<9月4日(金) 専有走行>金曜日には1時間の専有走行が3セッション行われ、まずエンジンのナラシ走行からのスタートとなった。そのうちセッション2では開始から間もなく激しい雨に見舞われてします。しかしながら、日曜日に雨が降ると言う事もあり、ナラシ走行をしながらもウェットセットの確認も行った。そのセッション2も30分すると、雨は止み始め、約2時間後のセッション3は、ほぼドライコンディションとなった。コースインをし、2LAPアタックを行った。USEDタイヤとしてはまずまずのタイム。マシンの状態もよく、予選に向けいい感触だった。
<9月5日(土)予選日>
土曜日に行われた予選、9月に入ったこともあり、強い日差しがサーキットを照らし、過ごしやすい穏やかな天候に恵まれる中で行われた。まずはAドライバー予選、Takamori選手がアタックをしていく。徐々にペースを上げていったTakamori選手。1分46秒824までタイムを短縮し、クラス11位につけるも、ルームミラーが脱落するトラブルに見舞われピットイン。そのまま予選アタックを終了することとなってしまった。
早々に予選を終了したTakamori選手だったが、ライバル勢のタイムアップによって順位は後退。Aドライバー予選を17位で終えることになった。
続いて行われたBドライバー予選。北川がコースインするも、アウトラップ終了間際に赤旗が提示。残り17分で再開され、北川は再度コースイン。計測1周目、1分44秒927をマークし、ST4クラス4番手のタイムをマーク。更にタイムを短縮すべく、アタックを継続するも、パイパーコーナーでタイムロスがあったため、ベストラップ更新はならず。これでアタックを終了した北川は、このセッションをST4クラス10位で終えた。
Cドライバー予選では井上選手がドライブ。この予選は予選通過タイムをマークすることが前提のため、早々に基準タイムをクリアした後、タイヤ交換のシミュレーションを行うなど、決勝を見据えたピット作業手順の確認も合わせて行った。このセッションにおける井上選手のベストタイムは1分46秒650。ST4クラス7位でCドライバー予選を終える事となった。
スーパー耐久シリーズはA/Bドライバーの予選タイムの合計でグリッドが決まるため、この予選結果によりDIJON RacingエンドレスワコーズはST4クラス16番手から決勝スタートとなることとなった。
<9月6日(日)決勝日>
朝から降り続く雨も決勝前に止みはじめるが、路面はウェットコンディションのまま。タイヤ選択はチームによって様々。DIJON Racingはウェットタイヤを選択。スタートドライバーを務めるのは北川。オープニングラップに1台また1台と抜き、見事なスタートを決め、大幅なジャンプアップに成功する。その後もST4クラス最速のラップタイムを重ね、8周終了時には7位まで浮上する。
スタートしてわずか20分を超えた時点でレコードライン上が乾いてきたため、タイヤの磨耗を抑えるべく、ペースを落とし、コースの濡れた路面を走行し出来る限り長く走る作戦に出た。レース時間の半分となる1時間半を経過した頃、ライバル勢の多くがピットインする。
時折、細雨が降る状況だが、路面コンディションは微妙。レコードライン上は乾きつつあるも、レコードラインを外すとハーフウェット状態と非常に難しい路面コンディション。ラインを外さなければスリックタイヤで走行できるため、スリックタイヤに交換するチームが多々見られるようになった。
1時間半が経過した時点で、ここまで安定した走りを見せていた北川はついにクラストップまで順位を上げてきていた。そして1時間40分を経過する頃、スタート時に装着していたフロントタイヤが限界に達したため、48周を走りきり、北川がピットイン。ドライバーは井上へ交代し、タイヤはスリックタイヤを選択してコースへ復帰する。
ST4クラス7位でコースへ復帰した井上選手は27号車BRZ、40号車S2000、13号車86とのバトルを展開しながらも好ペースで周回を重ねる。レースがスタートして2時間20分を経過した頃、ST5クラスのマシンがクラッシュしたため、セーフティーカーが導入される。
予定よりは早いタイミングであったが、このタイミングで、DIJON Racingエンドレスワコーズはピットイン。素早くドライバー交代し、Takamori選手へドライバー交代し、最後を託す。
しかし、ピットロードからコースインする直前、オフィシャル車両が逆走でコースからピットロード出口へ進入してくる。このタイミングでピットロード出口の信号には赤が点灯され、ピットロードはクローズとなってしまった。
Takamori選手はかなりの時間をピット出口直前で足止めされ、このタイミングで、SCカーの隊列も通過したため、コースに復帰したTakamori選手は周回遅れとなってしまった。
レース終了まで残り時間は30分弱、クラス8位で復帰したTakamori選手。ラストスパートをかけ、周回を重ねていく。92周を走りきったDIJON RacingエンドレスワコーズはST4クラス7位でチェッカーを受け、今季初のシリーズポイントを獲得した。
2015年スーパー耐久シリーズも最終戦の鈴鹿ラウンドを残すのみとなりました。最後まで精一杯頑張りますので、引き続き皆様のご声援を賜りますよう、よろしくお願い致します。
Posted at 2016/10/27 18:19:20 | |
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