
一晩空けて、昨日のエビスサーキット走行会の結果と反省です。
まずは結果から。
2013年7月14日 エビスサーキット 東コース ドライ (アムクレイド走行会)
1'09''900 ゼッケンNo.94 中級クラス GC8
タイヤ:YH AD08 205 50 16
というわけで、ギリギリ1分9秒台です。
エビスサーキットの東コースは初めての走行のため、速いのか(←ありえない)遅いのか全く分かりませんが、走行会を走っていた他の車の仕様とタイムを見てみると、この車の仕様(ずいぶん下のほうの
赤字参照)にしてはマシな方といったところなのでしょうか?
筑波サーキットではエビス東コースのタイムよりマイナス2秒ぐらいのタイムがでるのが普通らしいです。
ということは、筑波サーキットでの目標タイムは1分7秒台ということでしょうか?
筑波サーキットも走ったことがないので、タイムの目安が全然分かりません。
まあ、上を見れば遥か上がいるわけなので、あまり気にしないことにします。
ですが、今回のこのタイムが今後の基準となります。
次回エビス東コースを走るとき忘れないように、反省をかねたメモを記します。
自分(のGC8)用のメモなので、参考にはしないでください。参考にしても、きっと(必ず?)速くは走れません。

1コーナー
50m看板が左前に見える辺り(左側の縁石が始まる少し手前)からフルブレーキングします。
シフトは4速まで入っているので、4→3→2速にシフトダウンします。焦らず、丁寧に!!
(シフトダウンを何度もミスしてしまいました...)
イン側の縁石にはきっちりつきます。というより踏みます。トラクションが抜けるような気がしますが、気にしません。
(タイヤが空転するということは、回転数が上がりブーストも上がるのでOK。日光サーキットで言う、最終左コーナーの縁石に乗って左タイヤを浮かせて空転させてブーストを上げて強引にホームストレートを立ち上がる感じと似ています。4駆だからこそ為せる技?です。)
でもきっと邪道で、ベストな走り方ではないことは間違いないので、模索してみます。
「だからハブベアリングをすぐ駄目にするんだよ!!」と、どこかから聞こえてきそうですので・・・
立ち上がり時、アウト側まで頑張ってしまうと、次のS字コーナーの侵入がどうしようもなくなるので、コースの真ん中ぐらいで抑えられるようなライン取りをします。
立ち上がりでステアリングを真直ぐに戻す前あたりで3速にシフトアップします。
S字コーナー(左右)
進入はとにかくアウトから入ります。ギアは3速のままです。
アウト側(コースの右側)に寄れなかった時点で多分失敗です。その周はタイムが出ません。
意外と早めにブレーキをかけて(意外と軽めでスピードをあまり落とさないブレーキでOKかも)左に切れ込んでいきます。
(イメージとしてはストレート時点からすでにコーナーを始める感じ)
ここで突っ込みすぎるとテールスライドします。
軽くスライドするだけならいい感じで曲がれるのですが、極端にスライドすると押さえ込むのに必死になり、タイムを出すどころではなくなるため注意します。
(何回かヤラかしました。毎年、夏場にスタッドレスでドリフトの真似事をして遊んでいるのですが、その経験がなかったらブッ飛んでいたかもしれません・・・)
左の縁石はそれなりに乗って(乗らなくてもいいかも)、次の右は縁石を越えてコンクリートの上に乗ってでもアクセル全開にできるラインで。
この縁石(コンクリート)は乗っても全然大丈夫でした。(インカット!インカット!)
立ち上がって裏ストレートで3速から4速にシフトアップします。
第一ヘアピン(右)
突っ込み過ぎ注意。何度もオーバーランしそうになりました。
左側にある何mかの看板(忘れてしまいました...)より手前でフルブレーキングしながら4→3→2速にシフトダウンします。
シフトダウンをミスすると、エンジンブレーキがきかずにかなりヤバイ状況になります。なので確実に"丁寧"にシフトダウンします。
下りがキツイのでブレーキの負荷MAXです。でも、意外とカーボンロレーヌ(CLブレーキ)のRC5がもってくれました。さすが0~1000℃対応。
ラインはアウトインアウトで問題なさそうですが、ここでもイン側の縁石にきっちり乗せます。感覚的には結構な時間乗せる感じです。
アウト [縁(イーーーーン)石] アウトというイメージ?
立ち上がりは登りのためGC8のパワーに任せて2速で強引に引き上げていきます。
アンダーが出そうになろうがとにかくフルスロットルです。
(意外にアンダーになりません。←確実に良いセッティングのお陰です。セッティングする前だとコーナー中にアクセルに触れるだけでドアンダー、フルスロットルでプッシング超ドアンダー間違いなしでしたから。)
第一ヘアピンの立ち上がりが終わりステアリングを真直ぐに戻すころにはすでに3速にシフトアップ済みな感じです。
1コーナーと、この第一ヘアピンの突っ込み時にミスが多いです。考えてみれば、4速にまともに入るサーキットなんて走ったこともなく、ろくに練習もしたことがなかったこともあり、4→3→2速のシフトダウンがとてもヘタクソなことに気が付きました。
基本中の基本ができていないなんて・・・今後の課題です。
第二ヘアピン(左)
いまだにブレーキ掛ける場所がいまいち分かりません。
ヘアピンの突っ込み時が若干ブラインドだからかもしれません。
ですが、登りだからか意外と止まるので右側の縁石が見えてからでもブレーキが間に合うと思います。
フルブレーキングから3→2速にシフトダウンします。
できれば、立ち上がりを考えてクリップを奥にとりたいのですが上手くいかないので、ここでも強引にイン側の縁石に乗りまくって、例のごとく回転数を上げて立ち上がっていきます。
立ち上がり時、アウト側の縁石には乗ったり乗らなかったり。どちらでもタイム的にはあまり変わらない気がします。
その後すぐに3速にシフトアップです。
この第二ヘアピンの走り方が特に良く分かっていません。
どう走ればよいのか、今後の課題です。
ゆるい右コーナー
このコーナーは気にせず全開で駆け抜けます。
その後4速にシフトアップ? でもすぐに100Rのため、3速で待ったほうが安定してミスも少ないかも。
要検討です。
ですが、第二ヘアピンが上手くいけば、普通に4速に入れられるはずなので4速に入れることを前提としたいと思います。
100Rの右コーナー
軽めにブレーキを踏み、減速しすぎないように抜けていきます。
めちゃくちゃ怖いです。
100Rだけならなんとかなりそうですが、次の最終コーナーを考えたとき、速度決定をしくじると、確実にブッ飛んでいきます。
4速で抜けていきます。(場合によっては3速)
最終コーナー(右)
100Rのクリップを抜けて間もなくブレーキをしなければなりません。
荷重が左に寄った状態でのフルブレーキングです。
心臓に良くありません。しかも苦手な4→3→2速のシフトダウン。
車体のフラつきを何とか抑えつつ突っ込んでいきます。
奥目にクリップをとって、そこからは多少強引にアクセルを開けてでも一気に坂を駆け上がっていきます。
ホームストレート
一周を終えて気を落ち着かせつつ、車の状態(油温、水温、ブースト圧、異音など)を確認するところです。
確認して問題なければ、また1コーナーに突っ込んでいきます。
以上が自己流の東コースの走り方です。
よく分からないことや間違っていることを言っていると思いますが、なにぶん初めてなもので、勘弁してください...今後頑張りますので。
今回、プロの方のレッスンも受けました。
(レッスン時、雨が土砂降り(ヘビーウェット)だったため、全開の走りは見ていただけませんでした。)
運転について指摘して頂けるところは分かりやすいように、一番悪いところを一点とのこと。
それはなにかというと・・・
「丁寧に運転しましょう。」
・・・・・・
やっぱり?
自分でも、薄々、ではなく、ひしひしと感じていましたが、今の走り方では車の性能をフルに引き出すのは不可能なわけですね。
それはそうですよね。。。今の走り方は早めにわざとクルマの限界を下げて挙動変化を起こして、曲がりやすいようにして曲げているので、クルマの限界をクルマと相談して引き出して走る走り方には勝てるわけがないですよね。
これを直すにはなかなか厄介なもので、なぜこのような走り方になったか振り返ってみると、語弊があるかもしれませんが、GC8という高性能のクルマを免許を取ってすぐに乗り始めてしまったことにあると思います。
自分の腕よりも遥かに上の、どう頑張っても初心者に限界なんて引き出せるわけが無いクルマで練習してしまったため、いつでも自分の腕よりGC8の走行性能のほうが上でした。
そのため、クルマと相談なんてレベルが違い過ぎてできなくて、仕方がないので、どうにかクルマのほうに限界を下げてもらうような走り方でクルマを操っている気になるという"自己満足の練習"を続けてしまいました。
その後も速く走っていると感じる基準が、タイムではなく、タイヤのスキール音と、クルマのピッチングとローリング量と、体に伝わる横Gと、当てにならない体感速度だったため、拍車を掛けて、サーキットでのセオリーの走り方とは程遠くなってしまいました。
さらに、性格上、バランスをみての微調整というものが(出来ないので)好きではないということがトドメとなり、今のスタイルの走り方となっています。
本気でも真面目でも無いにしろ、長年練習してきた走り方のスタイルを変えることは勇気が要りますが、とりあえず、"丁寧な"運転もしてみようかと思います。
今回のサーキットではクルマが壊れなかった割にはたくさんのことを学び、課題も"たくさん"見つかりました。
しばらくはこれで暇にならずに済みそうです。
(仕事に支障をきたしそうですが・・・)
色々ありましたが今回の走行会は本当に楽しかった。
これに尽きます。
以下 サーキットタイム and 車の仕様~記録用 ver.Ⅲ~
仕様
旧インプレッサWRX GC8E (not STI)
ブレーキ:Project μ HC+ or DIXCEL Z type ローター:ディクセル プレーンローター
マフラー:FUJITSUBO Legalis Super R or 柿本改 Reg-96
サス:クスコ COMP ZERO2 スタビライザー:LARGUS
エアクリ:PROVA純正交換タイプ ホイール:SSR
ECU:PROVA
タワーバー、ロアアームバー、他冷却補助部品(クーリングパネル等)装着
他ノーマル
タイム
2006年3月21日 本庄サーキット ドライ (HCC走行会)
0'48''962 ゼッケン48 GC8
タイヤ:YH AD07 205 50 16
2007年6月8日 日光サーキット ドライ (お気軽走行会)
0'45''990 ゼッケン3 イヨカンクラス
タイヤ:YH AD07 205 50 16
仕様
現インプレッサWRX STI Version Ⅴ GC8F に乗り換え
ブレーキ:DIXCEL Z type ローター:DAVローター(逆ベンチタイプ)
サス:クスコ COMP ZERO2E エアクリ:PROVA純正交換タイプ
ホイール:SSR
タワーバー、ロアアームバー、STIの補強部品、
他冷却補助部品(クーリングパネル等)装着
他ノーマル
タイム
2009年3月20日 日光サーキット ドライ (TKくらぶ走行会)
0'43''900 NACK インプレッサ シルバー GC8 EJ20 中級クラス
タイヤ:BS RE11 205 50 16
2009年11月17日 日光サーキット ウェット (ERC&MZP&FORESIGHT走行会)
0'46''631 ゼッケン12 A組グリップ 初級クラス
タイヤ:YH AD08 205 50 16
2010年12月29日 日光サーキット ドライ (SSRA走行会)
0'42''772 ゼッケン17 アタック中級クラス
タイヤ:YH AD08 205 50 16
※以下赤字部分を追加
仕様
2013年7月現在 WRX STI Version Ⅴ GC8F 仕様
ブレーキ:カーボンロレーヌ RC5
ローター:DIXCEL DAVローター(逆ベンチタイプ)
サス:BLITZ DAMPER ZZ-R
フロントデフ:ノーマル
リアデフ:KAAZ 1.5WAY?
(DBF2040 というステッカーがデフに張ってあるだけで何が付いているのか定かではなく、中古で車を買ってから少なくとも8万kmは走っていますが、オーバーホールなどを一度もしていない為、もう駄目だと思われます)
ホイール:CE28 (16インチ 7J)
ハブ:BPレガシィ用:PCD100(これに伴いドライブシャフト、ABSセンサーがBH5用)
ブーコン:BC Messenger(修理で装着したため未ブーストアップ:1.0kg/cm^2)
CPU:ノーマル
マフラー:ノーマル
エアクリ:純正相当品
タワーバー、ロアアームバー、STIの補強部品、自作ブレーキ冷却板装着
他ノーマル
タイム
2013年7月14日 エビスサーキット 東コース ドライ (アムクレイド走行会)
1'09''900 ゼッケンNo.94 中級クラス
タイヤ:YH AD08 205 50 16