2011年02月23日
ボクも15年ほど前まで
フリーランスだったのですが、
その頃、仕事をもらっていた
各出版社の編集者と会うたび、
よく、こんな会話が交わされます。
ここ数年、1カ月に1人ぐらいの割合です。
「久しぶり。オレいまフリーランスでさ、
ライター(エディター)やってるんだ。
よろしく!」
「へぇ~ そうなんですね。
会社員のときより
若返った感じしますね」
仕事の発注側と受注側、
立場がまったく逆転してしまっています。
あの頃、ライターとして本の一部に携わるより、
一冊まるごと自分色に染めたいと考えて
会社員に方向転換したボク。
同時に、会社員のほうがよく見えたことも
確かです。
しかし、彼らにはボクと逆の悩みがあり、
ボクらのほうがよく見えてた
ということなのでしょう。
あれから会社員で15年目。
会社も3回変わっています。
会社組織の中で、
彼らが苦悩の決断を下した心情も
すごくよくわかります。
ただ、両方の立場の経験がある
ボクにいえることは、
どっちもラクではないということ。
「このままでいいのか?」
なんて悩むより、
「やりたいと思ってた仕事を
納得いくまでやり抜こうという気持ち」が
一番の支えになってくれると
信じています。
Posted at 2011/02/23 09:09:39 | |
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