
皆様おばんでがす。
今日の仙台は風はひゃっごがっだげっども,室内(車内)で日向さ居る分にはまんずぬくい一日でがしたが,皆様がお住まいの地域はいかがだったすぺが?
さでさで,今日はまんずひっさびさに頭さきだ事があっだんでがす。
原因は地元の交通会社のバスさラッピングさっでだ宮城県警(&JA共済)からのお知らせ。
「自転車も車両です 交通ルールを守ろう」だと。
「はぁ?今さら何語っでんだっ,このっ!」
「税金ば無駄に遣っでんじゃねぇよ!」っで思っだですよ。
確かにね,昨今自転車利用者による事故が多いさ(対歩行者,対自動車ともに)。
そしで,携帯音楽プレーヤーで音楽聴きながら自転車乗っでだり,前後左右の安全確認を怠っでだりする「不埒な輩」も多いさ。
おまけに,厳密に言えばフロントかリアの片っぽしがブレーキがねぇ自転車(現在流行りのピストやBMX)も「整備不良扱い」で公道での走行は禁止だべしね。
んだげっども,道交法上の自転車の取り扱いも含めで,「自転車の安全利用」についで,警察は今までにまどもな指導や啓発活動ばしできだのがってぇの!
現在はどうだがしゃねげっども(少なくとも息子や娘が通っでる学校ではやっでねぇよ),おいが小・中学校の時の「交通安全教室」では,警察は自転車の件についでは一切語らねがっだよ。語っでけだんは小・中学校ともに専門が社会科の先生達だったさ。
そんだげならまだしも,
「自転車は歩道を走れ!」っで語っでだのはどこの誰だよ!
宮城県警,おめ達だっつうの!
まぁ,これまでどっちかっつうど,「自動車優先」の道路づくりや交通行政が行われできだがら,「まぁ,しゃねなぁ…。」っつう点も無きにしも非ずだげっども,そんならそんでやれる事があっだんでねぇのがい?
あんまり頭さ来たんで,先程宮城県警にメールを送っだですよ。
プライバシーさ関わる部分は伏字にしで,以下に全文ば掲載します。
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「ラッピングバス(自転車の安全利用推進運動)の件について」
突然のメールにて失礼いたします。
私,仙台市○○区に住んでいる○○○○と申します。
今回メールを送らせていただくのは,
ラッピングバス(自転車の安全利用推進運動)の件についてでございます。
本日,私用で仙台市内中心部を自家用車で走っていたところ,
「自転車も車両です 交通ルールを守ろう」という
ラッピングを施した○○交通の路線バスを見かけました。
昨今,自転車利用者による対歩行者,対自動車の事故も増え,
また,携帯型音楽プレーヤーで音楽を聴きながら走行するといったような
「マナー違反」の自転車利用者が増えてきたがゆえに,
「平成22年度 宮城県交通安全運動実施要項」の中にも,
「自転車の安全利用促進」を掲げ,各種の啓発活動を行い,
ラッピングバスもその一環だと思った次第です。
それはそれで有意義な事だと思うのですが,
個人的に疑問に思うことは,
「それでは今まで自転車の安全利用促進について警察は何をしてきたか?」と,
「いかにも自転車利用者のみが悪者のような表現は如何なものか?」
という点です。
現在,小・中学校といった教育機関との連携で行われている
「交通安全教室」がどのようなものになっているかは判りませんが,
少なくとも当方が小・中学生の頃に行われた「交通安全教室」では,
自転車の安全利用については警察の方からは一切指導されてきませんでした。
「自転車に乗る時は歩道ではなく車道を走るように」と指導されたのは,
主に社会科を専門とする先生方からでした。
また,当方は個人的に自転車を趣味としており,
休日には県内外に走りに行ったり,通勤でも自転車をよく利用するのですが,
特に歩道に退避するような状態ではないにも関わらず,
警察の方から「歩道を走るように」と注意を受けたこともあります。
さらに,学生時代に起きたタクシーとの接触事故の時にも,
(車道を走っていた当方の自転車に,後方からタクシーに接触されました)
警察の方に「歩道を走らない貴方も悪い。」と言われ,
非常に憤慨した事もありました。
確かに昨今の自転車ユーザーの走行には目に余るものがあり,
同じ「自転車乗り」として恥ずかしく思うとともに,
あまりにも酷い時は注意することもあるのですが,
こういった現状を作ってしまったのは果たして誰なのでしょうか?
日夜我々の為に働いて下さっている警察の方に,
こういった事をいうのは甚だ遺憾なのですが,
現在の自転車利用の状況を生み出した責任の一端は,
警察にあると思っています。
一番の原因は,自動車を優先し,歩行者や自転車利用者を軽視した
道路整備を指導・監督してきた官庁にあるとは思うのですが,
それならそれで,警察の側にもやるべきことはあったのではないでしょうか?
「自転車も車両です 交通ルールを守ろう」というラッピングバスのフレーズも,
「自転車乗り」としては非常に不愉快なフレーズです。
自転車利用者の存在を「宙ぶらりんの状態」で永らく放置しておきながら,
いざ,各種の問題が表面化してくると,
「悪いのはお前達だ!」と言わんばかりの昨今の対応策には,
正直,「これまで碌な対策を取ってこなかった癖に,今更何を言う!」という
気持ちも抱いています。
「自転車の安全利用促進」については,
今後も継続して交通安全運動の実施要項に盛り込まれ,
各種の啓発活動が行われていくものと思います。
老若男女を問わず,道路の利用の仕方を問わず,
全ての人が安全に道路を利用し交通できる環境を作っていく事は,
とても大切な事ですし,それについては大いに賛成するところです。
ただ,今回のラッピングバスのフレーズのように,
特定の対象者だけを悪者扱いするように受け取られかねない事だけは
絶対に避けていただきたいと思っています。
ご検討の程,何卒宜しくお願い致します。
長々と綴ってしまい,誠に申し訳ございませんでした。
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さぁ,どいな返事が返って来んだべね。ちょいとばり楽しみでがす。
今回は,内容はどうあれ返事が返ってくればそれで佳しだど思っでいます。
たとえ言い訳ばっかしだったどしでも,「一定程度の誠意」ば見せでくれだ事にはなっがらね。
ただ,返事が返ってこない場合は
「宮城県警は馬鹿決定」だっちゃね。
ちなみに,「ネイティブ仙台弁スピーカー」が「馬鹿」っつう言葉ば使う時は,「ほでなす,このっ!」っで語るよりも怒っでる状態だったりします…。参考までに。