皆様おばんでがす。
今日の仙台は風も穏やかでそいなに寒ぐねがっだ一日でございましたが,皆様がお住まいの地域はいかがだったすぺが?
さでさで,過日「自転車の安全利用」に関しで宮城県警さメールば送っだ話をブログさ綴っだんでがすが(そん時のブログは以下をポチッとしでけらいん)…,
「ルールを守らせねがったんはおめ達の方だべっ,このっ!」…の巻
宮城県警(宮城県警察本部 交通部交通企画課)がら返事が来ましだ。
その内容ば以下さ転載しますが,そん前にまずはお詫びを。
宮城県警察本部交通部交通企画課の皆さん,ゴメンナサイ。
少なぐども皆さん方は「馬鹿」でねぇです。
過日のブログで綴った『馬鹿決定だっちゃね。』は撤回します。
まぁ,はっぎり言っで他のセクションでは「ほでなすもん」「馬鹿者」が実際にいんので(一般市民さ拳銃ば見せだ疑いで県警警務部がら事情を聞がれ,そん後官舎で首くぐっだ署長さんもいっがらねぇ…。),今回はあくまでも「宮城県警察本部交通部交通企画課の皆さん」だげに対象を限定させでいただきます。
それはさでおぎ,返信メールの内容は以下のようなもんでがした。
プライバシーさ関わるとごは伏字さしでありますし,部分的に※印ば付げで「おいのコメント」ば載せでだりしますんで,そこんとごは何とぞご了承の程を…。
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△△ 様
△△様から貴重なご意見をいただきありがとうございました。今後の県警察における自転車対策の参考とさせていただきます。
さて、ラッピングバスについては、平成21年度(
※あいや,21年度がら実施しでいだとは。こいづは完全においの「勉強不足」でがした。)よりJA共済連宮城の協賛により、県内の交通事故防止に資する広報啓発活動を目的に
○ 自転車の安全利用を訴えるもの
○ 飲酒運転根絶を訴えるもの
○ 歩行時の安全確認の徹底を訴えるもの
○ 運転中の携帯電話使用の禁止を訴えるもの
の5種類のラッピングを路線バスに施し、県内において運行しているところであります。
※ちなみに,おいは「○ 歩行時の安全確認の徹底を訴えるもの」はまだ見でねぇです。「5種類のラッピング」はいいどしで,そいづをそれぞれ何台ずつに施しでるがによっで,「アピール度」は相当変わっでくっぺど思うんだげっど,実際問題何台のバスさラッピングしでるんだべか…。
自転車については、特に最近、環境問題や健康維持、節約思考等の高まりに伴い、全国的に自転車を利用される方が増加傾向にあり、それに伴い自転車が関係する交通事故も増加(平成22年中の県内における自転車が関係した交通事故は1,705件、うち死者9人)しております。
また、事故原因について分析すると、自転車側に信号無視、安全不確認、一時不停止、右側通行等の法令違反が約5割(死亡事故に至っては約7割)も認められ、自転車利用者による交通ルール無視が交通事故の発生に結びつくケースが多いと認識しています。
※明らがに「安全教育の不徹底」が生んだ結果だっちゃね。
△△様ご指摘のとおり、日本の場合は自転車先進国と言われる欧州諸国等とは異なり、道路交通における自転車利用者への対策(安全教育を含む)が決して十分でないまま今日に至った経緯があり、
○ 道路における自転車通行環境の整備
○ 道路交通法上の自転車の通行方法
○ 自転車利用者に対する交通安全教育
○ 街頭における指導、交通取締り活動
については、未だ十分であるとは言えません。
※これはかなぁり「現状認識が高い」んでねぇべかね。
県警察といたしましては、これらの問題を認識した上で、
○ 県道路交通規則(公安委員会規則)の改正による自転車ルールの整備
○ 地域交通安全活動推進委員(県下303人)や自転車安全利用指導員(県下12人)、
自治体交通指導員等と連携した自転車安全利用のための広報
※「推進委員」や「指導員」の方達は,昨年の「秋の全国交通安全運動」がら主要な交差点や,
「自転車乗り」さはちょいと危ねぇ交差点さ立っで,「自転車乗り」さ声掛げだり誘導しだりしで
るねぇ…。
○ 道路管理者と連携した自動車通行環境の整備
※こいづは国交省や各地方自治体の「体力」ど「見識」さかがっでるっちゃね。
○
街頭で活動する警察官に対する自転車交通ルールの周知徹底
※こいづば掲げできだあだりは,「かなりの見識の高さ」ば感じるね。
○ 自転車レッドカード(指導書)を活用した街頭指導の強化(平成22年中は52,400件指導)
※主に「無灯火」「信号無視」の場合に切られる場合が多いっちゃね。
※おいは切られた事ねぇげっども,カードの裏さ「違反行為と罰則」が記さっでるんだよね。
○ 自転車の酒酔い運転などの悪質違反者の検挙
※こいづはマジ危ねぇんで,バンバン検挙しで欲しいなぁ…。
○ 学校における交通安全教育の実施(警察官の派遣)
※小・中学校ではマジで「完全実施」しで欲しいもんです。
○ 県内全高校を自転車マナーアップ校に指定し、自転車安全利用のため自主活動の推進
※意外に高校生のマナー違反が少ねぇのはこいづの成果なんだべねぇ…。
などを重点に、他の重要課題となっている高齢者の交通事故防止や飲酒運転根絶対策と同様に、自転車対策に取り組んでいるところであります。
ただし、長い時間をかけて蓄積されてきた自転車の問題に対しては解決の特効薬はなく、官民一体となった息の長い取り組みが必要だと認識しております。
※全くもっでそん通り!
特に△△様ご指摘のとおり教育現場における交通安全教育については、現行制度上の限界により、学校側の交通安全教育に対する方針に大きく影響される側面があります。
※こいづは「文科省」が「指導」を出しで,「交通安全教育の実施徹底」を図るべきだねぇ。
※大体,「安全教育」は学校が必ず行わなげればなんねぇ項目の1つださ。
よって、県警察といたしましては、これらの現状を良く認識した上で、教育現場との連携をこれまで以上に強化し、県下の全ての教育現場において交通安全教育が実施されるよう、交通安全教育に重点を置いた取り組みを進めてまいります。
宮城県警察本部 交通部交通企画課
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いやぁ,こうしでみっど「宮城県警察本部 交通部交通企画課」はかなぁりまともだっちゃね。
「現状認識」も高ぇし,何より「街頭で活動する警察官に対する自転車交通ルールの周知徹底」っつう,「身内のミス」ば素直に認め,「改善すべき点」どしで挙げでるあだりは立派なんでねぇべか。
ちょっと見直しだっちゃね。
さぁ,後は返信メールさも記さっでだ「官民一体となった息の長い取り組み」が必要なんだげっども,「官」は警察だげでなくて,「道路管理者」の国交省と各地方自治体,「学校教育を管理」する文科省と,各都道府県の教育庁,各地方自治体の教育委員会を確実に巻き込まねぇどダメだっちゃね。
「自動車通行環境」っつう「インフラ整備」はコストが掛かるんで,真面目に「ロングスパン」でやっでいがねげねぇげっども,少ねぐとも「安全教育」についでは「現状の交通環境の中でどうすっか?」っつう視点で実施すっごとは十分に可能だいっちゃね。
どのっけの「熱意」と「頻度」で警察側がアプローチすんのが判んねげっども,文科省を筆頭どする「教育畑」も真面目に考えで取り組んで欲しいさね。
「ゆとり教育」で失わっだ「基礎的学力」の取り戻しも大事だげっどもさ,そのせいで「安全教育」が煽りば喰らうんは「ほでなす」以外の何物でもねぇべさ。
んだって,こっちは下手すっど「人命」さ関わる問題だがらねぇ…。
「民」は自転車メーカーや販売店がどのっけ「本気」になれっがださね。
まぁ,日本や欧米,そしで台湾の「自転車メーカー」は大丈夫だべげっども,問題は大陸で生産さっでる自転車とそのメーカー(&日本の販売代理店)だね。
性能や安全性は「???」なのに,価格の安さで「イケイケドンドン」の状態だがらねぇ…。
そいな自転車作ってるメーカーや販売代理店に期待するんははっぎり言っで「無理」だすぺ。
正直,「国交省」が動いで,
「劣悪自転車メーカー」と「販売代理店」は「駆逐」しねげなんねぇど思っでるよ,個人的には。
あと,「販売店の姿勢」も問題だねぇ。
自転車屋さんの中には,「安全利用」や「安全教育」に熱心なとこもあんだげっども,まんずこれは「少数派」。売ることばり熱心で,「整備・修理スキル」「安全教育に関する知識」が低いとこがまんず多いよ。
大型スポーツ店やホームセンターなんか,はっきり言っで「問題外」。
最近はスタッフさ「自転車安全整備士」「自転車技士」「組立整備士」の資格ば取らせるとこも少しずつ増えできて,「組立・整備・修理スキル」もほんに少しずつ上がってきではいんだげっど,
「自転車安全整備士・自転車技士・組立整備士の義務」である「乗り手に安全指導を行う事」についでは,ほんに「お粗末な状況」だおんねぇ…。
こいづは,「警察」と「(財)日本交通管理技術協会」が動いでガッツリ「指導」しで,悪質な場合は「資格の剥奪」と「自転車販売の禁止」っつう手に出ねぇどダメなんでねぇべか。
最後に,「家庭の教育力」ださね。
少なくともバイクやクルマの「免許持ち」がいる家庭では,子どもをはじめどする家族に対して,「安全な自転車の乗り方」についで話ばしだり,指導するようにしで欲しいもんです。
免許取る時や免許の更新時に,教則本や問題集で「道交法上の自転車の立場」ば勉強しでるんだがら,「知らねぇ」っで言わせねぇよ。
「知らねぇ」って語る輩がらは免許取り上げでもいい位だね。
いやいや,まんず今回も長々ど綴ってしまいましだ。
おいは先日,娘(4月がら高校生)と息子(4月がら中学生)にあらためて「安全な自転車の乗り方」と「道交法上の自転車の立場」ば教えだげっども,自分とこの子どもだけでねくて,よそのお宅の子ども達にも,「危ねぇ場面」ば見つけだらガッツリ語らねばなんねぇべね。
そしておい自身も気ぃ付けで自転車さ乗んねげねぇっちゃなぁと思っでいます。