2015シーズンが全戦予選落ちで終わろうとしている中、何とか2016シーズンにはこの現状を打破しなければならない。
その為には、一度セッティングをご破算にして、テスト走行が必要不可欠。
というわけで、走り放題デーに公式テスト(自称)を実施しました。
セッティングのテストなので、6枠分予約して、
・街乗りの減衰で走ってみる。
・街乗り減衰のまま、前後のタワーバーを抜いて走ってみる。
・街乗り減衰のまま、前タワーバーだけ付けて走ってみる。
・街乗り減衰のまま、後タワーバーだけ付けて走ってみる。
・一番乗りやすかった条件で、減衰だけ微調整してみる。
・時間があったら、リヤの車高も調整してみる。
という感じで、セッティングのテストなので(一応サーキットアタックカウンターも起動していましたが)基本的に1周のタイムアタックは行わず、各セクターで一部だけ本気で走る区間を作って、後からGPSロガーデータで検証することにしました。
1枠目は赤旗ですぐに中断してしまったので、ほとんど走れなかったのですが、走り放題なのであまり気にせず、余裕を持って時間を使い、2枠目からテスト開始。
街乗り減衰だと、確かに柔らか過ぎるものの、今まで走っていた状態よりは遥かに乗りやすいw
そして、ものすごくオーバーステア(汗)
今まで減衰を硬くする方向に進めすぎて、オーバーステアが分からないくらい足を動かなくしていたんですね…
現在の仕様だと、バランスは明らかにオーバーステアだということがよく分かった。
次の枠は、その減衰のまま、前後のタワーバーを抜いてみました。
ブラケットだけ残して、なんか間抜けな感じですが…^^;
そして、実際にタワーバー無しの状態を試してみた率直な感想としては、タワーバーがない方が遥かに足廻りの動きがよく分かる。
限界点が分かりやすくなって、変な安全マージンを残す必要がなくなった分、明らかに速く走れる。
実際、クリアラップになった時の1周のタイムを見てみると、
タイムアタックしてないのに、過去のベストを1.2秒も更新(爆)
まだテスト中なんですが…2015シーズンの試行錯誤は何だったのか…(-_-;
動画を見ても分かるとおり、もの凄いオーバーステアなんですが、動きが分かりやすいんでそのまま運転できる感じでした。
このタイムなら、当面の目標としていた2014年の山崎武司選手、2013年の黒岩唯一選手どころか、塚本奈々美選手よりも良いタイムだし、39秒台を出して初の予選突破(自称)も現実的なレベルに…
帰宅後に今回のロガーデータと、過去のベストのデータを比較しても、
やはりS字の旋回は明らかに速いし、このラップではスプーンをオーバーステアで失敗しているんですが、それでも過去の走行より若干速い。
減衰とリヤの車高をもう少し変えると、もっと上手く走れそう。
かなり良いデータが取れました。
こんな感じで、このまま順調にテストが進んでいくと思っていたんですが…
次回に続く。
Posted at 2016/03/16 00:03:38 | |
トラックバック(0) |
86 Racing | 日記