2020年02月22日
現状のカーオーディオを忘備録的に記しておく。
(1) サブウーハー:carrozzeria TS-WX77A
カーオーディオ店で聴いて、非常に厚みのある音が出ていたので以前から気になっていた。はっきりいって以前使っていたALPINE SWD-2200よりも良いと思う。コントローラーの無い中古品を5,000円程度で購入、中を空けてスピーカーから直接廃線を取り出した。ちなみにユニットは16cmのものが二つ。それぞれダブルボイスコイルのようで、±4組のスピーカーラインが内蔵の4chパワーICにつながっていた。今回はそれをシリパラにして1ch化し、下記のALPINE PDX-4に繋いでいる。ローエンドからしっかり力強く鳴るサブウーハーで、能率も高くお進めである。
(2) ミッド・ロースピーカ:carrozzeria TS-V171A(のMID) 63~400Hz
カロッツェリアのVシリーズは非常にワイドレンジかつ緻密で精度の高い音を出す良質なな音を出す良質なユニットである。力強さ、といった面ではやや劣るかもしれないが、やや優しめの中低域も決して粗さを見せることなく、音の余韻をしっかり出してくる良質な音の出方だ。いまのところ、ミッドに関してはカロッツェリアを超えるユニットは見いだせていない。ちなみにPRS系はもうちょっと厚めの音を出してくるが、これはもう好みだろう。
(3) ミッド・ハイスピーカー(ワイドレンジツイーター):
TS-STX99 400Hz~12.5kHz
以前にも書いたユニットである。本来はリアなどに使うサテライトスピーカーであるが、ものすごくナチュラルで、高精細、ボーカルやピアノ、ギターが美しいユニットである。我がシステムではこのSTX99が完全に音作りの中心になっている。中音から高音はこれだけでも十分ではあるのだが、高域端だけ下記のスーパーツイーターを追加している。とにかく、良いユニットだが、あまり人気が出ると中古が買いにくくなるので、みなさんは別のユニットを使うように(笑)。4セット保有しているが、1個故障してしまった・・・
(4) スーパーツイーター:Kicker SS30 12.5kHz~
スーパーツイーターには、以前はKicker RS65.2 のものを使っていたのでが、このツイーター、超高域はかなり減衰している印象であり、なんというか、鳴ってるのか鳴ってないのかよくわからないといった状態であった。そこで同じKickerのSS30に登場頂いたということになる。QSの前の世代、かつての最上級ユニットだったSS65.2のツイーターである。少しだけキラッとしたキャラクターがあるのだが、それがアクセントになっている。12.5kHz以上の超高域をほんのちょっとだけ味付けする程度に鳴らしている。
(5) アンプ:ALPINE PDX-4.100 (ミッドハイ・ミッドロー用)
アルパインのデジタルアンプである。中古で2万円ほど。ものすごくお買い得だったと思う。S/Nが高く、トロッとした柔らかさがあるにも関わらず、低音の力もある。とにかく、良いデジタルアンプの五指に入るすばらしいアンプ。
(6) アンプ:ALPINE PDX-5 (スーパーツイーター,リア2Way, サブウーハー)
定格75W×4と、サブウーハー200Wの5chアンプ。スーパーツイーターとリアの2Wayはそれほど出力がいらないのでこのアンプに。かつてサブウーハーはRockfordの1chアンプを使っていたのだが、アンプの台数を減らすことにしてPDX-5にウーハーをつなぐことにした。音もまったく問題なし。十分に鳴る。
(6) チャンネルデバイダー:Audiocontrol 24XS (ミッドハイ/ミッドロー間)
我がシステムではリアドア用のシステムを鳴らすため、DEH-P01本来のミッドロー出力がそちらに取られてしまっている。なので、ミッド用の出力をハイとローにこの24XSで分けている。リンクウイッツ・ライリーの24dB/Octで、信頼性の高いものだが、こっそり言うと、家のシステムで使っている 2XS(18dB/Oct)のほうがなんとなく音が良い気がする。現状、24XSは生産中止品であり、2XSしか手に入らない。生産中止になったのは何か理由があるのかも?と思ったりするのだが。ちなみに24XSも2XSもそれぞれ2台ずつ所有。
(7) リアスピーカー:TS-V07Aミッド+Kicker RS65.2 ツイーター
詳細省略。2つのメーカーの国際結婚である。ちなみに、クロスオーバーはパッシブで、かつて非常に名をはせたKicker RS6C のものを使っている。アンプは上述のPDX-5。家族が乗るときだけ使用。
(8) HU:carrozzeria DEH-P01
HUは相変わらず DEH-P01 である。いまはもうみんなHELIXとかAudisonとかのDSPを使うのだろうか? 自分はハイレゾ音源を使わないし、ほとんどの楽曲は128MBのUSBメモリに詰め込んでいて、それを聴いていれば特に不自由ではない。巷ではサブスクだのストリーミングが流行っているようで、聞きたい曲をこういったシステムで「すぐに聴く」というのが今風なのだそうだが、自分のような年寄りはあまり魅力的に映らない。とはいえ、外付けのBluetoothアダプタを導入して、スマートフォンやiPhoneからの音をP01に飛ばせるようにしてある。
じつはこれが結構まともなのだ。というのは、DEH-P01に搭載されているDSPは44.1kHz/24bit で、bitが拡大されているため、アナログ入力であってもかなりよい音のまま聴けるのである。なのでしばらくの間、ストリーミングのような流し聞きの環境はBluetoothを使うかと考えている。BT接続ができるようになったおかげで、家族もたいへん喜んでいる。
なお、自宅にはカーオーディオ用の「実験設備」があって、こちらはDEH-970を使ったシステムが動いている。いまのところ TS-STX99が中心のシステムを自宅でも組んでいるがこちらもいろいとと模索中。機会をあらためてこちらの粗油会もさせて頂ければと思っている。
Posted at 2020/02/22 18:53:01 |
トラックバック(0) |
カーオーディオ | クルマ