説得のスキル

会社の2歳年上の先輩にいつも
「お前が正しいと思っていることでも正しくないときもある。」
「お前は自分で思っているほどできる人間ではない。」
と何度もご指導を受けていたのですがわたしは常々自分が一番正しいと思っていたので言っていることを受け入れることができませんでした。

ところで昨日歯医者に行ったときの先客で自分ならこんな格好で外出できないだろうなと言う姿のおっさんがいてびっくりしました。
しかし自分では恥ずかしい格好でもこのオッサンは恥ずかしくないと言う事から
「お前が正しいと思っていることでも正しくないときもある。」の意味がわかりました・・・。

またお金持ちにあこがれることもありましたが、例えば年収が今よりも多くてもストレスが多い職場に居るよりも、今のストレスが少ない職場のほうが幸せだと言えることがわかりました。
できる人間なら高給を選ぶはずなのですが、自分はできない君だと言うことを認めることでこれから生きていくのが楽になりました。
「お前は自分で思っているほどできる人間ではない。」ということがわかりました。

と言うことでいつの間にか先輩の言っていることに説得されている自分に気づきました。
つまり先輩の説得のスキルが高かったということでしょうか?

嫁にこのことを話しどうしたら説得のスキルが上がるのだろうと聞いてみたらやはり人生経験が豊富と結論付けました。

確かにわたくしもこの先輩も若いときから理不尽なもう一人の先輩に悩まされ続けてきたおかげかも知れません。