
書類一式用意したらいよいよ私もラリーカーのオーナーになるわけですが、「オーナーのくせにコ・ドライバーの何が面白いんだ?」と言われてしまったわけですよ(^^;)
そもそも、コ・ドライバーの
コ(Co)というのは
「共に」という意味で、SSラリーにおいては如何に安全に素早くゴールまで導くことができるか、TCラリー
(タイムコントロールラリー)においては如何に狂いの無い正確なドライビングをさせることができるかが腕の見せ所になってきます。
中継などを見てもドライバーにばかりスポットがあたり、コ・ドライバーがインタビューを受けることはあまりないのが寂しいところではあります(T-T)
とはいっても、WRCの中継をよーく見ると走り終わったドライバーがインタビューを受けている横でコ・ドライバーがいろいろ作業をしているところが見えると思います。
走り終わってもタイムを記帳したり、次のチェックポイントまでの行程確認やタイムコントロールをしたり、オフィシャルの指示をもらったりと裏方作業があって応対できないっていうのも少しありますけどね(^^;)
・・・噂ではチェックポイントの作業が終わったらリエゾン中ずーっと寝ているコ・ドライバーもいるんだとか。
そんなコ・ドライバーをやってきてすごくうれしく思ったのは、以前にもこのブログ中に書いたのですが、昨シーズンの序盤と終盤を比べたときに、トップとのタイム差がものすごく縮んだことですね。
もちろん、ドライバー本人のがんばりも大きいのですが、聞き取りやすいように話したり、ペースノートの作り方や読み方を変えてみたりといろいろな試行錯誤が実った証だとも思っています。
ドライバーの成長、私の成長が感じられたのはとてもうれしく思いましたし、誇らしくも感じました。
そして今年からは車も相方も新しくなり、また0からのスタートとなります。
ドライバーは完全な素人ですが、私のサポートで相方がどれだけの実力を発揮できるのか、どれくらい格上の相手
(中部地区のチャレンジクラスは排気量、駆動方式による区分がありません)に食らい付いていけるのかというのも楽しみなところではありますね!
今年はドライバーのサポートではなく、ドライバーを成長させるということに重点をおくことになるので、また違ったナビゲートをしなければいけません。
そこもまた、コ・ドライバーとしてのやりがいを感じるところだと思います(^^)v
Posted at 2015/01/30 23:25:14 | |
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C.M.S.C. | 日記