冒頭、酔いつぶれて前書きのみで終わった前回ブログを一応貼っておきます。
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【DIY】フォレスター(SJ)のグリルを自作(純正加工)してみた 序章【自作】
さて、前回ブログの写真では before after がちょっとわかりづらいので別角度から撮ったものを貼っておきます。
before
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after
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わかりますかね?
要は純正の樹脂メッシュのところをくり抜いて、アルミのメッシュに付け替えた、っていうだけなんですが、まぁ大変だった・・・。
ちなみに、上記純正は前期型(初期)の物で、今回加工したのは前期型の中期なのか、なにしろ樹脂メッシュ部分がフラットになっているものを使いました。
なんか同じSJでもグリルと合わないグリルがあるみたいです。
まぁ、前期と後期ではバンパーが違うから、その点も気を付けなければいけないのか、と。
あわせて、グリルの種類によってメッキ部分の色も違うみたいなので、そこも気を付けてください。
今回、そのグリルはDIYパーツ入手の強い味方、アップガレージで入手しました!
運よくフルセットを1万円くらいでゲットすることが出来ました!!
余談なんですが、上記写真の黄色丸の部分のボンネットについているメッキパーツを外すときに、結構気を遣って外したつもりだったのですが、
"フン!"って取ったら見事に爪が全部ボンネット側に折れ残ってしまい、リサイクル不可能になってしまいました・・・。
※なんかグロ画像みたいになっちゃいましたが、"ホントは付いてちゃイケないヤツが付いてる"の図です・・・。
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下の写真の、左が正常の状態、右が"ホントは付いてなきゃいけないヤツがボンネットに全部持ってかれた"状態・・・。
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まぁ元々メッキの色も違うし付け替える予定だったからいいんだけど、それをリサイクルしようとするならお気を付けください。
なんかのブログでは"簡単に外れた"って書いてあったんだけどなぁ・・・。
さておき、主題に戻ります。
で、まずグリルのメッシュ部分のくり抜きから始めます。
"どうやって抜こうかなぁ"と試行錯誤。
とりあえず、
・イトノコ(ダイソー金切りイトノコ 100円)
・なんでもバサミ(ダイソーなんでも切るハサミ 500円)
・半田のホビーカッター(だっけ?なにしろ刃を熱して切るやつ)
を用意。
結果、上記ハサミと半田カッターが大活躍した。
イトノコはほとんど使わなかったなぁ。
で、まずハサミで切り抜いていく。
場所によって結構"ぎゅっ!"って力を使います。
つか、全体的に力いれたなぁ~。
こんな感じ。
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で、ハサミって力が加工物に変な風に伝わるときがあり、実はその影響でベースにヒビが何カ所かいっちゃいました・・・。
orz
まぁどうせパテ埋めするし、今回も絶対的になんかしらでボンディックも使うだろうから、そんとき補修すればいいや、と。
で、ざっくり片側終わり。
手が痛いです。
で、反対側も切り抜く。
ここで悩んだのが、"真ん中をどうするか"ということ。
と、いうのも、アルミメッシュに変えるはいいんだけど、グリルの耐久性が気になったわけで。
この真ん中のところを残せばそれなりの強度は保てること間違いなし。
よく社外のグリルでも裏に薄い鉄板付いてるヤツとかあるしね。
で、"じゃあ残すか"とも思ったんだけど、これを残すのは俺の道具とテクニックでは無理だな、と判断し、結局全部くり抜くことにした。
ここはハサミでは無理な角度で切り込みを入れるため、半田を使った。
で、全て切り抜き完了。
ハサミで切ったわけで、当然ベースにプラモでいう"ランナー"的なものが残ったので、それを半田で取り除く。
半田加工あるあるなのだろうけど、器用な人は上手く刃先だけ当てて切り取るんだろうけど、どうしても半田の刃だけでなく他の熱された部分も当たっちゃうんだよねぇ~。
で、関係ないところを焼いちゃう・・・。
多分に漏れず今回もそうなったわけで・・・。
まぁ前述同様、パテとボンディックで胡麻化せばいいや、と。
で、完全に切り抜き終了。
これ以上はハサミでも(俺のテクニックでは)半田でも無理。
よって、金ヤスリと耐水ペーパーで(ある程度)綺麗にバリ取りをしていきます。
ちなみに、のんびり2日間くらいかけてやりました。
で、"さてじゃあこのままアルミメッシュを"というわけには実はいかず、というのも樹脂メッシュはデコボコにというか"コの字型"にベースについているため、そのまんまの形で切り抜かれてます。
よって、それをフラットにというか平にしなくてはなりません。
口で説明してもわかりづらいので写真を。
こんな感じでデコボコに。
↓↓
よく見るとヤスリでバリ取り奮闘したあとも見れますね。
(;^ω^)
で、これをどういう風に平にしたかというと、僕はホームセンターで0.5mm(だったかな?)のアクリル板を買い、それを張り付けました。
角のところは0.5mmなので当然湾曲するので、手で曲げ湾曲をさせてそのまま貼り付けようとしました。
その際に使ったのがこの接着剤。
で、このボンド、確かに強力!!
バッチりつきました、
平らなところは・・・。
orz
上記湾曲させたところは、0.5mmのアクリル板の戻る力に勝てず、バネの要領で戻ってしまいます。
※ずっと抑えていればいけるのかもしれないけど、めんどいので諦めました。
で、ではどうしたかというと、まずアクリル板の形状を変えてしまう(そもそも湾曲させてしまう)、ということ。
どういう風にやったかというと、まぁ熱ですね。
僕はジッポライターを付けっぱなしにしてその上にアクリル板の曲げたい箇所をくゆらせ、"クニャ"って曲げました。
※写真がなくてすみません・・・。なにしろ思いつきでやったもんで・・・。
本当はヒートガンでやるのが正解なんだろうけど、そんなもの持ってないので・・・。
※この"ライターで直接あぶる"は本当に気を付けて下さい! アクリル板は確か可燃性だと思うので、気を付けないと燃えます。
なにしろやられる方は燃えやすいものは近くに置かず、室外でやってください。
※あえて言いますが、"自己責任"でお願いします!!
で、とにかく曲げました。
曲げた上で上記接着材でくっつける。
この接着剤、くっついた後の粘着力は本当にすごいんだけど、10分くらい押さえてなければならなくて、それがめんどい。
まぁ洗濯ばさみとかで押さえとけばいいんだろうけど。
あと、その接着力の強さ故手や洗濯ばさみに付くと本当にめんどい。
なので洗濯ばさみ代わりに俺が使ったのが定番の"ボンディック"!
ボンディックを使った理由として、ボンディックは"接着剤"でなく"樹脂を作る(液体が個体になりそのまま形になる)"わけで、"万が一接着剤が機能しなくてもボンディックで押さえられる"と考えたから。
"ならはじめから全部ボンディックでやればいいじゃん!"と思われるかもしれませんが、高いんだよね、ボンディック。
なのでくっつくところは接着剤で、しっかりくっつけなければいけないところはボンディックで押さえて、としました、
が、結局なんだかんだで結構使いました、ボンディック・・・。
上記の通り、やっぱり接着剤を抑えておくのがめんどかった・・・。
(;^ω^)
ちなみに、ボンディックは本当に万能だけど、使う面をヤスリなどで足付けしやすくしないとあっさり取れちゃいますので気を付けて。
というところで、一旦の下地が完成。
なかなかいい感じにできました!
と、いうところで今日は終了。
次回、パテ盛りを書きます。
かず