だいはんのブログ一覧

今週末の予定は決まってます。

なんてことをこの前書きましたけど、なかなか予定通りには行かないもので。

豊郷小学校でのイルミネーション点灯式にいけませんでした…

土曜日は観れてなかった「聲の形」を観に京都に遠征してたんですけど。

彦根に戻って来たのが16時半くらいで。
17時から点灯式だったんで、「今から行っても間に合わないかな～」と。
たぶん豊郷小の駐車場は一杯だろうし、役場から歩くんか。こりゃ間に合わん。
イルミイネーションはまた見に行けばいいし、ってことであきらめｗ
寝不足もあってだいぶ疲れてたこともあるんですけどね。


で、「聲の形」ですよ。

今年話題になった劇場アニメ・特撮作品（「シン・ゴジラ」、「君の名は。」、「聲の形」、「この世界の片隅に」）の中で唯一観れてなかった作品。

いろいろと情報は見てましたし、つい先日原作を読み終わった、って事もあって、「これは覚悟して観ないといけないぞ」という思いがあったんですよね。

「聲の形」、という物語の前提として描かれなければならないもの、というのがどうも・・・

障がい者に対するイジメの描写というのはこの作品にとって避けては通れない部分ではあるんです。

それはもちろんわかってるんですけど。
そこには子供ならではの残酷さ、というのも描かれるわけで。

重いですよね。

心の痛み、というのは重いです。

そういう描写が多いのは前半、というか序盤だけなんですけどね。
後半はもう酷かったです（私が）。
硝子の妹、結弦の「俺のカントクフユキトドキでした」のあたりからもうボロボロと。

これは泣くわな。


入場の時に特典のフィルムがもらえたんですけど、小さくてどうにもよくわからない。

で、解像度高めの設定でスキャナで取り込んでみました。


将也の母、硝子の母。そして将也の姉のダンナｗ
メインキャラがまったくいないw
ダンナはあまり出てきてないし、ある意味レアキャラかもしれんけどさぁ。

むー




で、翌日曜日。まぁ今日なんですが。

「この世界の片隅に」の舞台挨拶回が取れてたんでイオンシネマ近江八幡へ。

公開初日に2回観て以来の3回目の観賞です。
なんか、やっと落ち着いて観られるようになってきた感じです。

・・・初回見たときは、なんていうか体の芯を鷲掴みにされたような、なんだかわからないような衝撃を受けて、呆然としてしまったたんですが。

さてこの作品をどう伝えればいいものか、というのは最初に見たときからずっと思っていたことでもあるのですが。

戦時中の広島が舞台ではあるのですが、カントクのメッセージが反戦、とはどうも思えない。
描かれているのは一市民であるすずさんの日常。
過剰な演出があるわけでもなく、それがもう淡々と、ただ淡々と描かれているといってもいい。
戦時中、という時代設定はあくまでも状況のひとつであって、テーマではない、と先日TVで監督がおっしゃってましたし。


私としては、現代ではないというだけでこれは典型的な「日常系アニメ」なのではないか、と。


下校途中に友達と寄り道をする、とか学園祭に向かってクラスメイトと力を合わせる、というのが、配給をもらうのに並んだり、厳しい食糧事情になか、家族に少しでも美味しいものを食べて欲しくて工夫したり、になってるだけで。

歴史を知っている我々としてはいろいろとハラハラする場面もあるんですが。

観るたびに泣けるポイントが変わったりするのも不思議なところで。

今回にいたっては、ぜんぜん悲しい、つらい場面じゃなく、「すずさんスパイ容疑事件」の後、北条家の家族みんなが笑ってる場面でなぜか涙が出たり。
何度か観て行く末を知ってしまっているからこそ、かもしれませんが。
（若い女スパイで、ふとガンダムのミハルがアタマに浮かんだのはナイショ）


上映後に行われた片淵監督の舞台挨拶、いろいろと裏話的なものが聞けました。
基本的には、主人公すずさんへの愛にあふれてましたねw





すずさんが着物をモンペに仕立て直す場面、すずさんがやったやり方は実は間違ってて、普通はあんなやり方しません、とか。
（着物をバッサリ切ったりせずに、糸を解いて反物に近い状態に戻してから縫い直すのが正しいらしい）

裁縫の苦手なすずさんのやることだから、ということもあった・・・のかな？
原作からあるシーンなのでなんとも。

昨日のヨコハマ映画祭で作品賞を受賞しました、という報告もありました。
なんでもアニメが同賞を受賞したのは「この世界の片隅に」が初だそうで。


講演の後はパンフにサインしていただける時間が設けられて。

初日に買ったパンフはこの前実家に帰ったときに父にあげちゃったので、再度購入してサインしてもらってきました。

わずかですが監督とお話もできて。
すごく嬉しかったんですけど、帰ってきてから、「もっと伝えたいことがあったのに～」と思っちゃったり。
しかし予想以上に緊張した・・・



彦根に戻ってから、豊郷にいけるかな？と思ってたんですけど、雨降ってたんで今日もパス。

来週こそ。



で、今週「聲の形」を観たことで今年話題の劇場アニメ・特撮4作品を制覇。

「何シテル？」でも書きましたけど、それぞれを私なりに一言で表すとこんな感じです。

シン・ゴジラ　：　面白い
君の名は。　：　感動する
聲の形　：　泣ける
この世界の片隅に　：　すごい



・・・明日12月5日、朝8時15分からのNHK「あさイチ」で「この世界の片隅に」がとりあげられるそうですよ。
予約予約っと。

12月4日の「NHKスペシャル」は・・・


戦艦武蔵の最後
～映像解析　知られざる”真実”～


以下は番組のツイッターより。内容紹介。

残された資料が限られた戦艦武蔵を、海底に眠る実物の残骸から蘇らせていく世界初の試み。膨大なジグソーパズルを組み立てるような地道な作業を繰り返し、武蔵の“最期”に迫りました。ＶＦＸでよみがえる武蔵の“最期”とは。
新たな資料と証言で、武蔵の“真実”が明らかになる！


放送は21時から。

私は先ほど予約をすませました。


・・・秋イベでは武蔵は出番がなかったなぁ。
本体としては。
支援艦隊として出てたけど。