
先日のミーティングお疲れ様でした!
雨降っちゃったので撮影とかできなくて残念でしたが(><)
さてさて、最近話題?の自衛艦とプレジャーボートの衝突事故についてかな?
新聞やニュースではここぞとばかりに自衛艦たたきしてるみたいですが、実際の所は様子が違うみたいですね。
これは航跡や船体についた傷とかからわかったことのようですが、どうやらプレジャーボート側から自衛艦に特攻してったようです。
ホントこういう人たちってオツムが弱いというかなんというか・・・(^^;
ちなみに、このプレジャーボートは、どうやら地元の漁協組合に入ってない遊漁船のようで、漁業についてとやかく言える立場でもなさそう・・・。
なので、私はあえて漁船とは書かずにプレジャーボートと書いてます。
ちなみに自衛艦が一番漁業関係のものに対して注意して運行していますよ!
まぁ、今回の事件は完全にとびうおの自爆テロだったというわけですな!!!
・・・おっと誰かが(ry
さてさて、Yahooの記事に航跡図が出ている記事がありました。
実はある一定サイズ以上の船には自分の位置や自身の詳細情報を発信する装置が取り付けられています。
これは、AIS
(オートマチック アイデンティフィケーション システム/船舶自動識別装置)と呼ばれる装置で、国際条約にも定められていて、特定の条件下を除いて常時自身を表示していなければいけないとされています。
つまり記事内の航跡図は自衛艦の位置表示の履歴を表示したものということになりますね。
この情報を詳しく調べていけば、船の進路や速度なんかがわかっちゃうというすぐれものです。
悲しいかなプレジャーボート側にはAISがなかったようで、私の手持ち情報ではプレジャーボートの航跡は追いかけられませんでした。
少し衝突の記事にむかって話してしまいましたが、
本来であればAISはこういった衝突事故を回避することが目的に搭載と表示をするように、とされた装置です。
そのための方位と速力、船舶明細の表示なのです。
もっと言うと
情報をさらしてしまっているとかえって危険を招いてしまう地域というのも存在します。
AISの受信機自体は、知識と道具さえあればだれでも作れてしまう代物です。
なので例えば、キャプテンフィリップスに代表されるようなソマリア付近やマラッカ海峡なんてところでAISを表示してたら海賊のいい的になってしまいます。
要するにAISを消さなければいけない海域は危険な場所という事に他ならないわけです。
じゃぁ、こういったテロ行為を防ぐために日本でもAISを消した方がいいのか?、というとそういう話ではないのはわかりますよね。
瀬戸内に代表される内海や各港では島や建物などによる死角が多数存在します。
そういった航行する上で危険な場所で、他の船の存在がわかるAISというシステムは非常に役に立つシステムであると言えます。
まぁ、日本は比較的安全な国というのもあるのですが、消すことよりも付けていることによって得られる安全の割合がが非常に大きいということを理解していただきたいと思います。
そして、ひとたび事故が起きてしまえば、このAISを使って様々な状況データを回収して調査を行い、過失割合を出したり、同じ事故を繰り返さないように対策を練ったりすることができるというわけです。
車のドライブレコーダーとは少し違いますが、船にもこういったシステムがあるんですよ(^-^)
知っているからと言って自慢できるものではないかもしれないですけど、ちょっとでも興味を持っていただけたら嬉しいです♪
詩騎でした!
Posted at 2014/01/20 21:14:34 | |
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海の話 | 日記