとコチラをみていたので息子が来ている、という事くらいはわかっていた、と思いたいですが・・・
もしかすると最後は｢誰かがいる｣ということしかわからなくなっていたかもしれません。


私も兄弟も、点滴だけになったくらいからは｢あとはもう早いか遅いかだけ、最後苦しまずに逝ってくれれば｣という感じで覚悟はしていたつもりでしたが。

年齢的には十分生きたとは思いますけど、やっぱり正直言うと命が多少短くなっても、元気でいてほしかったですね。
なにも出来なくなってからが長いとね・・・
本人がどんな世界を生きていたのかわかりませんが・・・


葬儀が終わり、その後の戸d家で関係も出来ることを済ませて、やっと落ち着いたような感じです。


あとは父があまり落ち込まないでいてくれるといいんですが。


あ、亡くなる２日ほど前におば（母の姉）が母の見舞いに来てくれていたそうです。
「夢に出てきたからなにかあるかもしれんと思って」。

母の兄弟に聞くと「おてんば」「豪快」。
武勇伝（？）も数多く。
母方のいとこはみんな「こわいおばちゃんだった」といいます。

・・・まぁあの母なら確かに夢に出るくらいの事はするかもな～、とみんなで笑いあえるエピソードを最後に残してくれました。