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自分自身、いままで何台のクルマに出会い、そして別れてきたのだろうか。
基本飽きっぽいのに加えて、若いときには「いろんなクルマに乗りたい！」という気持ちが強かったので、買う→イジる（激しくではないですが）→満足する→手放すというパターンを、わりと早いサイクルで繰り返していました。
写真（ピンぼけでスミマセン！）は、かつての愛車セルシオ君がドナドナドナ〜されていく瞬間です。
もう10年近く前のことですが、昔の写真を探していたら出てきました。
（車高上げたので腰高ですね）
譲ったのは北海道の友人で、彼はこのあと、何年も大切に乗ってくれました。

以上、編集担当の思い出の一コマでした。

創世記のVIPカーの代表車種の1台として、初代シーマ（31シーマ）が挙げられますが、このクルマ、当時の日本車としては、スタイルも、性能も、装備もド肝を抜くものがありました。
たとえば強烈な加速。ターボ付きのモデルだと、発進時にマフラーが擦りそうなほど、テールを沈めて怒濤の勢いで飛び出していくんです。
装備面でも、ドアミラーにワイパーが付いてたり、加湿器（！）が選べたりとか、とにかく「日本車もついにここまできたか！」という驚きがありました。
そんなに凄いクルマをベースにVIP仕様にするなんて最高の贅沢！！　
いいものは時代が変わってもいい！！　
本当に凄いクルマです。　

Y31／32セドリック＆グロリア、Y31／32シーマ、10系セルシオ、13系クラウン、14系マジェスタ、インフィニティQ45……。VIP創世記を築き上げた時代の寵児たちと、そのクルマを心から愛して止まないユーザーを徹底的に応援する業界初（たぶん）の専門誌が5月25日、ついにデビューします。年式は少し旧めかもしれないけど、威風堂々とした高級車をベースにVIPドレスアップを施すことのカッコよさ！　『高旧進車』という本のタイトルには、少し旧いけど高級車を進化させて愉しむという意味合いが込められています。いままさに締め切りに向けて全開で頑張っていますので、応援ヨロシクお願いいたします！（K）