FORGE Motorsports ターボ・インタークーラーホース交換およびハイフローダンプバルブ交
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見えているのは、エアクリーナーから延びる、コンプレッサーへのインレットホースだけですが、全部で6本、コンプレッサー~インタークーラー~インレット側へあります。純正品がRSとはいえ、ゴム製でいかにも剛性がないものですが、シリコン製へと替わっています。
ゴールドフィルムは、懇意のガレージにて、英国製のレース用断熱フィルムで純正の樹脂パイプの上に貼ってもらいました。エキゾーストマニホールドの真上に当たるため、少しでもコンプレッサーへの空気温度を下げようとしたためです。
サーモーシールも貼ってありますが、エアクリーナー(K&Nの純正交換タイプに交換済み)を出た直後は、70℃くらいですが、ゴールドフィルムの左端では、88℃くらいになっています。
エンジンそのものはいじっていませんが、この作業だけでアクセルのレスポンスはかなり変わりました。RSのエンジンルームは予想以上に高くなるのでオーナーの皆さん、お気をつけください。
ちなみに私の場合、クーラントが異様に減り、走行5000km程度でミニマムレベルまで減り、あわててディーラーに行ったら、エア抜きが不完全だったとのこと。同じ8VのS3やA3でも時々起こっているとのこと。
しかし、10000kmで再びminとmaxの間くらいまで減ったため、一日加圧して点検してもらいましたが、漏れはありませんでした。今までこんな経験はAudi5台の中で一度も経験していません。
とにかく、冷却系とエンジンオイルにはかなり気をつかう必要の車ではあります。
インタークーラーも15万円ほどで出ていて、一番効果があると思いますが、日本仕様の場合DCCが標準で付いているのでそのままでは交換できません。
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右端のシルバーの部分から右側がつい先日発売されたばかりのFORGE Motorsportsのハイフロー・ダンプバルブです。4気筒ターボ車のディバーターバルブと同じ働きをするものです。8Pの頃から出ていたのですが、8Vに合わせて改良し、ノーマルに比べると、外径でひとまわり、内径も同じように太く、かつ面がスムーズに加工されています。ノーマルが420馬力までの対応に対して、これは500馬力以上もOKとのことで、ノーマルには明らかにオーバースペックなので、効果が出るかどうかわかりませんでした。
しかし、交換後は走り出した瞬間にまるでフライホイールを軽量化したエンジン(実際に軽量化したクルマに乗ったことはないのですが)のように、レスポンスガ鋭くなり、加速時はもちろん、減速から加速へのピックアップは驚くほどで、走らせるのが一段と楽しくくなりました。
8万円余りしますが、冷却系の弱さを考えると、サブコンでパワーを上げるより、ノーマルの持つ力をできるだけ引き出す方向が、このRSには向いていると思います。
ちなみに、この製品は余剰のエアを大気開放するか、エアクリーナーへ戻す(本来のディバーターバルブ)かを選べますが、私は後者を選び、作業してくれたショップでもそれを勧めてくれました。
最後に少し自慢ですがこのパーツは1月27日現在で、正規には2個しか輸入されていなくて、もう一つは売約済みだそうですが、まだ作業はされていないとのことでした。
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