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2022年12月13日

プラモ ~タイレルP34制作~

プラモ ~タイレルP34制作~ 8月に再販されたタミヤ1/12タイレルP34を買いました。
制作にどっぷりハマってます。


資料も準備済み。
10月には待望のMP4/6も発売しました。

タミヤは1976年のP34ですが個人的には1977年の前期型が好きなんですよね。
で、77年型も作りたくなり・・・

フジミ1/20ティレルP34後期型。
後期型は前輪がワイドトレッドであまりカッコイイとは言えませんが・・・・
でも前期型のプラモは売ってないんですよね(タミヤのRCはありましたね)。

まず1/12から・・・
コクピットパネルがモナカ割なので合わせ目を消しました。

中央のインテークの凹んだ部分にも合わせ目が出てます。


この凹み部分の合わせ目を消すのは難しいので0.3mm厚のプラ板を貼り付けました。


アッパーパネルにはリベットのモールドがされてますが研ぎ出しの邪魔になるので0.5mmのドリルで穴を開け凹モールドにしました。
右がビフォー、左がアフター。

このキットは初版が1977年発売と非常に古いです。
キット自体は初版から変更がありませんが再販途中からエッチングパーツとアルミファンネルが追加されてます。

しかしブレーキローターのエッチングを貼り付けるとこのようにエッチング分だけ厚みが増すのでキャリパーに隙間が・・・(^^;)
この辺は何とかして欲しいですね。


隙間分プラ板で調整しました。

※ブレーキローターを作ってから気づいたのでこのやり方にしましたが、ローターをエッチングの厚み分薄くしてやると良いと思います。


1976年のP34といえばスウェーデンGPで優勝したカーナンバー3のシェクター車を作るのが多いと思いますが今回はあえてドゥパイエ車で作ります。
ドゥパイエ車のシートは背面に無数の穴が開けられているのでそれを再現します。
ついでにシートベルトを通す穴も開けます。


1mmのドリルでこんな感じに。


フロント部分のブレーキホースやバッテリーケーブル等パイピングしました。


コクピットのメーター付近のケーブルも取り付けます。
資料を見てもイマイチ分からない(配線多すぎ)のでスイッチやランプのある部分のみパイピングしました。


それなりにまとめて固定しました。


実車はフロントブレーキの冷却にホースをフロントカウルからブレーキに接続されてます。
キットではスプリングをホース代わりに使用してます。
しかし4つともスプリングを取り付けるとかなりテンションがかかってうまくステアができません。

資料を見るとフロントタイヤ後ろ側はブレーキダクトを付けていたGPもあったのでそちらを再現します。

プラ板でダクトを作りました。


ここで気になったのがフロント後ろ側のハブが微妙にトーインになってます。


ステアのリンクバーを少し真鍮線で伸ばしました。


ほぼトーゼロになったと思います。


足回りをガチャガチャ弄ってたらやってしまいました。
リンクのCの部分が折れました(ーー;)
とりあえず0.3mmの真鍮線で補強しました。
この辺のパーツは金属にして欲しいですね。
全てプラスチックなのでとにかく剛性がありません・・・あまりステアしない方がいいかも・・・・・


エンジンはプラグコードが再現されてますが、サイズが太いので細いもの(0.8mm)に交換しました。
でも差込口に隙間ができます。


0.8mmのコードの先端にキット付属にコードを差し込み、接着。


自然な感じになりました。
燃料ホースは白のコードだったのでクリアーブラウンの透明チューブに交換しました。

エキマニは説明図ではセミグロスブラックなのですがそれでは味気ないので少し工夫します。

ブラックをウエット気味に塗装し、アルクラッドのポリッシュドアルミを吹付け。
その後、クリアーブラウンを曲がってる部分を中心に吹き付けました。
ここまではいつも行ってるエキマニやマフラーの塗装です。


さらにこの上にクリアーブラックを塗装しました。


最後につや消しクリアーを塗装。
画像ではほとんど分かりませんが、微妙にラメが見えて金属っぽくなったと思います。


1/20のP34のエンジンも同じように塗りました。
こちらはコード類は全く再現されてないので1/12を真似して追加しました。
同じエンジンをスケール違いで作るのはなかなか面白いです(笑)
こうして見るとやはり1/12の方が情報量が多くリアルですね。


モノコックとエンジンを合体させます。
タイヤを取り付けて4輪設置するか確認しました。


ここまでくるとスケールの大きさもありテンション上がります(笑)


オイルクーラーを取り付けました。


その横にラジエーターが付きます。
このラジエーターはカウルを付けても見えるのでカウルを仮組みして位置を調整しました。
古いキットとはいえ流石タミヤ、位置調整は少しですみました。
とはいえラジエーターの配管を取り付けるのは一苦労しました。


オイルクーラーのホースはメッシュホースに変えました。
パイピングも資料を見て色々増やしてみました。



で・・・1/20のP34です。

このP34はモノコックとアッパーパネルが一体成型なので塗り分けが必要です。
モノコック部分をマスキングしてホワイト→ブルーを塗りました。


使った塗料はバルケッタのP34ブルー。


ブルーの上から半艶クリアーを塗装。
乾燥後、ブルーの部分をマスキングしてブラック→Mr.カラーのスーパークロームシルバー2を塗装。
マスキングが非常に面倒でした。


後期型はオイルクーラーがフロントに移動してます。
そのオイルクーラーのホースがアッパーパネル上にありますがキットのホース、位置が間違ってました。
因みにこのホース、プラスチックです。


資料を見てみるとオイルクーラーに繋がってるホースが上下逆になってます。


ホース自体をメッシュホースに置き換えました。


エンジンとドッキング。
一応、仮組み時にモノコックとエンジンが真っ直ぐなるように調整したんですが・・・・
試しにタイヤが4本設置するか見てみると3輪になりました(ーー;)
もう一度エンジンを外して再調整しました。
フジミはこの部分が鬼門かもしれません。


ただこの時代のF1はフロアパネルがないのでまだ調整しやすいかも。


実車にはロールバーにキルスイッチがあるので汎用エッチングで再現しました。
このキットにはキルスイッチは再現されてませんがカウルには穴が空いてるんですよね・・・


カウルを取り付けるとこんな感じです。
イイ!・・自己満足(^^)


ラジエーターの取り付けも厄介でした。
説明図通りに組んでもラジエーターが正しい位置になりません。
カウルを合わせながら位置を合わせましたが少しストレスでした(^^;)


なんとかここまでできました。


タミヤは1977年発売の古いキットですがやはり分かりやすく作りやすいですね。
ただ、できることなら足回りの剛性を上げる対策をしてもらいたいです。値段も結構上がってることですし。
フジミは2012年に発売で比較的新しめのキットです。
あくまで個人的な感想ですがタミヤはバランスよくディフォルメされてますが、フジミは実車に忠実な感じがします。
パーツ自体も非常にシャープで、かなり頑張ってると思います。
しかし謎のフジミクオリティーが存在してますね・・・組立説明図をみても悩む時があります(笑)
でもその辺が妙に楽しくて、フジミF1のファンになりました。



F1のプラモはいくつか積んでます。

その中でもセナがドライブしたF1マシンが多いです。
現在のセナのF1マシンは8台あります。
あとはトールマン、マクラーレンMP4/5、MP4/8が手に入ればコンプリートです。
トールマンはプラモがないので手に入れるのは難しいかな・・・
いつか全部完成させてセナコレクションホールを夢見てます(笑)
ブログ一覧 | 模型 | 日記
Posted at 2022/12/13 21:39:11

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この記事へのコメント

2023年2月6日 7:52
PEROさん
おはようございます。
見えない部分にもモデラ-としての拘りがありますね。
出来るだけ忠実にリアルに
模型の醍醐味だと思います。
このタイレルP34
後にも先にも出てこないでしょうね。
こうしてみると
その複雑な構造もよくわかりました。
まだまだ続くと思いますが
頑張ってくださいね。
ありがとうございました。
コメントへの返答
2023年2月6日 22:19
こんばんは。
コメントありがとうございます。
こういうスケールモデルは実物があるのでゴールはその実物にどこまで近付けるかなんですよね。

と言ってもデカールの段差を消して艶々に仕上げるのは実車を再現してることにはならないんですけどね(^^;
まあそこは模型的解釈ということでしょうか。

タイレル、今回はボディーカウル制作を後回しにしたので塗装乾燥待ちで時間がかかりましたがなんとか完成が見えてきました。

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昔からホンダ党でしたが、今ではビート党です。 ビートマニア目指して日々ビートライフを楽しんでます。
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