ルノーの部品は高い。何とか安く手に入らぬものか....と考えると、正規ルートで部品を入れるより、海外通販で手に入れた方が安いと考えてしまいます。前のアルファ75に乗っていた時は、そもそも純正部品が手に入らないので海外の部品商から手に入れて修理していました。なのでOEM品の海外通販に抵抗はなかったものの、クリオは純正部品が供給されている新しい車。OEM品の質の悪さ・信用の無さ・部品を間違えて送られてくるというリスクを考えると、避けられるものなら避けたいところです。
そこで思い出したのは、この頃ルノーと日産で資本提携をしていたこと。当時、日産の研究開発部門で働いている友人が多く、3割くらいは部品を共通化して使っているという話を聞いたのを思い出しました。
トランスミッションのような大掛かりな部品は、開発にも製造にもコストがかかりますからなるべくなら共有して使いたいはず。ましてや日本はAT大国なので、MTに開発費を投入したくないだろうと。
そういえば当時、オッサン向けハッチバックのティーダに6MTを積んだモデルがあったよなぁと記憶をたどって、HDDに保管してある資料を漁ると出てきました。日産ルノー提携ハンドブック。とりあえず持っておくものですねぇ。
その中に出てきたのが....
これ。当時MT1と呼ばれていたTL4ミッションです。写真を見るとわかりますね。これをクリオ3とティーダにも載せるとあります。ってことはこれ、中身は同じ部品を使ってるのでは?と仮説を立ててみました。
ティーダには18Gという6MTを積んだモデルが2年だけ日本で販売されていました。おそらく売れずに止めたんだと思いますが、ホットモデル的な感じで売り出したわけでもないので、そりゃ売れるわけないわな。。
こちらはクリオRSのギアの部品図。catcar.infoというサイトで調べられます。
そしてこれは日産ティーダ18Gの6MTのギアの部品図です。partsfanというサイトで調べられます。ほら、部品の構成も形もそっくりでしょう?
ワタクシ、ピコーンときてしまいました。
(続く)
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ルノークリオ3RS | クルマ
Posted at
2023/09/17 23:16:38