2016年08月07日

ただでさえタイヤがない状態でサーキットを走ったので仕方がないですね...
近いうちに交換しないと。
Posted at 2016/08/07 19:53:46 | |
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整備・チューニング | クルマ
2016年08月07日
最近しみじみ思うのは、どこにでも同じようなことがあり、良いことも悪いことも頻度は違えど起こるわけです。
という訳で、ちょと仕事(?)の愚痴を。
世間的には非常にありがたい事なのでしょうが、許容を遥かに越える量の仕事がきて、健康を保てる睡眠時間を確保できないような状態であったとします。
その状態でもさらに仕事が増え続けるため、どうにか仕事のスピードを上げようとするわけです。
「納期も品質」
そして、
「Time is money.」
それもわかります。
ただ、"平"の自分の立場から見上げてみると、できる人ほどすぐに見切りをつけていなくなり、どうにか残って頑張っている人達も疲弊してしまっています。
その中でさらにスピードアップ、頑張ればどうにかなる、できないのならできるように改善しろ、でもやり方は知らないのでそれも考えろ、そして仕事の量は1.3倍。
そのかわりに、頑張った分、給料は1.005倍アップ。
いや、今のご時世アップするだけありがたいことなのかもしれませんが、人を犠牲にしてまで、目先の利益追及をするべきなのでしょうか?
人材が育たず、ベテランがい"なくなる"この状況ではいくら頑張っても、"良いもの"はできなくなっており、妥協の産物になり、さらにはその妥協点まで下がってしまいます。
技量のない人間がいくら頑張っても限度がありますし、さらにそこに更なるスピードを求められても、90点を目指していたものが、やがて「多分大丈夫だろう」で80点になり、「前のとき問題が出なかったから」で70点になり、「もう休まないと限界だ...倒れたくない...」で60点になり、どうにかスピードだけ100点を維持して、他を60点で保ってごまかしながら「全力で」行っていくことになってしまいます。
ただ、これを維持していくと、やがて90点を目指していた時ではあり得ないようなミスが時たま起こってしまいます。
90点を目指しているときにミスをしても、最悪60点程度で済むことが多いのですが、60点でいいと思っている時にミスをすると目も当てられない状況に陥ります。
そして、そういったミスは不思議と一回起こりだすと立て続けに起こってしまうものです。
「納期。」 「スピード。」
たしかに早いほうがいいのは分かっています。
「その時に終わらないと"やる意味"が無くなる。」
そういった場合もあるでしょう。
ただ、目先の利益だけを追及し、限界を超えたスピードを要求され、結果的に最も重視したい「品質」がおろそかになっているという事実。
そして優秀な人ほど見切りをつけていなくなっていき、真面目な人ほど体を壊していくという現実。
そして、「昔は」とか、「俺らの時代は」とか偉そうなことばかり言うだけで今どうするべきかということをろくに考えず、足を引っ張るだけの時代が良かっただけという一部の古参の方々の存在。
(さらに上の世代の方々は尊敬しています。)
その時代があるせいで、ろくに資料も残っていない「最悪の世代の」修理や苦情処理の手間。
自分はただの"平"なので、自分でできる範囲での改善や後輩フォローなどは行ってはいますが、それで状況が打開される訳も無く、外から冷静になって見れば誰でも簡単に”マズイ”と分かるような状況です。
現状を維持しながらさらに良い方向に持っていくには"人員"がすでに減りすぎました。
今後どうなっていくのか分かりませんが、ここまでくるとよっぽどのことが無い限り、結果的に「がんばってはみたが」出来なかったという事態が間違いなく起こるでしょう。
そして、さらにミスは増え、苦情も増え、人も去っていくことになってしまいます。
最近、どこでも似たような話を聞きますが、まだこのような状況になる前段階であり、変える力を持っている立場にある方は、もう一度、「どこかに無理が無いか」客観的に見ていただけることを切に願います。
手遅れになる前に....
PS.
何を持ってして100点とするのかも難しいところですが、スピードと品質は相 対するものですから、無駄に時間を掛けることは問題外として、品質を保てないなら、それ以上のスピードは求めてはいけないと思います。
人材育成や機材やジグを導入してミスを減らしスピードを上げていくことは良いことですが、やり方は変えず、教えもせず、考える時間も与えず、ただ単にスピード、目の前の作業を考える時間だけを早くするのであれば限界があり、それ以上はミスを誘発するだけだと思いますので....
まあ、ここに書いた意味は.......
以上!
Posted at 2016/08/07 04:33:57 | |
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