
なんやかんやの雑用を適当に終わらせ、M号のエンジンを降ろさなければ

ってことでサイレンサーがぶっ壊れたマフラーを外し、中間ストレートを外してみるとなにやら中からコロ~ン・・・ん

ありゃっ

もう飛び出してたのね

最初にM号を預かったときにタービンシャフトが折れてるのはすぐに分かってた・・・コンプレッサーブレードがハウジング内で踊ってブレードが折れてこちらは恐らく燃焼室へ・・・コンプレッションがF・Rで1K程度の誤差になってるし・・・
が、折れたタービンシャフトはEXハウジングに引っかかって溶けかけてると思ってたが、吹き飛ばされて危うくマフラー出口から飛び出す勢いでした
タービンシャフトが折れた原因は、某社製純正置き換えインタークーラー(2階建て構造のやつ)のタンクの溶接が割れてパックリ開いてる

激しい過給漏れでタービン回転数が以上上昇したのが直接の原因と一応断定してます

他にも某社製マフラーのサイレンサーが溶けて内部がひどく変形してしてたのも影響がある気もする・・・
以前、それまでメンテされてたお店にインタークーラーのタンクの溶接割れに関して相談されてたようですが、結果として対策されないままサーキット走行を繰り返してしまい、今回の結果に・・・
結果だけを見て評論するのはアホがすることだと思うけど、他人ながらに避けることができたんじゃないかと思う。それはお店もオーナーも基本は信頼関係で成り立ってるものだと思うが、その信頼関係って「他のお店に行かない」⇔「他のお客さんより特別扱いする」って次元の話じゃないと僕は考えてる。
例えばメイキング&セティングされた車を他のお店で評価・メンテされたりすることで、新たに不具合が発見されたり、第三者ならトラブルをいち早く発見できる可能性があるからだ。
なぜなら、どこのお店もそこなりの常識があって、ほかのお店の作業をまずは疑ってかかるものでしょう。だからいろんな人(お店)の意見を聞いてしかるべしと思うし、それを不快に感じるお店との付き合いはオーナーが判断すればいいことだと思う。最終的にどこのお店でどういう依頼をするか、そのメリット&デメリットもオーナーに帰属するんだから判断はオーナーの自由。
僕らお店は、特別扱いするかわりにお客さんを縛り付けるんじゃなしに、そのクルマがきちんと機能するように、最大限の知識と経験を惜しみなく投入することが業務だと思う。
僕は基本はECUのセッティングについてもロックをかけないし、生み出すのに相応の苦労や労力を要した加工も隠すことはしません。そのクルマには投入します。だから、作業分担してるお店も何店かあるし、他のお店からの依頼も受け付けてるし、ウチの常連だって他のお店に遊びに行くし、そんなモンだと思う。良くも悪くもヘンはこだわりがない人間ですから
僕もそれなりの歳になったせいか、人から悪く言われるのは”ヘ”とも思わんし、悪く言う人はその人にとってそうすることがメリットなのかもしれんと思うから・・・自動車(チューニング)業界も医療みたいに1店集中からマルチになることがオーナーにとってもお店にとっても健全な状況だとおもうなぁ
・・・と脱線しましたが、M号はタービン~フロントパイプ間のつなぎ部分に加工がしてあって、それがぶっ壊れてるせいで、溶接とかして無理して外すより、フロントパイプも付いてる状態でエンジンと一緒に降ろしたろか
ブログ一覧 |
ターボチューン | 日記
Posted at
2010/05/22 02:11:29