
勝先生の史跡を訪ねるのは、昨年6月に青春時代を過ごした墨田区本所から両国周辺にかけてと、今回の偉大な仕事を成し遂げた港区三田の薩摩藩邸跡から赤坂氷川神社と終焉の地である大田区洗足にかけてです。
先ず前半生に関して。
墨田区業平橋駅を降りてスカイツリーを右に見て牛島神社に向かいます。ここは青年時代に剣術の修行に通った場所です。勝先生は免許皆伝を貰い剣術に長けた人でしたが、決して刀を抜かなかったことで有名です。
次に墨田区役所に勝先生の銅像が立っています。墨田区役所には「勝海舟コーナー」という展示があります。
更に三つ目通りを南下しますと途中に妙見院があります。ここは子供時代に勝先生が睾丸を犬に咬まれて生死の境を彷徨っている時に、父の小吉が祈願したところです。
最後は両国駅近くの両国公園に勝先生誕生の地の碑があります。
両国橋を渡り、都営浅草線東日本橋駅から帰途につきました。
次に後半生に関して。
港区三田駅を降りて、先ず折畳み自転車を展開します。国道15号線を走ると右手に三菱自動車販売があり、その一角に江戸城開城記念碑があります。ここには当時薩摩藩邸蔵屋敷があり、江戸総攻撃の前日に西郷・勝会談が行われたところです。
次に右手に東京タワーを見ながら六本木を過ぎ、ロシア大使館前を通過して首都高速谷町JCTを右にして赤坂氷川神社へ向かいました。ここは勝が主に住居とした屋敷跡があります。
さてここからが大変。六本木ヒルズビルを左に見て外苑西通りを延々と南下します。五反田を過ぎて左折し、戸越から中原街道をひたすら走ると右手に洗足池公園があります。ここには勝先生が晩年に過ごした洗足別邸跡と勝夫妻の墓があります。
環状7号線を東へ、京急平和島駅から帰途につきました。ああっ、お尻が痛いぃ。
これで江戸・東京に於ける勝先生の史跡を見て回れました。残るは兵庫県の神戸海軍操練所跡と長崎県の海軍伝習所跡ですね。うーん、どうしましょう。
あっ、咸臨丸航海の地ロサンジェルスもありますねぇ。困ったなぁ、へへっ。
Posted at 2011/07/12 20:10:29 | |
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勝海舟 幕末 | 趣味