この記事は浜岡原発停止について書いています。
参考URL
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/economy/chubu_electric_power/?1304937111
これで東海地方も計画停電を心配しなければいけなくなってしまいました。
賛否両論はありますが、わたしはどちらかというと、原発は稼動していてほしいと思っています。
理由は何点かあり、
まず一つ目に、深刻な電力不足に陥る可能性があること。
官僚曰く、国民に節電を求めるのはもちろんのこと、企業にも、
稼働時間短縮を行うなどの節電をしてほしい!といったような要請をだしたとのこと(若干ニュアンスが違ったかもしれませんが)
企業ってたぶんピンポイントで車メーカー各社に言ってるような気がするのは自分だけでしょうかね?
これによって起こる経済的な損失はどれほどのものになるか、想像はできません。
また、原発に関わっていた人達も当然ながら失業もしくはそれに類似した形になるものと思われます。
二つ目に、代替エネルギーがほとんど火力発電になってしまうこと。
これだけCo2を減らそうとしているのに、火力発電で足りなくなった電力を補おうとすれば、当然それ相応のCo2が発生してしまいます。(排出する際には何重にもフィルタをとおしはしますが)
それに加えて、大量の重油を消費します。
燃料費だけでもかなりの額が必要になるそうです。
当然ながら、この燃料費はそのまま電気料金に跳ね返ってきます。(国からお金を融通するといっていますが、当然税金でまかなう、ということです。これも官僚曰く、消費税を増やして補填する、とのこと)
コスト的にも原発は優秀なのです。
ほかにも言い出せばキリがありませんが、なんにしても停めることによって発生する損害が多々あるのが実情です。
当然、地震が起きたときのリスクや劣化などによるリスクも起こってきます。
今回の事案を見ればひとたび事故が起こってしまったあとの被害状況は明らかなので、省略します。
しかし、福島の原発も、実際には地震には耐えることが出来ました。問題は、その後に発生した津波によって、今回の大きな事故に発展しまったという事です。
原発は燃料搬入のために、海沿いにしか建設できないため、こうした事例は今後も発生する可能性は十分にあります。日本は地震大国です。逃れることはできません。
ですが、今回の事例を教訓にして、津波対策をもっと強化して、安全に稼動できるようにしてほしいと思うのです。
また、停めろ停めろと言っている官僚に一言いいたいです。
停めるのは別にかまいません。しかし、停めた後のことまで、本当に考えていますか?
代替エネルギーの案を早急に提案、実行してください。
もし、私がその立場に立てるのであればすぐにこういう案を立てると思います。
「船に原子力発電所を建設して、洋上から電力を供給できるようにしろ!」
と。
洋上であれば、地震や津波の影響は少ないですからね♪
この内容に関しても、賛否両論はあると思います。
もちろん、これは私個人の意見であり、各々違った意見があるのは当然です。
福島に住んでいるみん友だっていますから。
ただ、単純に「停めろ!停めろ!」ではなくて、「ちゃんとした手順を踏んで」そういう発言をしてほしいな、と思った次第です。
私も日頃、被災地域の方々を報道を通して見ていますし、非常に不謹慎とも取れる内容です。この記事を読んだことによって気分を害した方がいらしたら申し訳ありません。
Posted at 2011/05/09 21:53:58 | |
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