
ラリー三河湾のエントリーリストでましたね!
気になる人はそんなにいないかもですが、第3弾です。
ペースノートを読んでる姿は映像で見ることができますが、肝心のノートを作ってる姿ってなかなか見ることはありません。
ペースノートとは、レッキ(コースの下見)のときに見たコースの見取り図をノートにメモをして、それをコ・ドライバーがレースのときに読み上げるものです。
そんな大切なペースノートは、ドライバー本人が主体となって作っています。
ドライバーはレッキのときにコーナーの向きや角度、コースの凹凸などをコ・ドライバーへ伝え、コ・ドライバーはそれをノートへメモしていきます。
細かく書き込めば書き込むほど情報が増えるので安全なように思えますが、情報の多いノートは読み上げるのも聞き取るのも大変になるので、情報の取捨選択は重要です。
また、レッキのときとレースのときでは車のスピードが全然違うので、それを踏まえたうえでのノート作成をしなければいけません。
例えばですが、同じコーナーでも速度が上がれば遠心力がかかって外側に振られてしまうので、見た目よりもキツイコーナーに見えることもありますし、ちょっとした地面の凹凸も速度が上がれば車体が跳ねてしまって危なくなる場合もあります。
そういった違いをイメージして、きちんとノートへ落とし込むにはソコソコの経験や技術が必要です。
もちろん、間違った情報をメモしてしまえばクラッシュしてしまうこともありますね。
ドライバーは、レース中にコースがイメージできる最適なノートの下地を作り、コ・ドライバーがそれを適切なタイミングで読み上げてフィードバックする。
これが前回のコラムに繋がる部分ですね。
なので、コ・ドライバーとペースノートはドライバーを大幅に強化する最強のパートナーでありパーツでもあるのです。
Posted at 2025/02/13 21:46:55 | |
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C.M.S.C. | 日記