整備中隊のブログ一覧

2003年2月26日、JR西日本の新幹線で運転士が居眠り運転により岡山駅を8メーター程オーバーランする事故が起きた。
運転士は前日10時間程度の睡眠時間をとっていたが280km/hで運転中に強い眠気を感じたという。
診察の結果、睡眠時無呼吸症候群という病気に罹患していた事が明らかになった。

ヨメからイビキが酷くて呼吸が停止していると指摘があり睡眠監視アプリを入れてみると


これはまずいので呼吸器内科に検査入院



全身に電極を装着し脳波、心電図、呼吸、血中酸素濃度を測定。この状態で7時間ほど眠りました。


検査結果は1時間あたり低呼吸と無呼吸の回数(AHI値)が48.9という恐ろしい数値
血中酸素濃度は83%とほぼゾンビ状態

20以上で呼吸器(C-PAP)使用、30以上は重症

即日、タイトル画像の呼吸器をレンタルする流れとなりました。
結果はイビキもなくなり快適な睡眠で無呼吸もなくなりました。

睡眠時無呼吸症候群は放置すると日中の眠気だけではなく酸欠による心筋梗塞、脳梗塞、高血圧、細胞レベルの重大なダメージを受けます
本人は意識が無いので自分では気づきません

私は肥満していないので舌と骨格が原因らしいので一生涯この機械のお世話になる模様