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54歳という年齢になり、健康寿命の終わりを意識するようになった。
庭の木が伸び放題になったご高齢者さんのお宅を頻繁にみかけ、自分は早めに手仕舞いすることにした。
身体が動かせるうちに樹木を伐採して庭仕舞いとした。自分でコントロール出来なくなって他人様に迷惑をかけるのは嫌だ。

一夏をかけて庭仕舞いを終えて、今後のカーライフとバイクライフも考えてみた。

適切な縮小が望ましい。健康寿命は早ければ5年くらいで終わる場合だってある。そうなれば働けない日々となり、当然収入面で厳しくなる。余裕があるうちに適切な縮小が望ましい。たとえ何かがあっても、維持が容易な体制を構築しておきたい。

軽自動車が1台、趣味の二輪が数台。というところが当面、適正化の目標になる気がする。

4輪車については若い頃に思い描いた理想を実現できた。数千万円する車に乗る事は叶わなかったけど、十二分に自分の乗りたい車に乗ることが出来た。焦がれるほど欲しい車はもう無い。今回の人生ではやり切ったと思う。

2輪についてはまだ少し欲が残っている。
ただし老いを自覚できずに、人様に迷惑をかけるわけにはいかない。
自分の体力や認知能力をしっかり理解して、安全に乗る事ができるバイクをじっくり検討したい。

若い頃、男の人生はだいたい30で勝負が決まり、ごく稀に40で試合をひっくり返すやつがいて、50を過ぎたら完全決着。そう思っていた。ほぼ間違いでは無いだろう。楽しい人生だった。

週末はレッドバロンにでも行ってみようかな。