2012年04月20日
すみません。普段のblogでは書かない内容ですので、まぁ読んでいただけなくとも結構です (^_^;; 人それぞれ考え方に違いはありますからねぇ。でも私はこんな考えの持ち主なんですよぉ。
ダイヤモンド社 では、「失敗の本質」という書籍が、今再び脚光を浴びているという記事を書いています。
この本は私も初版を購入し読みました。30年近く前ですよね。たぶん今の私の考えの根幹になっているといっても過言ではないかもしれません。
記事の内容としてはダイヤモンド社ですから、基本的には 現代ビジネス に関係させており、日本人の特質から現代経営について述べているものです。
しかし私が一番気にする(考えさせられる)のが 第4回 です。ここでは 「日本人の空気」 についての記述が為されています。
私はこの 空気 が大っ嫌いです。人と比べ 天邪鬼 な傾向を示すのも、この空気が大っ嫌いであるからだと自己分析しています。この空気・・・・・先の戦争中は凄かったのでしょう。日本中がこの空気を吸い、あの無謀な戦争に邁進していったのです。決して政治家・軍人だけがあの戦争を起こしたわけではなく、当時の日本人が醸し出していたこの空気が原因なんだと思います。記事の中にも記述がありますが、この 空気 のおかげでどれだけの人間が死に追いやられたか。想像すればするほど涙が止まらなくなってしまいます。
また私は 陰謀史観 もまともに信じていません。例え陰謀があったとしても、そこに乗っかるか否かは選べるはずだという考えからです。そういう点からも日本人はこの 空気 を媒体にして、陰謀に乗っかりやすい(引っ掛かりやすい)国民だろうなぁと、判断しますがね。
さすがに場を白けさせる KY な発言をするか否かの 空気 くらいは読みますよ。でも、たぶん私にとって 空気を読む 優先順位は非常に低いと思います。
先の戦争でコテンパンに負け、自己反省もできずに戦勝国に裁判され、それをばねに高度成長してきたはずなのに、またこの 空気 に影響させられて迷走していますね。特に匿名性の高いネットの世界は、非常に怖いです。特定の 空気 を醸成させるにふさわしいツールですから。
さすがに当事者となる案件で、斜に構えて他人のふりをすることはしませんが、常に 「そこにいる自分」と「別の視点から見てる自分」を両立させて、これからの人生も過ごしていきたいと思いますね。
Posted at 2012/04/20 16:58:15 | |
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