装着したのは,OS技研スーパーロックLSD。
狙いは,
①Mスポ(ノーマル)サスの時に感じていたリヤタイヤが路面のうねりで弾けてバタバタする動きの吸収。
②カーブの時に,何となく駆動力の掛かり方が内側=外側になっていて気色悪いのを折角のFRなんだから,内側<外側にして少しリアステア感を出して運転のリズムを作りたい(むかーしバイクを乗りまわしていたものですから・・)。
だけれども,お店の人には,見栄を張って昔「スズキカプチーノ」に付けていたトルセンLSDの様にマイルドに(100%ロックのLSDなのに)とオーダーしてたりする。
要は,サーキットに行ってガンガンとラップを縮めるというのではなく,日常走行ードライブで何気に「あっ効いているな」と思えれば満足なのである。
スタディさんに取り付けていただいたのだけど,思いもかけず(車が)2週間入院することとなって,その間LSDのことをタップリとお勉強することが出来た。
「お勉強」で見えてきたのは,同じLSDでも人によって街乗りでは,バキバキ音が凄く出るとか,取り付けてるのが分からないくらい全くスムーズとか,何故か言っていることがバラバラなことである。
どうも,LSDというものは職人さんが居るくらいに組み付け時の精度で効能に違いが出てしまう物らしい。
してみれば工賃が若干高かろう?とも,付けると決めたら確りとした裏付けのあるお店にお願いした方が幸せになれる確率も高くなると思われたりする。
そんなわけで,やっと(表向きには平静を装って)車を引き取り,速攻で慣らしに出かける。
スタディのマネージャーさんに最初は500km位でオイル交換ですと言われていたので,目指すは那須の「胡桃亭」という蕎麦屋さん。
往復で460km位と若干距離が足りないが,まあ誤差の範囲と言うことで・・・
で,ショートインプレとしては,
①巷で言われている「バキバキ」音どころか全く音がしない。
蕎麦屋さん(半分走った後)から出た後,交差点で右折するときに1速で強めに発進(BMWのATは通常2速発進)した時に,「コッコッコッ」と振動を感じたくらいである。
②リアが「しっとり」と落ち着いて骨伝導みたいに体に伝わってくる雑多な振動が殆ど無くなった。
なので,リアタイヤの中心軸周りがブレずにピシッと回転している感じが伝わって来て気持ちいい(様な気がする(^_^;)。
③リアステアと言うほどではないが,カーブでフロント外側が描いた弧の上にリア外側もピタッと乗っけていくことが(従前はフロントのラインの内側をリアが通る感じ・・)出来るようになった。
アクセルバランス・ニュートラルステア(何だそれ?)
反面,
④ランフラットタイアの重さ・サイドの(鉄板のような)固さが原因と思われる,少々無粋な振動が目立つようになった。
F→フラフラ感(重くてダンパーが振動を抑えきれないような)
R→「トンッ・トンッ」とサイドウオールの硬い感じが目立つ。
・・・と,自分で書いておきながら言うのも何だが人によって十人十色,全く感想が異なりそうなものばかりだし,抑も自分でマイルドな特性に,とオーダーしているのだから後何千キロか走らないと本当の特徴は解らない物かもしれない。
但,50:50,FRに加えてLSDがBMWの言う「駆け抜ける喜び」の1つの要素になりそうな予感はしてたりする。
欲深いもので,もうちょっと強く効く位の方が有り難みが増して良かったのでは・・・
と考えてみたりして,そういえばスタディさんに「OILが硬い方が「バキバキ」しないのでOSさんのを入れておきましたが,レッドラインの方が効いた感がしますよ」の様なこと言われていたのを思い出し,交換OILはレッドラインを入れてもらったのでありました(違いや如何に・・・・)。
・・・しゃ,写真の添付の仕方が分からない。もっと撮ってきたのに(>_<)
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Posted at
2010/04/11 02:56:26