「お陰様で２人とも卒業いたしました。」…の巻

こんばんは。

お子さん達のご卒業、お嬢さんの高校合格、おめでとうございます！

確かに失ったものは大き過ぎますが、日本の将来を担う子どもたちは、得たものもあったと思います。

物が溢れる日本から、大多数を占める途上国の様子は見えません。

震災にあった子どもたちのなかから、将来世界を股に掛けて、他人の為に奔走出来る子が出てくるかもしれません。

災害に立ち向かう現場に身を投じる子、地震予知や防災を研究する子、感謝の気持ちを持てる子、他人の痛みを分かる子、悩める人を立ち直らせる子…

強く強く生きていって欲しいと思います。


なまさんのように、子どもたちと話し合える家庭って素晴らしいなぁ、って思います。


読んでるこちらも元気をもらったきがします。

まだまだ時間はかかるかもしれませんが、必ず日本はもう一度立ち上がると信じています。



今日のお父さんが苦労して手に入れてくれたケーキの味は、一生忘れられない味になったことと思います。

おはようございます。
コメント並びにお祝いのお言葉，誠に有難うございます。

> 物が溢れる日本から、大多数を占める途上国の様子は見えません。

確かに仰る通りですね。

我が家の場合は当方がかつては某団体でフォスターペアレント，現在はこれまた某団体のチャイルドスポンサーになっていて，定期的に届く広報誌を子ども達も見ているので，ちょこっとは判っているのかなとは思うのですが，それでも「日常生活に慣れてしまう」と「それが当たり前」になってしまいますよね。

そういった意味でも，今回の震災はこれまでの生活が如何に恵まれていたものだったかを感じ取るいい機会だったのではと思っています。

我が家の子ども達も微力ながら，近所の高齢者世帯の分の水を貰いに行ったり，欲しい食材を代わりに買いに行ったりしていましたが，今回センバツに出場している東北高校の部員達（出発直前まで学校近隣の避難所でボランティア活動をしていました）をはじめ，沿岸部の被災地では中学～大学のいわゆる「若い衆」が率先してボランティアとして活動しています。

そういった様子を見ていると，「人的資源」の面ではこの国の未来は大丈夫かなという感じになりますし，津波の襲来を受けた被災地も必ずや復興するだろうという気持ちになります。

ただ，問題があるとしたら，そういった若い衆をバックアップすべき大人の側の姿勢なのかもしれませんね。

「誰のために，どこば向いで活動してんだ？」という政治家さん達もそうですが，市井の大人にも「何すてんだ，このっ！」といった類がいるのは何とも悲しいものです。

メディアでは大きく報道されませんが，給油待ちの行列に並んだクルマ（前の晩から並ぶのでみんなその場に置いていくんですね）やガス欠で止まってしまったクルマを狙った車上荒らしや，津波に遭い動かなくなったクルマから燃料を抜き取る行為が頻発しています。

また，土地柄他県からの転入組が多く，転出先のナンバーでクルマを走らせているドライバーも多いのですが，それを利用し「緊急支援」「物資搬送中」「医療スタッフ移動用」などという張り紙を作って，優先的に給油を受けようと企む輩もいます。

まぁ，実際には宮城県知事か仙台市長のサインと公印の入った証明書がないと正式な「緊急支援車両」として認められないので，やるだけ無駄な行為なのですが，「そごまでしで燃料をGETしてぇが？」って思うと悲しくなりますね。

その他，津波で被害を受けた某メーカーのビール製造工場がら流出した「一番搾り」をはじめとするビールや発泡酒をかき集めて持ち去る輩，津波の被災地を地域住民のふりをして歩き回り，がれきの中から金品を探して持ち去る輩なども出始めて，本当に「こん馬鹿たれが！」という感じです。

上述の車上荒らしも含めて今回のようなケースは「窃盗」ではなく「占有離脱物横領」という若干ランクの低い罪になってしまうのですが，警察関係の方々にはぜひとももうひと頑張りしていただいて，こういった「不逞の輩」を捕まえて欲しいものだと思っています。

今回の震災を受けて，我が家に限らずどこのご家庭でも親御さんから子ども達にいろいろ話がされているんだとは思いますが，我が家の場合はお下劣な話題も含めて割合オープンですし（ただ，限度を超えると父親の「鉄拳制裁」をくらう事になりますが…。），会話の機会も多いかもしれません。それだけに，今回のような真面目な話もしやすいですし，娘や息子の側にも「聞く耳」がある分だけちょっと違うのかなと思っています。本当に有難いことです。