
今年の2月に友人からカッパクーペを譲り受け、少しずつ手を加えて来たところだったんですが、カッパに乗るたびに不具合箇所が発見されることと、カミさんがそろそろ家が欲しいなんて言い出したので、車を一台にまとめる必要性が出てきました。
カッパの他に新車で買った先代カングーがありまして、常識的に考えればカングーに収斂するのが当たり前ですけど、そこはヘンタイのワタクシのこと、左ハンドルMTだけは譲れないと突っぱねたものの、カッパでは金がかかりすぎるためどうしたものかと思案しておりました。
そこへ私の主治医が渡りに船と、このδHPEが帰ってくるよとの一方があり、即座に決めてしまいました。
このδHPEは、ノーマルとはちょっと違っていて、ドイツランチアでのみ発売されていEvo500というモデルです。HPE HFを元にMsDesign製のエアロを付け、ローダウンして発売されていたモノです。いわばドイツ版プント・スポルティングアバルトですね。
それを埼玉のガレージエストで並行輸入していたんですが、多分この1台だけかも知れません。
そして実はこのδにはちょっとした紆余曲折がありまして、4年前にこの車をヤフオクで発見したのですが、とても酷い状態でして、フロントをぶつけて修復できなかったのか、なんとデドラの顔にプチ整形されておりました。
時に私の主治医が、何か仕上げて売れる面白い車はないかと私に聞かれた時に冗談半分でこれを勧めたところ本気にしてしまい、仕入れてしまいました(^^;
イタリアから外板部品等を取り寄せ、エンジンやクラッチなどをフルオーバーホールした上で売りに出したのですが、私も欲しいと思いつつもあまりに高価になりすぎてしまい買えず終いになったところを前オーナーが購入してしまったのです。
一度買ったら滅多に手放さないという前オーナーだったので正直諦めていたのですが、奇跡的に主治医の元へ戻ってくることとなり、晴れてめでたく購入することが出来ました。
前回収めてから4年間に9000キロしか乗っておらず、エンジンにあたりを付けるにはもうちょっと走り込んだ方がいいくらいに上等な程度です。
今後はこれ1台になるのですが、大事に乗りつつサーキット走行やイベントにも顔を出したいと思っています。
Posted at 2010/06/19 22:31:24 | |
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