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昨年末、帰省する娘からのリクエストでバングラデシュ・カレーを作る。

←我が家ではカレーと言えば、このカレーのみである。
中に入っているのは鶏肉、トマト、ナスのみ・・・場合によってはマッシュルームなども・・・。
カレーソースはＳ＆Ｂのカレーパウダーとサラダオイル、塩、七味を中心に・・・。
これで、結構イケル・・・♪

カレーソースはご飯にかけて食べてもいいし、軽く焦げ目をつけたバゲット、トースト、ナン（市販の）でも良い。
私は軽くこげ目をつけたトーストか、ちょっと焼いたバゲットを浸しながら食べるのが好きだ。


このカレーの作り方を教わったのは、今から○十年前、まだ高校生の頃だった。
教えてくれたのは当時東パキスタンから大阪・堺にあった日○造船に造船技術を学びにきていた兄弟だった。この兄弟は現在多くいる「出稼ぎ外国人」ではなく、「ぼくたちは日本の造船技術を学んで、そしてお国のためにその技術を役立てたい」と、その真っ黒い澄んだ目で、熱く私と、私の友人に語った。

その後数年して、西と東のパキスタンで内紛が起こり、東パキスタンはその国名を「バングラデシュ」と改めた。
だからこのカレーは、教わったときは東パキスタン・カレー、のちにバングラデシュ・カレーなのである。

このカレーを作るとき、今でも彼らの「お国のために・・・」と語ったその真剣なまなざしを思い浮かべる。

今、外国へ留学する人、熱くこの国の政治を語る政治家、官僚たち、役人たち・・・そして私たち、私たち一般市民も・・・いったい、何人の人がまっすぐなまなざしで「この国のために・・・」と語れるのだろうか・・・？

日本に住む若い世代の人たちに「今の若いもんは・・・」と言う資格があるのか？
アンタたち、いや、私たちの世代がちゃんとできていないのに、はたして若い人たちにいったい、何を教えられるのだろうか・・・といつも自問自答する。

「私こそはいつもこの国のことを思って・・・」と胸を張って答えることのできない自分が、ここにいる・・・。

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　　　　　　　以上、カレーの紹介記事です・・・他のことはあまり気にしないで無視してね・・・♪

まだつい先日、一昨日の夕方のことである。

大晦日の夜とあって、さすがにもう今日は外へ飲みに行く人も無いだろうし、代行の仕事は無いだろう、と思い、娘と二人でのんびりバングラデシュ・カレーを食べていた時にその電話がかかってきた。

電話の内容はといえば、つまり「ちょっと車から離れた時に車の鍵を無くしてしまった。キーレス車なので、車の中には入れるが、エンジンをかけられない。スペアーキーは自宅にあるので、そのスペアーキーを持って、ここ、美山町まで届けてほしい」という依頼であった。

もちろん、こんな依頼は「飲酒運転防止のための運転代行業」の業務には無い。それに、今日一日はもう休業体制を決め込んでいたので、「すいません、今日はお休みですし・・・そういう業務は・・・」と断ったのだが、電話の主は、ほんとうに困り果てた様子・・・。
また電話の主の自宅は、我が家と同じ町、しかも同じ町内・・・ちょうど1年ほど前に越してきた人だったのだ。

そうとわかれば、これは仕事がどうのこうのと言ってる場合じゃない。
「あぁ・・・そういう事でしたらお困りでしょうし、仕事ではなく、普通に持って行って差し上げますよ。困ったときはお互い様・・・奥さんかどなたか、家におられますね」

突然の大雪の中、降り積もった雪道を美山町まで恐る恐るの約30キロ・・・ま、こんな経験も・・・それに私、この町の民生委員でもあるし・・・？

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上の写真は新年1月1日、昨日の運転代行中の写真・・・いつものお得意さんご一家をお送りした時の写真です・・・♪
いつもは私がお客さんの車を運転するのですが、この大雪なのでパートナーに代わってもらって私が随伴車を・・・。

昨年から就職のために京都を離れ、遠くに住む娘が帰省・・・。
二人して、静かで穏やかな大晦日を迎える・・・♪

いつまでもクルマ趣味から離れられない親を知ってか、知らないでか・・・社会人となった娘は・・・まばゆい・・・。
我が家は反面教師・・・。

娘が小さかったころ、夫はいつも娘たちに言い聞かせた。
「学校ってのは毎日してはるんやから、用事のある時はお休みしたらええんよ・・・」
そして、こうも言った・・・「女の子やし、大学も行ってもええし、行かんかってもええんよ・・・」

私も未だに古いガラクタばかり集め、車趣味をやめようともしない・・・（×。×；）

でも、娘は正月休みには帰ってきてくれた・・・私に会うために・・・♪


しっかし・・・こらぁ！もう一人の娘・・・アンタは何で、帰ってきえへんねん・・・！！！母はさびしい・・・。

ええよ、そしたら・・・こっちから、行くからね・・・覚悟おし・・・

みなさん・・・お正月ぐらいは家に帰りましょうね・・・！

どうか、来年も・・・いけない、新年になってしまった・・・。

ええい・・・あけましておめでとうございまーす・・・♪