
新潟県関温泉のうぐいすの初音に泊まってきました。
前回は車でしたが、今回は、電車での旅。まずは、長野新幹線で長野まで。平成24年導入のE7系です。
ちょっと奮発して、
グランクラスです。

横幅ゆったりのシートで、快適。「おもてなし」を感じます。
窓越しには、夏の空と秋の空が混ざっています。
長野からは、在来線の信越本線に乗り換え。そこで待っていたのは、「The 国鉄」。
115系です。昭和38年から昭和58年まで製造された車両で、乗った車両は、昭和56年製です。
私には、懐かしいパーツが一杯。でも、ここでは現役です。
車窓からは、稲刈りの風景も。
左が稲で、右が蕎麦?
関山駅に到着し、宿の車で本日の宿、うぐいすの初音へ。
この宿は、明治19年創業で、平成19年に「越後モダン」がテーマの癒しの湯宿へリニューアル。
関温泉は、弘法大師が発見し、上杉謙信の隠し湯と言われています。本格的に温泉地として整備されたのは、江戸時代は8代将軍徳川吉宗の時代。小規模ながら、歴史のある温泉です。
平成16年には、100%かけ流し宣言をしています。
モダンにリニューアルされているお宿ですが、
古いものも大事にしていて、浴場には、おしゃれな木桶のほかに、こんなものも。
同じ宿に2回泊まることは、ビジネスホテルを除けば、中々ないのですが、また泊まったのは、料理が美味しかったからです。食事は、個室です。
スタートは前菜から。
刺身。最近の甘エビは、大きいですね。
揚げもの。左は、ほたてのおかき揚げ。ぷりぷりしています。
きのこ汁。こういった素朴なものほど、美味しいのが、この宿の特徴です。
煮物として、塩のっぺ。こちらの海老もぷりぷりしてます。また、野菜も一品一品の味が濃いです。あんの使い方も上手。
続いて、うにの豆乳茶碗蒸し。うにが絶品。茶碗蒸しは、ちょっと量が多かったかな。
焼き物とご飯とお味噌汁。お米は、妙高山コシヒカリ。お味噌は越後みそで、これも美味しいです。
最後は、抹茶のアイスクリーム。そんなに甘くなく、抹茶の味がしっかりでていて、最後まで隙がありません。
朝食も、盛り付けが綺麗です。
チェックアウト時間ぎりぎりまで粘ってから、関山駅へ。なかなか、おしゃれな駅舎です。
帰りの信越本線は、妙高号(といっても、乗車券だけで乗れます)。
こちらは189系。昭和53年製造のようです(誰が書いたかは知らないけどWikiって便利ですね)。
行きの車両は、とても綺麗に整備されていましたが、こちらは、古さを隠しきれず。
車窓から。本日もお天気良く、日差しのあるときは、結構じりじりし、日蔭はひんやりです。
長野からは、平成9年の開業当初から使用しているE2系で帰京となりました。
今回の旅は、平成と昭和のおもてなしを行ったり来たりする旅となりました。
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Posted at
2014/09/15 13:01:44