• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

リフトmanの"リフト号(初号機)" [トヨタ カローラルミオン]

整備手帳

作業日:2012年11月29日

車高調整(リア偏)

他の整備手帳を見る 他の整備手帳を見る

目的 修理・故障・メンテナンス
作業 DIY
難易度

中級

作業時間 1時間以内
1
ラルグスの場合この4サイズのフックレンチが同梱されていました!!
A・・・F/Rブラケットロックシート及び
Fコイルロックシート用
B・・・Fコイルロアシート用
C・・・Rコイルロックシート用
D・・・Rコイルロアシート用
となっております!!

尚フロントの車高調整は単純に全長調整のみでOKですが・・・
リアはショックとコイルがセパレートの為別々の調整が必要で少々厄介です!!
2
まず専用のフックレンチを用いてショック及びコイルの各ロックシートを緩めます!!
フック部分だけを掛けた状態で回すと途中で外れてケガをしたりモノが傷を負ったりするので出来るだけ一方の手でフックを抑え込む様にすればシックリ回せます!!
(※必ずグローブ着用の事)

少しでも回転に負荷を感じる様でしたらネジ山部分へ小石やゴミを噛んでる場合があるので良く確認します!!

同じくショックボトム固定ボルトも緩めます!!
3
車載のパンダジャッキ等を利用し画像の様にサスアーム下を差し上げてショックボルト貫通部分の負荷を抜きながらナット・ボルトを外します!!
また当木を挟んでおくと面で支えられるので安定して調整出来ます!!

同じ要領で反対側も外します!!
4
さてメインの車高を左右するコイルアジャストですがコイルロアシートをネジの要領で回してシート位置の調整を行います!!
ロアシートが画像の位置より上へ行くと車高が上がり逆に下へ行くと下がります!!
本当は車輌からコイル事降ろした方がやり易いですね!!

ラルグスの場合画像の矢印間が車高の調整範囲となりますが・・・
リアの場合レバー比の関係上コイルロアシートの位置が直接車高の変化に繋がる訳ではナイので注意!!
(例えば10㍉のシート位置変更で車高が10㍉変わる訳ではありません)
5
次にコイル側で高さ調整を行った分だけショックの全長調整を行い車高を上げた場合は全長を長く又下げた場合は短くします!!
ブラケットを手で回しコイル側と同じネジの要領で長さを調整します!!

ただ4でも言いましたがリアはレバー比が関係してくるので実際の車高の変化分だけショック全長を調整します!!
また調整後の車高とショックの全長が極端に合ってないとコイルに遊びが出ると共にショックの底突き(バンプタッチ)が発生!!
逆に余計なプリロードが掛かるセッティングだとリバウンドストローク量不足によるタイヤの浮き上がりでショックや車輌へ負担が掛かり乗り心地にも悪影響が出ます!!
6
コイルアジャストによるロアシートの位置付け及びショックの全長調整が終了したらフックレンチを用いてコイル側のロックシートを締め込みます!!
リアは余程な事がない限りロアシートが緩む事は無いと思います!!

ココで言うのも遅いですが各ネジ山部分は事前にクリーニングしておかないとネジ山の破損に繋がります!!
7
特に問題がなければショックボトム固定ボルト・ナットを3の要領で入れてソコから更にサスアームを差し上げ仮想の1G状態で増し締めします!!
少々高トルク指定なのでトルクレンチで本締めします!!
(※無ければ手ルクレンチでも構いません)

コノ作業は固定部分に遊びやブッシュがある場合有効です!!

ちなみにココの締め付け不良で良くコトコト音が出たりするそうです!!
8
最後にブラケットロックシートを締めつけてリアは終了です!!

リアショックの全長調整範囲ですが強度の関係上伸ばし側には噛みこみ寸法なるモノがあり画像記載の覗き窓からネジ山部分が常に確認できるまでが伸ばし限度となります!!

どのネジ山部分にでも言える事ですが偶にはクリーニング又は回してあげた方が固着防止にイイかもです!!

関連パーツレビュー

イイね!0件




関連コンテンツ

関連整備ピックアップ

おまじないナット

難易度:

MOONEYES ダッシュマットre:フィッティング

難易度: ★★

SurLuster(シュアラスター) タイヤワックス施工

難易度:

ディーラー18ヶ月点検行ってきました

難易度:

ロアアームボールジョイント保証交換

難易度:

オイル交換

難易度:

関連リンク

この記事へのコメント

2014年8月11日 23:11
はじめまして。
突然で申し訳ありませんが質問です。
5枚目画像ですが、ショックの長さとバネの長さは、調整済みのバネがフリーの状態のときの長さで良いのでしょうか??
コメントへの返答
2014年8月12日 0:55
はじめまして!!
いえいえご質問ありがとうございます!!

まず車高調整時におけるショックの長さ調整は・・
自分で決めた1G車高に対するショックのフルストローク量内(フルバウンドからフルリバウンド間)での縮み側と伸び側の割り当て量を50:50に合わせるのが基準となりそこから実走した上で走行条件や環境に合わせて必要に応じて割り当て量を変化させて行きます!!

なので調整済みのバネフリー状態(アジャスター込のバネ自由長でしょうか!?)でショックの長さを合わせてしまうとショックのバウンドストローク量(縮み側)が不足してバンプタッチが頻繁に発生してしまいます!!

基準となる合わせ方としては・・・
まずショックのフルストローク量を計りそれが例えば200㍉だったとします・・・
そしてジャッキUPでタイヤを浮かした状態から徐々に降ろして行き・・・
タイヤが地上に接地したポイントから完全に車両が着地しきった1Gのポイントまでが100㍉沈む様に合わせてやります!!

コレでショックのフルストローク量200㍉に対し1Gで縮み側と伸び側の割り当て量を半々に合わせた状態となります!!

何分長文で解りづらくて恐縮ですが・・・
もし私が質問内容を間違って解釈していたら申し訳有りません(T▽T)
2014年8月12日 19:57
ご返答ありがとうございます。
質問内容の解釈も合っていますし、縮み側と伸び側の割り当て量を半々に合わせる方法も理解できました。
車を下ろした状態で寸法を測るのが大変そうですが・・・。
今考えているのは、バネは全下げ。プリロードもほぼ0で、ショック側の長さを調整し車高をあわせようと思うのですが大丈夫でしょうか?教えて頂いた通りに出来れば良いのですが、いかんせん素人なもので手探り状態です。
リフトmanさんの別の記事で、FF車でリアのみの調整ならアライメント不要と書いてあったのは個人的に非常に助かりました。
アライメントをとってしまったもんで・・・。勉強になります。
コメントへの返答
2014年8月13日 8:50
返答遅くなり申し訳有りません!!
仕事が夜勤なものでご了承願いますm(_ _)m

私の解釈で合ってたんですね良かった~!!
因みに私の場合ショックの有効ストローク量の割り当て寸法はフェンダーアーチとタイヤとの隙間の変化量を差し引いて判断しています!!
ただ全下げでタイヤがフェンダー内へ収まる場合はフェンダーアーチとセンターキャップの中心点で計るとイイかもです(・∀・)

あと私自身バネ全下げでのプリロードほぼゼロのセッティングの経験が無いので何とも言えません(汗)
う~ん何だか答えになっていなくてスイマセン!!
私もド素人なので日々手探り状態ですww
(T▽T)

ただメーカー規格限度内での全下げならショックの調整範囲内に収まっていると思うので恐らく大丈夫だとは思いますよ!!

FF車でリアのアライメント不要についてですが
左右独立でないトーションビーム等のサスの場合アライメント測定は簡単に出来てもその後のトーやキャンバーの再調整は構造上リジット故に余程熟知したショップでない限り無理だと思うのであえてそう記載させてもらいました!!
 
あと殆どのトーションビームサスは純正の車高位置で-1°程度のネガキャンがついていると思いますが車高が沈むにつれてトーイン寄りへ移行する構造となります!!
コレはサスアームの起動を単車のスイングアームと同じような動きで連想頂ければご理解頂けると思います!!
なのでトーションビームで極端に車高を下げる場合は厳密に言うとセットバックやシム等によるキャンバーセッティングの見直しが必要となってきます!!

↓参考までに
http://www.ads-wired.com/spc/ezshim_tb.html
2016年5月15日 10:18
初めまして参考にさせて頂いてます、当方別車種ですがラルグス車高調しようしてます、差しつけなければアドバイスをお願いしたくコメントさせていただきました、リアのトーションビームのショック長の事なのですが、当方は約3.5cm~4cm位のローダウン量です、取り付け時にショック長を0Gジャッキアップ時にバネが遊ばない程度でセットしました、ショック自体にタイラップを巻き、試走後確認しますと、ショックバンプラにタイラップがめり込みます、縮み側が不足している状態です、長めにセットし伸び側が異常に長くなってしまったのでしょうか?現在ショック覗き穴からネジ山がギリギリ見えるか見えない位に伸ばしてます、この場合はショックを短くし縮み側を確保すれば良いのでしょうか?理想の50:50にはしたいのですが、勉強不足で失礼しますが何卒御教授の程ヨロシクお願い致します
コメントへの返答
2016年5月17日 8:54
夜光星☆彡さんはじめまして!!
返事が遅くなって大変申し訳有りませんm(_ _)m

ゼロG状態でショック全長の伸ばししろがほぼいっぱいで調整された上で通常走行後ショックロッドのタイラップマーキングがバンプラバーへめり込んだ状態なんですね?

例えば現状での通常走行中バンプタッチ等の突き上げが頻繁に感じられるのでしたらおっしゃる通りショック全長を今より短かく調整し若干バネにプリロードを掛けた状態にしてやれば多少なりとも改善されると思います!!

但し過度のプリロードセッティングは凹凸路面での凸面通過後の凹面への追従性が劣り(ショックの伸び側のストローク量不足)一時的にタイヤが路面から離れてのグリップ抜けや段差落下等で乗り心地へ悪影響が出たりとデメリットも有ります!!

あとサスセッティングはとてつもなく奥が深く中々正解が見出せないのもので・・・厳密に言うとその時その時の車重の前後バランスの変化によって(荷室に荷物を載せたり後部座席に搭乗者が有ったり等)せっかくベストに合わせた有効ストローク量の割り当てが変わってしまうのも事実です!!
もしショック全長のリセッティングで改善が出ない様でしたら単純にバネレートが車重に合っていない可能性も考えられもう少しハイレートなバネが有効な場合も有ったりします!!

長々と長文で恐縮ですが私も素人故のまだまだ勉強不足な身なのであくまで参考程度にとどめてもらった上で是非トライしてみて下さいねo(^▽^)o
2016年5月27日 12:04
リフトman様 ご返答ありがとうございます、そうなんですタイラップがバンプラバーにめり込んだ状態で、試行錯誤しておりあます、サスセッティングは奥が深いですね(泣)、日々改善を目指しておりますが、未だ納得がいかず…しかしリフトmanさんの整備手帳などを参考にして、納得のいく状態を目指しております、私みたいな者に御丁寧に対応していただき感謝しております、頑張りますので宜しくお願いします~本当にありがとうございました

プロフィール

あまりお金を掛けずに自分でコツコツと取り付け・交換をしています。ルミオンはエアロレスでも十分カッコイイと思います。
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

リンク・クリップ

ドアインパネシート貼り(フロント・エンボス) 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2025/04/17 22:38:16

愛車一覧

トヨタ カローラルミオン リフト号(初号機) (トヨタ カローラルミオン)
テーマわぁ”1にノーマル2にスポーティー 3・4がなくて5にマイペース”です!!
スズキ ワゴンR リフト号(参号機) (スズキ ワゴンR)
2012年8月1日に納車しました! 翌月にはモデルチェンジがありますが前の車(MC22S ...
ホンダ FTR223 リフト号(弐号機) (ホンダ FTR223)
約6年前にノーマルで購入し、メンテ・インストを施しています。 FフォークO/Hついでに ...
スズキ バンディット400V スズキ バンディット400V
なつかしい写真が出てきたので記念に^^ 友人からとある理由でで受け継ぎ・・・ DIYで ...
ヘルプ利用規約サイトマップ

あなたの愛車、今いくら?

複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!

あなたの愛車、今いくら?
メーカー
モデル
年式
走行距離(km)
© LY Corporation