目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
ラルグスの場合この4サイズのフックレンチが同梱されていました!!
A・・・F/Rブラケットロックシート及び
Fコイルロックシート用
B・・・Fコイルロアシート用
C・・・Rコイルロックシート用
D・・・Rコイルロアシート用
となっております!!
尚フロントの車高調整は単純に全長調整のみでOKですが・・・
リアはショックとコイルがセパレートの為別々の調整が必要で少々厄介です!!
2
まず専用のフックレンチを用いてショック及びコイルの各ロックシートを緩めます!!
フック部分だけを掛けた状態で回すと途中で外れてケガをしたりモノが傷を負ったりするので出来るだけ一方の手でフックを抑え込む様にすればシックリ回せます!!
(※必ずグローブ着用の事)
少しでも回転に負荷を感じる様でしたらネジ山部分へ小石やゴミを噛んでる場合があるので良く確認します!!
同じくショックボトム固定ボルトも緩めます!!
3
車載のパンダジャッキ等を利用し画像の様にサスアーム下を差し上げてショックボルト貫通部分の負荷を抜きながらナット・ボルトを外します!!
また当木を挟んでおくと面で支えられるので安定して調整出来ます!!
同じ要領で反対側も外します!!
4
さてメインの車高を左右するコイルアジャストですがコイルロアシートをネジの要領で回してシート位置の調整を行います!!
ロアシートが画像の位置より上へ行くと車高が上がり逆に下へ行くと下がります!!
本当は車輌からコイル事降ろした方がやり易いですね!!
ラルグスの場合画像の矢印間が車高の調整範囲となりますが・・・
リアの場合レバー比の関係上コイルロアシートの位置が直接車高の変化に繋がる訳ではナイので注意!!
(例えば10㍉のシート位置変更で車高が10㍉変わる訳ではありません)
5
次にコイル側で高さ調整を行った分だけショックの全長調整を行い車高を上げた場合は全長を長く又下げた場合は短くします!!
ブラケットを手で回しコイル側と同じネジの要領で長さを調整します!!
ただ4でも言いましたがリアはレバー比が関係してくるので実際の車高の変化分だけショック全長を調整します!!
また調整後の車高とショックの全長が極端に合ってないとコイルに遊びが出ると共にショックの底突き(バンプタッチ)が発生!!
逆に余計なプリロードが掛かるセッティングだとリバウンドストローク量不足によるタイヤの浮き上がりでショックや車輌へ負担が掛かり乗り心地にも悪影響が出ます!!
6
コイルアジャストによるロアシートの位置付け及びショックの全長調整が終了したらフックレンチを用いてコイル側のロックシートを締め込みます!!
リアは余程な事がない限りロアシートが緩む事は無いと思います!!
ココで言うのも遅いですが各ネジ山部分は事前にクリーニングしておかないとネジ山の破損に繋がります!!
7
特に問題がなければショックボトム固定ボルト・ナットを3の要領で入れてソコから更にサスアームを差し上げ仮想の1G状態で増し締めします!!
少々高トルク指定なのでトルクレンチで本締めします!!
(※無ければ手ルクレンチでも構いません)
コノ作業は固定部分に遊びやブッシュがある場合有効です!!
ちなみにココの締め付け不良で良くコトコト音が出たりするそうです!!
8
最後にブラケットロックシートを締めつけてリアは終了です!!
リアショックの全長調整範囲ですが強度の関係上伸ばし側には噛みこみ寸法なるモノがあり画像記載の覗き窓からネジ山部分が常に確認できるまでが伸ばし限度となります!!
どのネジ山部分にでも言える事ですが偶にはクリーニング又は回してあげた方が固着防止にイイかもです!!
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