キャリパー塗装
1
じぁあ早速 準備から
ブレーキピストンを押し込んで元に戻しておきます。
エンジンかけて写真の様なものを使い、ブレーキを踏み込みます。
エンジンオフ後、バッテリー端子を外します。
これでストップランプが消え、バッテリーの消費が抑えられます。
また、こうしておくことでブレーキラインを切ってもブレーキフルードが垂れてきません。
今回はリヤのを例にします。フロントは無我夢中で撮り忘れが多くて(ノД`)
尚、グラインダー等を用いて研磨してはいけない所、塗装してはいけない所、給脂の仕方がわからない人、エア抜きの仕方がわからない人は絶対にやらないで下さい。
2
10mmのフレアレンチを使い(15Nm)
ブレーキラインを切ります。
雫は垂れるかもしれませんが
ブレーキペダルを踏んでいるので
これ以上垂れてきません。
フレキシブルホースを緩めます。15mmです(23Nm)。
フロントは14mmです(30Nm)。
マウントボルトとスライドピンボルトを外します。
フロントのマウントボルトは107Nm
リヤは88Nm
スライドピンボルトは前後ともに34Nm
3
ピストンを手で押し込んで中のフルードを抜いておきます。
グラインダーで研磨します。
#40で荒削りして
#400で整えます。
写真ではフレキシブルホースを付け直して撮影していますが
外してショップタオルなどで栓をしておいた方がいいです。
万が一ホースを損傷すると厄介です。
かなり鉄粉も飛びますしうるさいので
ゴーグル、耳栓、厚手のグローブで防護してください。
4
グラインダーで研磨出来ない細かいところを写真のディスクで研磨します。
更にこれでも届かないところはワイヤーブラシで頑張ります。
今回は結晶塗装なので表面はツルツルにしなくても良いです。
ツルツルにしたのは特に目のつくバリのところと、カッチングシートを貼る場所だけにしました。
もし普通に塗装するのであれば、綺麗に下地を作らなければならないのでもっともっと時間をかける必要があります。
ベルトサンダーなども必要です。
研磨し終えたら中速乾タイプのパーツクリーナーで洗い流します。
5
シリコンオフしてマスキング
固定ボルト部分とプラグ、ピストン、ブーツ、パッドサポート及びフルードの所をマスキングしています。
フルードの所は、ショップタオルを押し込んで余分な部分をニッパでカットしマスキングテープを貼っています。
120度くらいなので
今回はシリンダーブーツやダストブーツは外さず塗装します。
近いうち、O/Hします。
尚、仕上がりを意識して付いてた方向で吊り下げます。
キャリパーはブリーダープラグが付いてる側が上です。
6
ミッチャクロンを吹いて20分。結晶塗装を行います。
捨て吹きして異常がないか確かめます。
この時スプレーの向け方を確かめると良いです。
10分待って2回目で本塗りです。LEDライト片手に塗装の厚みと吹き漏れを確かめます。
裏側、下、細部を塗ってから最後に1番目に付くところを塗ります。
15分待って
段ボールで作った炉に入れます。
120度15分
7
8
マウントを固定し
キャリパーにフレキシブルホースを繋ぎます。
キャリパーを固定します。
パッド等を組んで、ブレーキラインを連結します。
ブレーキペダルのつっぱり棒を外して、バッテリー端子を繋ぎます。
エア抜きして、フルードを補充
完成したのがこちら
こんなかっこよくなりました。
関連パーツレビュー
[PR]Yahoo!ショッピング
タグ
関連コンテンツ( 縮み塗装 の関連コンテンツ )
関連整備ピックアップ
関連リンク
この記事へのコメント
ユーザーの設定によりコメントできません。