
モータースポーツは常に危険と隣り合わせです。
今回のラリーで改めて痛感いたしました。
関係各社様へは多大なご迷惑とご心配をお掛けしまして申し訳ありませんでした。
初完走まであと数キロというところで今年もやってしまいました。
川辺に落ちなかったのは不幸中の幸いではありましたが、車はもちろんのこと、ドライバー、コドライバー共に負傷という、いつにもないダメージを負う結果となってしまいました。
通年の石榑(イシグレ)峠、短縮された福王コース、新規に設けられた大安を回る3セクションで行われたラリー。
夜半から降りだした雨によってスリッピーな路面ではあったものの、すべて無難なタイムを刻み1度目のサービスへ。
降雨レーダからの予報によれば徐々におさまると出ていたのでギャンブルに出たものの、結果はハズレて一時的に雨が強くなるようなコンディションでした。
しかし、セレクトしたタイヤは思いの外グリップもよく、各SSでのタイムを更新し、徐々にテンポを掴み出します。
サービスへ戻ると、メカニック判断で強制的にラリータイヤに交換され最後のセクションへ。
これが大当たりとはいかずとも効果テキメンで、福王コースのフィニッシュ寸前で盛大なタコ躍りを披露することになりました!
そんななかでのスーパーベスト(オーバーオールで3位)だったのでリミッターが外れてしまったのかもしれません。
最終SS、「何としても帰りますよ」とあれだけスタート前に口酸っぱくいったにも関わらず盛大に立ち木にぶつかるというミスをやってしまいました。
今思えば、「速すぎる、抑えて!」の一言でも言えていれば完走、ひょっとしたら表彰台も夢ではなかったということを思えば、今回のミスがいかに重大なものであったかがわかります。
反省すると共に、先ずは各々怪我の治療に専念することからで、当面のエントリーは無さそうです。
ただ、他の車両の応援は怪我の状況にもよりますが参加する予定です。
不幸中の幸いで、私の場合はHANSによって首へのダメージは皆無でした。
しかし、トリップ計算でラリコンに指を置いていたため、右手親指の突き指と、衝突の際に左足中指が挟まれたことによるビビが見つかりました。あと背中も痛い。
・・・そういえば衝突の勢いでメガネもどこかへ翔んでいっちゃいました。車載が残ってたらどこに翔んでいっちゃったのか確認しておこうと思います。
今回の事故は、衝突の大きさの割にこの程度ですんでいるということは奇跡以外にはありません。
あくまでも競技中であり、規則に沿って安全対策を行った車両でのことですので、くれぐれも一般公道での違法改造やそれに類似する改造をした車両での暴走運転はしないようにしてください。
Posted at 2017/06/26 00:20:22 | |
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C.M.S.C. | 日記